DeCo、つみたてNISA、FX、株、その他、世にごまんとある金融商品の考え方は人それぞれだろうが、
個人的には、シンプルに考えている、という話。
無敵の手法は存在するのか?
FXは圧倒的に売り優勢であり、株は逆に買い優勢なのだが、それでも相場において「無敵の手法」というのは、結論を言えば「ない」となる。残念ながら。
これはツイッター記事にも書いた通り。
ほぼこれが全て。うまい奴とは、負け方がうまい奴なのだ。サクッとエントリー時に決めたポイントまで来たら撤退する。
資金管理というのは、損切ポイントの明確化と言い換えてもいいだろう。
感情で幅を変化させることなく、常に固定する。
例えば、ドル円であれば、平均的な値動き(ボラ)は簡単に確認することができる(ボラチェッカーと検索すれば出てくる)。
赤枠の5月30日などはトランプおやじのメキシコ関税発言で異常値(たまにある地震)となるが、平均して上下の幅は60pips(ドル円なら60銭と考えればいい)だから、上下60pips近くでの逆張りエントリーは、経済合理的だと判断する。
※逆張りは、ここからさらに20pips先を常に損切ポイントとして固定して地震に備える。
これは商売の基本である安く買い、高く売る、と同じ原理。
あとはエントリーするポイントが支えられるサポートライン付近なのか、反発されやすい抵抗帯(レジスタンス)付近なのかで、買いなのか、売りなのかを判断する。
基本はこれだけで、サポートが強いと確認できたら、一歩待って、安値を切り上げるのを見て買いで入り、抵抗帯を突破するかどうかを確認する。
一回で突破することもあれば、三回目で突破することもあるし、逆に跳ね返されて、サポートを下に抜けてくることもある。
だから抵抗帯は、分割で利確するポイントになり得るし、分割で利確された後は、エントリーポイントを逆指値にして、負けてもプラスで終わるようにする。
FX ドル円、ケーススタディー
例えば、FXなどは株などと比べて速度があるから非常にいい訓練になる。
直近で見ると、ドル円「30分足」で見て、まずは底を3回目のチャレンジで下髭を残して切り上げた段階で上に行くと見て、買いエントリー。
その後、上の青ゾーン、レジスタンス突破一回目は失敗。
再びサポートされるところ(黄色ゾーン)でサポートされて、再度突破を試みる。
その後、
固くいく場合は、この抵抗帯で分割利確すればいいとなる。
iDeCo(イデコ)・つみたてNISAの戦略
iDeCo(イデコ)やつみたてNISAは流れる時間は超スローペースで、基本はドルコスト平均法で積み立てていくから放置する時間が圧倒的に長いだろう。
ただだからと言ってそのまま放置していいわけではなく、やはり週足~月足に落として、株は日足~週足で同じように考えるといい。
丸投げは楽なのだが、責任まで丸投げしないように注意したい。
投資に足を踏み入れる以上、ジャブと右ストレートを出すタイミングは把握しておくことだ。
リーマンショックを経験している日本円という資産を持つ世代なら圧倒的優位性の高い位置でのし上がれると思う。