総じて学費は先進国を中心に高騰傾向にあるが、文句を言っても仕方がないので、オレ的大学論を少しシェアしておこうと思う。
参考までに前回と前々回の記事は以下の通りだ。
簡潔に言えば、大学に通うことを想定した場合は、現時点ではビジネス商法化されていない欧州に目を向けることになる。
ただ問題なのは、仮に入学できたとしても滞在費をどうするかだ。
滞在費問題
学資保険とはそもそも授業料のためのものではなく、海外滞在のコストを下げる目的で考えている。
※ご存知の通り、日本の学資保険は総じてゴミだ。
そのため最初から日本ではなく、海外の国債等をベースとしたもので運用している。
利回りは、第一子の場合は、
2012年:5.74%
2013年:2.56%
2014年:2.71%
2015年:2.63%
2016年:1.50%
2017年:1.24%
2018年:1.59%
第二子のパフォーマンスは、
2016年:1.01%
2017年:2.23%
2018年:4.14%
となっており、当然ながら複利運用だ。
当然、海外での運用であるため満期後、仮に日本に引き出しをすれば、利回り部分に対して雑所得としてそのまま税金が発生するのだが、それはあくまで日本の大学に進学をして、日本の銀行口座に引き出しをした場合だ。
ブログという媒体上、詳しくは書けない(というか税法上のことはアドバイスできない)ので、割愛するが、早い段階から計画を立てれば、子供の大学進学と共に家族で移住をしたらいい。
選択肢を日本オンリーではなく、世界から選択できるならば、可能性は無限大で、それぞれのメリットをうまく融合してサバイブしていけばいいとなる。
カネを殖やす方程式
カネを殖やす方程式は、
(収入ー支出)+(純資産×運用利回り)
だから、学資の場合は支出はないので、いくらの資産をゴールから逆算してプールして、利回りとしてはじきだすか、だ。
これは海外生活を想定して、そこから逆算して4年間の滞在費を割り出せば大体のゴールを割り出すことができる。
例えば、参考までにフランスやドイツであれば、年間の滞在費、生活費は約200万円となるから、4年間の目安としては、約800万円がゴールとなる。
※個人的にはエアビーを駆使することで計算上はもう少し下がる。
よって、学資保険のゴールは、18年間の積立で800万円を超えればいいとなる。
これは年間の積立額は約35万円である場合、児童手当は月々5,000円なので、年間6万円を引いた29万円。
つまり、月々2万4170円を貯蓄すればいいとなる。
そうなると利回りのターゲットは2%でも約920万円となる(元本は初年度に100万円を加算している)。よって、余計なリスクなどは取る必要はなく、堅実な運用先として、資源国の国債やオフショアベースのもので組めばいい。
大きな利回りを追うことは不要であれば、単純になるべく長い間、眠らせていけばいいだけだ。
興味があれば、LINE@から直接、メッセをくれたらオレのエージェントを紹介するくらいのことはできる。
個々の経済事情は当然異なるだろうからプライベートなことは個別に相談してもらえばいいだろう。
追伸
ついでに言えば、万が一大学進学しない場合は、ある意味、18年分積み上げてきた優良投資信託が完成しているわけで、これを譲渡(売買)すればいいとなる。
18年分の時間+プレミア(利回りの上乗せ)で学費高騰の世界では有利な武器となる。
追伸2
ちなみに難易度が最も低いのは、東南アジアのメガバンクの社債で定期預金することだと思う。例えば、マレーシアのHSBCであれば(リンギットベース)で年利4.2%だから将来、マレーシアを候補とするなら非常に堅実な運用先だと言える(口座開設には、ワーキングビザ or MM2Hが必要)。