２００年続いた日本の官僚共和国日本は間もなく終わりを迎えると思う。
そのキーマンはトランプ大統領だろう。
ザ・自営業代表といったところか。
例えば、この記事
２回目の米朝首脳会談が失敗して、マスコミの言う通り、
北朝鮮の脅威再びとなるなら、合同演習は継続となるはずが、中止となっていく。
米朝国交正常化も最終的には達成され、米軍は次々と世界各国から撤退し、官僚は力を失っていく。
簡単に言えば、戦争が起こらなくなる、ということだ。
戦争は、資本家にとっては最大の投資商品である。それがなくなる時代がようやく来る、というわけだ。そして、これが在韓米軍撤退へとつながり、その先に在日米軍撤退が待っている。
それでトランプさんの発言はこれ。
「オレ様が韓国と軍事訓練をやりたくないのは、アメリカのために数百万ドルを節約するためなのだ。
そしてその数百万ドルは返済も何もない、なくなる（無駄）金だ。
この米韓合同軍事演習をやらないというのは私が大統領になるずっと以前からの立場なのだ。
そして現時点で北朝鮮との緊張を緩和するのは有益なことだ」
トランプさんの発言は、非常にうまくて、彼が書いているかはわからないけれども、一応、官僚たちに暗殺されないようにしたたかに発言しているのがわかる。
もしそうでないなら、ストレートに
「オレの目標は在韓米軍撤退だ！」
と言うわけだけれども、建前と本音でわけている。
建前とはつまりは、アメリカファーストであり、アメリカのコスト削減。
彼はこの建前で政治をやっていると言える。金を得たいなら、建前ではなく、本音を知らなければいけない。
- 本音は世界中の米軍を撤退させたい
- 世界の多極的発展を推し進めたい
- 米国一国リーダー的役割はもう放棄したい
でもこれは反発が強すぎて言えない。だから表と裏がある。
米韓合同軍事演習＝利権の塊？
米韓合同軍事演習とは、つまりは軍産官僚にとっての利権そのものであり、金塊だ。これがなくなる。
そしてこの発言
「軍事演習なんてのは俺に言わせれば「戦争ゲーム」のようなものだ。軍事演習の件は私と金正恩の会談では何も話が出ていない。
だからマスコミの報道はフェイクニュースだ！」
そもそも俺は米韓合同軍事演習を止めていくことをかなり前に決定していた。戦争ゲームをやればアメリカの財政上の負担大きい。そんな「ゲーム」はできない。
アメリカはその米韓合同軍事演習の莫大な費用が返済されるわけでもない。やる意味なんてあるのか？」
こんなニュアンス。
投資に置き換えて考えてみる
現在、トランプさんと軍産（官僚）ではどちらが優位にあるか、という点でみれば、トランプさんに主導権が移っていると判断できる。
となるば、NYダウは最高値を更新していくシナリオの根拠になりうる。
そして、アマゾン、グーグル、フェイスブックなどはトランプさんに叩かれるだろう。
なぜなら日本的に言えば、大企業＋官僚のタッグ体制で民衆を支配しているからだ。だから叩かれる。
独占され続ければ、中小は息絶え、いずれ市場は死ぬからです。
アジア大開拓時代の到来！？
今まで米軍に依存していたアジア全域は今後、大きめの暴落を経た後、独立、自立を模索していく時期に入っていく。
現在、世界で官僚や役人たちの巨大な利権が残っているポイントは、
在韓米軍と在日米軍。だから、これから日本と韓国に対してトランプ砲が撃たれることは多くなるはずだ。
中東は米軍撤退の流れは完成したと見ていいだろう。欧州も絶妙なバランスでアメリカ嫌いの雰囲気が出てきているから方向性は定まったように思える。
だから残るはアジアだ。
米韓合同軍事演習終了のツイートはまさにこの布石というわけだ。そう考えると、個人で今やるべきことが明確になってくると思わないか？
