日本の常識は“ほぼ”世界の非常識⁉BOBOSミニマリストのつぶやきブログ

世の中の「言ってはいけないこと」はほぼ正しい。BOBOSオジサンから覚醒者たちへの遺言。

プロテインは必要か?

肉体改造のためにプロテインは必要か?

 

結論から言うと、食事以外からのプロテイン(粉上のもの)を以上に摂る必要はないだろう。

 

だからどれだけの量が必要で、必要ないかを明確にしていればいいとなる。

 

これは両方試してみての個人的な感想だから個人差はあるのだろうが、現時点での結論だ。

 

今回は栄養学の話。

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 肉体改造のためにプロテインは必要か?

 

理想的な究極像はスパルタだとか、古代ギリシャ戦士たちだとすると、彼らがプロテインによって肉体を手に入れたわけではない。

 

プロテイン以上に重要な要素があるから、まずはそっちを重視した方がいいと個人的には思っている。

 

ちなみに古代ギリシャ戦士たちをオレは、マッチョ族と呼んでいる。

男女共に槍投げ、円盤投げ、レスリング等古代オリンピックに見られる競技を1日中トレーニングしていた時代だ。

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古代ギリシャ戦士


 

 


プロテイン界=ビジネス化


プロテインの世界は、ビジネス化しているから、常に疑ってかかる。

 

こういった研究は日々行われていて、National Academy of Sciences(全米科学アカデミー)は比較的中立な立場で最先端の研究をしているので、信ぴょう性はそこそこ高いと思っている。

 

例えば、体重90キロを維持するために必要なタンパク質量は、1日56g(男性)というのが、現在の研究で出されている公式な数字となっている。※女性なら46g

 

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全米科学アカデミータンパク質摂取量

 

 

そもそも消費するエネルギーは、カロリーから来るわけで、タンパク質からではない。

 

よって、エネルギーに関して言えば、良質な炭水化物か脂肪から必要なエネルギーを摂取していれば、必要とする日々のエネルギーは補充できるとなる。

 

だからボディビルダーマンたちのように1日200グラムのタンパク質はいらない。

 

それくらいの過剰なタンパク質を摂って何をしたいのかにもよるのだろうが、一般人にはスルーした方がいいだろう。


そもそも筋肉は何で出来ているのか?

 

筋肉に占めるタンパク質というのは、筋肉量の3分の1以下であり、そのうちの70%以上が水で構成されている。

 

筋肉1キロに占めるタンパク質の量は、約180グラム程度しかない。だからタンパク質をとって体をデカくしようとすると、不自然な結果となるからおすすめしない。

 

そもそも赤ちゃんは生まれてから5ヵ月間で体が倍になる。

 

もしもタンパク質が体をデカくするなら赤ちゃんには、ボディビルダーマン以上のタンパク質が必要だし、5ヵ月間でカラダを倍にサイズアップするには、薬物を使っても無理な話だ。

 

結局のところ、外敵に食べられないように、人間が最も急速に成長しなければならない時でも、タンパク量は母乳から考えても意外と少ない(母乳に含まれるタンパク質は5%未満)。

 

というわけで、筋肉を手に入れるのに、大量のプロテインは不要となる。

 

せいぜい50gを吸収率の高い朝か、寝る前で良いとなる。度が過ぎると、プロテインは、アミノ酸になって、血液に乗って、さらに分解されて、

 

糖と脂肪酸に変わり、ラード(食用油脂みたいなやつ)となり、体重が増える。


カロリーが最重要?


食事で最重要視するのは、カロリー。

 

これに尽きる。だからカロリーの質にはとことんこだわる。古代のストロングマンたちは、皆、プロテインを飲んできたのではなく、カロリーによって強靭な肉体を手に入れてきた。

 

これが真実であって、あくまでプロテインは、サブのサブ。カロリーの質にこだわっていくことが大事なわけで、だからオレは、ピーナッツバター男爵と自称している。

 

 

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ピーナッツバター男爵

 

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