香港なう、です。
打ち合わせだとか、税金面の相談はいちいち日本を出ないとできないのが面倒なのだが、年に数回は致し方なし。
弾丸で帰るぜよ。
仲間内以外でブログ媒体としてシェアできる話があるとしたらまずこれ。
まず、海外で何かしら運用している人が受取り先を「日本国内の銀行」に指定するのはあまりよろしくない、ということだ。
場合によっては、小切手を持ち込んで、現金化ということになるのだが、日本で小切手は一般的ではないから、窓口で厳しいチェックが入るだろう。
だから、海外で運用したものをわざわざ日本に持ち帰るメリットはあまりないと思う。
海外口座から引き出したり、送金で受け取ったり、後ろめたいものは何もなく、むしろ税金も申告するつもりだとしても、資金の動きが「外から内」である以上、今後は面倒な手続きを踏むことになる。
それを回避する為には資金の移動理由を、疑いのないようにきっちりと説明をしなければならない(きっちり、というのは証明できる書類が必要だってこと)
だから非常に面倒なのだ。
日本の銀行側、特に窓口のおねーちゃんもこうした対応には慣れていないことが多い。立場としては、原資について受取人に確認を求める義務があり、それを怠ると罰則となる。
さらに言うと、十分な受取り証拠、書類等がなければ、「怪しい取引」に該当するので、金融庁に報告される。
脱税の疑いがあると判断されると、今度は税務署とやり取りしなければならない。今までであれば、海外で運用しているものを解約したり、一部引き出したりした場合、銀行から電話がかかってきて、
「これは何のお金ですか?」
と聞かれた場合に、それなりに答えておけばよかった。
これが今後は
「証明する契約書はありますか?」
とこうなってくる。
受金の理由を証明できる書類が要求されるから、それを出さないと受取りできない、となる。
ここで言えるのは、やましいことは一切なくても証明できないような送金や受取りはむやみに行わない方が良いってことだ。
やるとしたら、送金する前に事前に銀行に確認した方がいいだろう。
どうしても受取りたいなら、「その時に」ベストな海外の銀行口座を開設して、そこで受け取ればいいと思う(現金を持っていれば、どこの国でも堂々と口座開設はできるのだ)。
そして、こういった情報は生の人間からしか獲得できない。下手にネット情報を信じない方がいいだろう。
ドル円シナリオ
押し目を拾う。
以上。
売るなら、押し目なく上がってきているので、売り優勢ではあるのだろうが、急騰ではなく、じり上げ型なので、サインを見てからでないと入れず、チャートをあまり見ないオレにとっては、どちらかというと、静観した方がいい時間帯。
ただ112.00円は強い抵抗帯ではある。
これは間違いない。
しかし、日足レベルでは、逆三尊になっているし、週足では5波形成に向かっているため、売りは入っても勝負玉は打てない。
上昇の中で勝負できる条件は、
1)押し目を待ち
2)拾い(買い)
3)買いをひっぱりながら、天井を売りで獲る
というスタンスとなる。
強い上昇時に売りは強く入れることはできず、あくまでチョビ程度。ただ大きな流れは上昇なので、下がったら買うのがセオリーだ。
大暴落近し?
オレはそう思っている。112円を超えたら、114円方向だろう。
しかし、こういった強い上昇相場というのは、大暴落の予兆だ(と少なくともオレが香港で会っている連中はそう見ている)。
時間軸としては、あと一か月くらいは上昇が続く可能性が高く、暴落の前というのは、
1)上昇トレンドが続く
2)大衆を完全に上昇だと認識させる
3)上値を買わせる
4)一気に叩き落とす(大陰線)
というパターンだ。
よって戦略としては、落ちたら買いで拾うのが無難。無理に売りを入れて狙おうとするとジャブでも普通は精神的ダメージを伴う。
徹底的に分析をしたところで、ローソク足は人間の欲望の塊で、生き物なので、外れる時は外れる。その時の命綱は躊躇なく損切りできるかってことだ。
方向を外したとしても、致命傷は絶対に追わないこと。致命傷を負わない状態で、大勝負ができる状態をまず作ること。これが大事。
時間大富豪への道
大勝負をする以上、勝てなくてはいけないし、負けてもゼロで終わらなければならない。
そのあとは、定期的に口座から現金を引き出して、株に組み替えて、配当をもらう。または税制上有利な仕組みにどっぷり浸からせる。
この繰り返しで、メインとサブが稼働して、いつしか時間大富豪となっていく。