常々、物事は逆の視点を持つことが重要だと考えている。
例えば、「煽り運転」だ。
一時、煽り運転をする輩が軒並みつるし上げられたのだが、逆の視点はから見て見よう。これがサバイブしていく上でとても大事なエクササイズになるからやってみるといい。
日本の常識は世界の非常識なのだ。
煽り運転の逆張り視点
1)煽り運転が連日、メディアを通じて大々的に報道される。
→国民は煽り運転はけしからん!となる。
2)厳罰化の法制を整えるために、世論が作られる。
こうして、
「煽り運転はひどいもの」
と世論が作られていくわけで、これをプロパガンダ手法と言う。
結果はどうなったか?
警察の道交法利権が強くなり、警察が増え、民衆は運転も規制されていき、制限速度50キロの道でも普段は60キロで車が流れる道路でも、40キロ~50キロ前後で走ったりするから、大渋滞が起こる。
ただそこでは警察の巨大化が進み煽り運転すれば逮捕できるので、結局どんどん警察が増える。
その結果、民衆は苦しめられる。
東南アジア=煽り運転大国
こうして大人しくなっていくのだが、海外、東南アジアに出て、タクシーに乗ろうものなら
「煽り運転大国」
だと秒でわかるだろう。
成長とは、常に荒々しさ、ワイルドさを伴うからこれが本来の成長であると言える。
キレイを重視し過ぎて、規制を強めると民衆の活力は低下する。
一見クリーンに見えるのだが、生きづらさ、生き生きとした感性は失われていき、笑顔が少なくなる。
成長とは綺麗なものではない。
雑草的に成長し、這い上がっていくのが下級国民の成り上がり方であり、下剋上。
雑草(成長国)はいくら踏まれても負けないで生えてくる。アスリートを突き破って伸びていく。
綺麗な花(規制大国)は一度ポキンと折れたらなかなか生えてはこれない。
どちらがいいのかは、人それぞれ。消費税にしても何にしても、大事なのは、視点の持ち方であり、逆張りの発想だ。