令和砲来るか!と思っていたもののトランプ砲でかき消されてしまった。
マイナスにはならなかったものの週をまたいで持ち越したがために含み益が飛んでいった。
ご祝儀相場が獲れたら、今年は南の島にでも行ってゆっくり研究に没頭しようと思っていたのだが、予定が狂ってしまった。
ショックで寝込んで、もうチビチビしかできません。
チビチビ超短期トレード。
含み益ゼロを許容しての、30年に一度のご祝儀パンチ(爆益)狙いだったので、今回は致し方なし。
とりあえずは、今週末にトランプおやじが関税を発言通り25%にするのかの駆け引きが出てきたので、ドル円は週末まで動けないだろうな。
単なる駆け引きのための一手であれば、問題なし。
25%にしてくれば中国は赤字転落して、新興国を中心に急降下せざるを得ないから、そうなれば、大きく下落したところを合図に、新興国の長期積立(インデックス)はジャブで少しずつスタートしていいと判断する。
ドル円シナリオ
テクニカルで見れば、110.260を日足ベースで割れない限りは、特殊要因(イレギュラー)での下げと判断できるが、下値は、109.70前後まではあるのと、
窓を開けて、移動平均線に頭が抑えらえれている形になっているため、一旦安値を割って109.70付近まで目指してもおかしくない形。
日足で見ても、上は111.00が抵抗帯で機能していると見ていて、上にいく可能性もあるが先に上昇したら戻り売りで、一旦は安値を割っていく方向で考えている。
令和空砲は意図的にそうした?
どちらにせよ、今はファンダ要因が影響し過ぎるので、決め手のトレードが難しい時間帯。
仮に話がまとまらないで、25%引き上げ確定なら全世界市場は大きく下へ。
逆に言えば、令和砲発動して、ぶち上げて、選挙前まで高い状態が続けば増税が濃厚となり、増税路線確定となったら安部さんはジ・エンド。
一方で、空砲となって、下に向かえば増税延期の口実になる。
安部さんとしては、7月に参院選を控えているからどうしたって人気回復をはかりたいわけで、日朝会談実現もトランプおやじ(親分)にお願いした後に動くのが日本のやり方。
冷静に考えてみて、意図的な空砲だったのなら筋は通る。日朝会談実現にしても、トランプおやじが、仲良しのキムジョンウンに電話をして、
「安倍救済のために、一発ミサイルを撃ち込んでおいてくれ」
だ。
ミサイル発射なら、日本人はもうなんとも思わないけれども、安倍さんは国民に向かって、日朝首脳会談の必要性を説くことができる。
増税延期と日朝首脳会談実現カードで生き残りをかけるなら、日本人としては、とことん円高にしたって下さい、と言うべきか。
25%に引き上げをこのタイミングでするかは不明だが、誰が得をするのか、を考えると大体予想はつくのだ。
25%にしたならしたで、ドル円や個別株などの株式部隊(サブ)では負けても、長期積立部隊(メイン)では勝つことになるので、つくづく投資というのは、積立ベースで組み立てるべきだと思う。
トランプパンチの行方
トランプおじさんのパターンは、最初に大口を叩いて、交渉(妥協)ポイントを探っていくジャイアン流だが、発言したことをほぼ100%実行してきているので、ないとは思うが、関税25%に引き上げはしない、とは言い切れないところ。
8日の米中協議内容次第だな。
慌てず、クールダウンして、協議結果を見てからベストプランを組み立てる。