日本の常識は“ほぼ”世界の非常識⁉BOBOSミニマリストの日刊リアルFXトレード×筋トレライフ

ミニマリスト的筋トレ×リアルトレード(株、FXブログ)ライフの実践。ミニマリストのオレが本音でさらけ出す質実剛健オッサン健康ライフ

フェイスブックのリブラ(libra)を理解するのは超重要だ!

f:id:hateblochang:20190624111438p:plain

Facebook libra リブラ構想

フェイスブックの新仮想通貨リブラ(libra)を調べて思う事を今回はシェア。

 

Facebookのマーク・ザッカーバーグは、


「これはエキサイティングな旅の始まりであり、詳細を発表出来ることを楽しみにしている」、ということだ。

f:id:hateblochang:20190624110248p:plain

Facebook 仮想通貨 libra リブラ発表

 

 

新仮想通貨リブラ(libra)が出現する背景

 

まずリブラなどの仮想通貨(暗号通貨)が出てくる背景には、SWIFTを使った従来の銀行送金システムは超面倒だということだ。

 

世界人口の3割(約17億人)はそもそも銀行口座を持っていない(でもスマホは持っていたりする)。

 

SWIFT型の送金サービスを使わないと国境を越える送金はほぼできないのだが、送金したらしたで処理されるまでに早くても3日~5日前後はかかる(日本は特殊なのだ)。

 

日本でも海外送金にしても、海外からの送金にしても、いちいち

 

「このお金の目的は?テロとは関係ないですか?」

 

とあれこれ聞かれるから面倒極まりないのだ。

 

さらに、送金にかかる手数料は平均7%前後はするから、超割高で、アメリカ国内であっても、東海岸から西海岸に送金しようと思えば、それなりの手数料と時間を要するのが現状だ。

 

This is 非効率!!

 

ということで、仮想通貨の誕生だ。

 

リブラ(libra)批判されるワケ

f:id:hateblochang:20190624110605j:plain

フェイスブック 暗号通貨 Libra リブラの反応


リブラが批判されるワケは、米ドルや日本円、ポンドなどの通貨を裏づけにする、という話だからだ。

 

「法定通貨を裏付けにするなら、仮想通貨(暗号通貨)じゃないだろ!」

 

ということなのだが、本当の問題はそこではないと思っている。


ちなみに今回フェイスブックがパートナーとして発表したのが以下の企業戦士たち。ちょっとヤバめの面々が続々とリブラ(libra)のパートナーになっている。

f:id:hateblochang:20190624110724j:plain

Facebook libra リブラ パートナー企業


 

 


リブラ(libra)の未来予測

 

まずフェイスブックがこのタイミングでリブラ(libra)構想を出してきた点。

 

ここを深堀りする必要がある。

 

なぜならフェイスブックは、グーグルと同じで、アメリカの軍産、金融、財界、諜報に至るまで重要な部分(機密情報)に属した企業であるから、ここが米ドルに対抗する「国際通貨」を発行する、のはどんな理由があってか、ということだ。

 

暗号通貨の問題点

 

一言で言えば、乱高下する。乱高下しない場合は、長期間、超低空飛行となり、生きているのか、死んでいるのかわからない。

 

ビットコインもそうだが、なぜこうなるのかと言えば、裏づけとなる確定的な資産がないからだ。

 

本来の通貨は金(ゴールド)がその価値を担保しているから多少の上下運動はあるものの、アイスクリームは1個100円であって、翌日に1000円とかはない。

 

裏付けがあるからこそ、信用されてきた歴史がある。


※ドルは、ニクソンショックで金(ゴールド)と切り離されて、「信用創造」というフェーズに入ってからは無限印刷機状態だから、本当の事を言えば、紙幣の信用は幻想。

 

主要通貨なり、金(ゴールド)などの裏づけがないから、不安定となる。

 

不安定だから決済手段として問題がある。だから生活の決算手段までにはまだ至らない。


一方で、フェイスブックのリブラは最初から為替を安定させるために

多くの通貨(国債)を裏づけ資産として発行すると言っている。


リブラ=法定通貨?


リブラが暗号通貨なのかと言えば、一般的に言われる暗号通貨(仮想通貨)とは違うものだろう。

 

どちらかというと、法定通貨に近い性質を持っている。

 

結果、もしこのリブラが流通して、為替が安定するなら、歴史上初となる

 

「ちゃんと使える仮想通貨」

 

になってしまう、ということだ。


結果として、基軸通貨のドルの最大のライバルは、自国内から出てきた仮想通貨ということになる。

 

フェイスブックのアカウントは、約23億だと言われている(2019年6月現在)。

 

潜在的な利用者数が23億人前後いるなら、これが普及し始めれば、利権の塊であり、手数料と時間ばかりが掛かる「SWIFT」を使った銀行送金は不要となる。SWIFTが不要なら、世界の銀行業界は消えていく。


ドルの未来はこうなる?

 

f:id:hateblochang:20190624111108p:plain

トランプ大統領 イラン制裁



現在、トランプ大統領は明確に「米ドル」を弱らせている。毎週のようにツイッター砲を発射して、米ドルは日に日に不安定になっていく。

 

貿易面で見ても各国に対して

 

「米ドルで決済するなら制裁する」

 

というスタンスだ。


※最近のビットコインの上昇は、米ドルに両替できなくなってきたらから、中国人がビットコインを使って、送金手段にしている。

 

大企業が通貨発行する意味を考える


米国をはじめ今まで多くの主要国は自国の企業に自国通貨のライバルになりそうな「通貨」を作るのを許さなかった。

 

通貨の運営というのは最大の利権だから当然だろう(だからぼこぼこに叩かれるか、日本のように利権の天下り先として吸収される)。

 

そんな中でフェイスブックのリブラ構想が出てきたことを考えると、

ドルの力が今度さらに弱まっていく、という事を想定する必要があるだろう。


ドル弱体化の流れ

 

直近の動きを見ても、わかりやすいくらいに米ドル弱体化政策が進んでいる。

 

  • トランプ大統領が米ドル決済を禁じる。
  • 中国、ロシアが決済手段として「非米ドル化」を進める。
  • タイミングよく、フェイスブックがリブラ構想を発表。


これは偶然だろうか、という話だ。


さらに中国とロシアは最近騒がしいイランとも仲が良く、米国(トランプ大統領)はイランに対して、冷酷だ。

 

そこで、米国から締め出される、いじめを受けている国がこのフェイスブックのリブラ使えば、イランも(米国製の)SWIFTの銀行送金システムを使わず決済が可能となる。

 

そう考えると、リブラもトランプ政策の一環のような見方もできるのだ。


リブラの担保は?


現状の発表としては、

 

  • 国債やその他の資産

 

となっているが、その他の資産が気になる。ここにもし金(ゴールド)が含まれているなら、

 

  • 6月18日リブラが発表
  • 6月19日金(ゴールド)1400ドルへ上昇


というのはタイミングが良すぎる。

 

つまり、こういうことだ。

 

  • 米中貿易戦争の激化 → ドル崩壊の要因
  • 世界各国の米ドル決済離脱 → ドル崩壊の要因
  • FRBの利下げ示唆 → ドル崩壊の要因
  • 金(ゴールド)の上昇 → ドル崩壊の要因
  • リブラ創設 → ドル崩壊の要因


結論:ドルは弱体化 → 崩壊に向かって動いている。

 

 

もしリブラが勝った場合、それこそSDRに近い性質を持った通貨、

国債、金、銀、石油などのに担保された暗号通貨となっていくだろう。

 

 

リブラの買い方


結論、買えない(苦笑)。

 

現時点でリブラ団体が言っているのはSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)を行って、

 

Libra Investment Token

 

というものが発行されるのだが、リブラを買うには、まずこのSTOへ参加する必要がある。

 

しかし参加するには条件があって、その条件が約10億円をLibra Investment Tokenに投資してください、ということだ。

 

よって現時点で個人が参加するのは、現実的ではないのだ。


ただこのリブラは米ドルや英ポンド、ユーロ、日本円のほかに国債「など」の安定した資産を担保する暗号資産ということだから、世に出てきても、当然低ボラティリティだろうし、匿名性もない。

 

従来の暗号通貨の思想とは間逆の通貨だと言えるが、SWIFTを介さない、という点は強烈に便利なので、不安定さがないのであれば、使われていく未来も想定できる。

 

※日本にいるとわかりづらいのだが、海外は送金がとにかく大変なのだ。高い、遅い、届かないが多々ある。

 


仮想通貨の未来

 

個人的には、期待しているからこそ、資産のポートフォリオに一定比率で入れてはいる。

 

これから米ドルが徐々に力を失っていき、SWIFTを使う「古い銀行送金システム」は過去のものになる可能性がいよいよ出て来たな、という段階だ。


FXでも将来的には、リブラ円、リブラユーロなど、仮想通貨とのペアで取引されるのが当たり前の光景になるかもしれない。