日本の常識は“ほぼ”世界の非常識⁉BOBOSミニマリストのつぶやきブログ

世の中の「言ってはいけないこと」はほぼ正しい。BOBOSオジサンから覚醒者たちへの遺言。

年収1000万円サラリーマン VS 年収330万円経営者

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スーパーサラリーマン



部長、課長を任されているサラリーマン戦士と話す機会があるのだが、話せば話すほどすごい戦士ばかりだ。

 

そして、思う。オレには絶対に無理だ・・・。

 

おそらくオレが若返ったとして、サラリーマンワールドに足を踏み入れて、年収1000万円を突破することはできないだろう。

 

しかし、小さな経営者として年収330万円くらいなら比較的容易に到達できると考える。

 

残酷な現実なのだが、

 

年収1000万円サラリーマン VS 年収330万円経営者

 

では結果はほぼ同じなのだ。

 

スーパーサラリーマンへの道


サラリーマンのみで年収1000万円を狙う場合、確実に部長、課長を目指していくことになる。

 

サラリーマンワールドは、肩書、つまり職位による格差が非常に大きく、役職が上がることで年収が上がるからだ。

 

平均的には、課長職であれば、600万円~800万円。

大企業であれば、900万円~1000万円。

 

年収1000万円というのは、大企業でようやく到達できる領域にある。大企業の中で、部長職になる道を目指す場合、年齢としては、課長なら30代前半、部長なら40歳後半くらいだろうか。

 

地方での部長職である場合は、年収500万円くらいが現実的な数字だと思う。そして、大企業であれば皆が狙う椅子こそが部長職の椅子である。

 

転職することなく、キャリアを積み上げてそこまで昇っていくには、並大抵の努力では到達できないだろう。

 

部長戦士はどれくらいいる?


日本では約40万人の部長族がいる。そのうち大企業は約13万人。

総労働者数から考えると、数百人に1人の確率だから、ざっと150人に1人くらいだ。

 

上場企業においては、隙さえあれば、係長、部長、課長になりたいと思う猛者どもで激しいはずだ。いかにミスをせず、上り詰めるかの世界。

 

椅子はひとつであるため、あの手この手の罠が仕掛けられている。

例えば、一度、部長職につき、ハニートラップをかけられて引きずり落された場合は降格ということになる。

 

しかし、元部長というポジションの影響力は残ってしまうため、元部長だった人物を部下には抱えにくい。そのため部長職から外れた人間はその瞬間に社内にはいられなくなり、大抵の場合は、子会社に出向となる。

 

そこでさらなる茨の道を歩むわけだ。大企業である場合、

 

部長=執行役員

 

とほぼイコールであるので、彼らはひとつやふたつ過去の伝説、実績を持った上で、最短の道を辿っていくような人間であることが多い。

少なくとも、平でくすぶっていることはない。

 

すべてのポジションで実績を作ってきている、まさにスーパーマンなのだ。しかし、そんなスーパーマンであっても報酬面を見ると決して報われているとは言い難い。

 

サラリーマンの給料の罠


サラリーマンという属性で年収330万円の経営者と比べると、

同じ自由度を獲得するには、大体3倍くらいの年収が必要になる。

 

つまり、自由度で言えば、年収330万円の経営者とサラリーマン1000万円は同じなのだ。

 

税金面、経費面で考えれば、そうなる。

 

なぜなら年収1000万円サラリーマンは、税率と照らし合わせてみると、給料が自分の手元に届く前に、

 

  • 所得税:63万円
  • 住民税:37万5000円
  • 健康保険税:41万円
  • 厚生年金:91万5000円
  • 雇用保険:8万7000円

 

こういったものがもれなく自動的に引かれ、年々引かれる率は増加しているのだ(近い将来、6割くらいは税金として没収される)。

 

年収1000万円でも、手元に残るのはよくて約700~750万円。税引き前は、1000万円でも月収にすれば月60万円程度になる。

 

年収1000万円クラスであれば、おそらく家賃は20万円前後だろうが、賃貸ケースなら家賃手当を考慮して、10万円としよう。

 

持ち家の場合は、月々15万円前後ではないだろうか。

 

さらに、生活費全般、教育費、交通費、おこづかい、洋服代などに分配していくと、1000万円の年収があっても、貯蓄に回るのは、せいぜい5万円、がんばっても10万円前後ではないだろうか。

 

家族構成で当然、異なるが月に5万円の貯蓄ができて年間60万円。

 

年収1000万円であっても貯蓄できるのは、年間60万円~100万円くらい。

 

これが現実だろう。

 

経営者ワールド

 

経営者は、経費の振り分けができる。オレのように、会社からの給料をゼロにすることも可能であるため、デザイン性は非常に高い。よって、330万円であっても、

 

  • 家賃
  • 交際費
  • 食費
  • 勉強費
  • 光熱費
  • 旅行代

 

こういったものは、税金が引かれる前に差し引くことができるのである。

 

年収1000万円の難易度を比較してみる


上場企業で、部長職(年収1000万円以上)を獲得するためには、おそらく宝くじでの当選レベルではないだろうか。よって、ほとんどの人が報われない道だと思う。休み返上で働くことを強要される世界だ。

 

一方、経営者には、労働時間はまったく関係なく、結果がすべてだ。

高学歴が必要な業務であるなら、優秀な人を雇うことで、いくらでも補うことができる。

 

10年後続けられるのか?


最大の問題はここ。

 

サラリーマンの頂上を極めたとしても、それを10年継続できるだろうか。20年、30年も経てば労働力として使えなくなっていく。

 

さらに言えば、その業界は生き残っているのだろうか。今のアラフォーは、パソコンで作業をすることが当たり前だろうが、今のIT世代は、パソコンは不要で、スマホですべてを完結させている。そう、パソコンですら、世の中から消えつつあるのだ。


よって、サラリーマンはサラリーマンという属性を最大限生かしつつ、収入の道を複数用意し、経費という武器を120%活用する必要がある。今の時代、副業をしていてバレたとしても、会社側は簡単にはクビにはできない。

 

副業禁止というなら、一生涯面倒を見てくれるのか、と言えばそんなことはないだろう。

 

であれば、防御力を高めるしかないが、大きな局面が来るまで残された時間は少ない。

 

リーマンショック後から10年準備をしてきたオレとこれから準備をする場合では、できることも限られる。

 

オレなら2020年~2021年をターゲットに現預金のウェイトを増やし、株価が歴史的な暴落を起こしたところで厳選に厳選を重ねたテンバガー銘柄候補たちに一世一代の勝負をするだろう。

 

株で勝つための王道術

 

株の王道は、暴落を待ち、検証に検証を重ねた成長株、優良株を選択。エントリーしたら、中長期保有し、配当をひたすら獲得する。

獲得した配当は再投資に回しさらに買い増し、5年保有する。

 

このスタンスであれば、負けることの方が難しいだろう。このあたりの話は、LINE@でこっそり漏らすので、チェックして見るといい。

 

 

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