トランプ大統領は天才なのか、はたまたアホなのか。今回はズバリ教えよう。
まずはこの記事。
https://www.zerohedge.com/news/2019-03-08/trump-may-charge-allies-600-more-hosting-us-troops
英文だが、書いてあることは簡単に言えば、米軍が居座っている国に対して、これからは
- 「駐留費」の全額は各国に負担してもらうじゃないか!
さらに、
- 俺たちが守ってやっているんだから、駐留費全額負担に加えて、駐留費の50%を上乗せして請求したるわい!
というのが「費用プラス50」政策の内容だ。
相変わらず、めちゃくちゃなジャイアンっぷりを発揮している。
現在の負担率は、
- 日本:75~80%
- サウジアラビア:65%
- 韓国50%
- ドイツ28%
これらを150%に引き上げるって話だからが、日本で2倍、韓国で3倍、ドイツは5倍の財政支出をしないとならない。
なぜトランプはこうも喧嘩ばかりを売るのか?
答え:彼は天才だからだ。
奴は普通ではないのだ。でなければ、個人資産6兆円などという額は決して作れない。
彼がやりたいことは、全世界の米軍を撤退させて、官僚(軍産、要は戦争をしてお仕事をしている人たち)を破壊することだからだ。
すべてはこの流れに沿って動いている。
この政策が実行された場合、おそらく払うのは、日本だけだろうな。日本は200年続く世界最強官僚国家だから、ボス。
米朝首脳会談が終わった後、急にトランプさんは日本に言及したが、あれはジャブであり、演技者だ。
ボスは最後に倒される運命なのだ。
こうしてアメリカは世界から意図的に嫌われて、同盟国は独立を果たし、アメリカ帝国への一国集中型時代は終わっていく。
韓国は、北朝鮮と和解していけば、もう米軍はいらない。増額は拒否して、そんなもの払えるか!と逆ギレ(演技)すればいい。
米朝会談が破談したワケ
北朝鮮問題の解決はあえてしなかった。北朝鮮が開かれたら、その特需もアジアが持っていけばいい。実際、あの破談でその流れは加速した。
こうしてアジアの時代はジワジワと進んでいくわけで、オレが北朝鮮への移住を熱望しているのも理解できるだろう。この場所に世界のマネーが一気に押し寄せるのだ!
オレはこの洪水の中に身を置きたいのだ!
ドイツは怒り心頭
米中貿易戦争は一点、手を緩めて、次なるターゲットとしているは、欧州だろうな。
ドイツからしたら朝起きたら、
「ドンドンドンドン!お前ら5倍の駐留米軍費用を払え!」
とトランプさんが玄関を叩いているわけだ。
はいそうですか、とは言えないだろう。無茶苦茶言って、欧州はロシアと仲良しにさせる魂胆だ。
すべてはそのための演技。嫌われる役目は、天才しかできないのである。こうして戦争は世界から徐々に消えていく。
それにしても、同盟国の家族割引ならぬ、家族割り増し作戦はすごいね。なかなか、できることはない。
そして最後まで、見て見ぬふりをする日本(官)はきっと米軍撤退をそっと見ながら生きた心地はしないだろう。自分たちの利権がどんどん消えていくのだから当然だ。オレの世代は、バブルを知らない。
今の50、60の世代たちは、バブルで潤った。しかし、そのバブルは、戦争をベースとした犠牲者たちによって作られた一時的な泡だ
(加えてあのバブルの時代に財を成したもののうちのほとんどは消えてた。これは次の世代にとっては大きな教訓だ)。
今度は違う。
トランプ大統領が再選後、一旦は世界経済は崩壊へと向かい、そのあと、アジアを中心に大きく浮上し、それが長く続くのである。
こうして、投資家たちが主役となる時代が幕を開けるのである。
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