株式投資の結論は、中長期の現物による買いオンリー(逆にFXは短期での売り戦略)。
尚且つ、理想は3銘柄以下に絞ること。
これではないかと思っている。
- 株のトリセツ、究極型を考えてみる
- 10倍株(テンバガー)の可能性を考える
- 世界的に優位性のある日本企業はコレ
- 株のトリセツ、究極の方法
- さわるな、危険!株のNG!
- 日経新聞はどうか?
- テレビで紹介された上場企業(株)は買いか?
- 証券会社のおススメ銘柄は買い?
株のトリセツ、究極型を考えてみる
資産形成を考えた場合、重要となってくるのは、トータルで安定的にリターンを見込める状態を構築する、ということだ。
その理由は、
- 海外不動産
- 財形型保険
- 外貨預金(USD、フィリピンペソ、NZD)
- 仮想通貨
- 積立投資
- 投資信託(iDeCo) etc
資産種別で分けると10まではいかないが、細分化してみると、資金投下している分野は30を越える(よってオレは現金はほとんど有価証券化されているから、世間的には貧乏なのだ)。
これが良いのか悪いのかは別にして、だから、株は厳選&一点集中でいいと思っている。
もちろん、一点集中といっても、厳選銘柄が見つからない時は、
- メイン(中長期) 1~2銘柄
- サブ(短期) 2~3銘柄
と分けるのだが、リターンを考えると一銘柄の方が最大化される。
そして、日々、定点観測する銘柄は少なければ少ないほど負担は減るのだ。
当然リスクは増すのだが、この前提条件として、大部分は、他でヘッジされているので問題はない。
そして、株は現物オンリーなので、持とうと思えばいくらでも持つことができる。
10倍株(テンバガー)の可能性を考える
アベノミクス相場と比べれば、これからはテンバガーとなる銘柄は減少するだろうし、その分野も限られてくる。
だから国内でどんなに優れている会社があったとしても、より厳しくフィルターにかけなければならないし、
「世界で戦える会社なのか」
をよく見て行かないといけない。
世界と言っても、シンプルに例えば、トレンドとなっていくであろう「AI」で考えてみても、アメリカの企業と戦えるのか、という視点が重要になってくるということだ。
世界的に優位性のある日本企業はコレ
アニメやゲーム文化は日本の方が圧倒的に優位性がある。
そして、世界と戦っていける技術を持っているため、こういった要素で考えていくと、可能性がある分野(候補)は出てくる。
株のトリセツ、究極の方法
2銘柄より1銘柄。
5銘柄より3銘柄以下。
数は極力絞っていき、究極が1銘柄。
ここまでの絞り込みは難しく時間がかかるため、「3銘柄以下」に絞っていくことだろう。
絞ることで、分散するよりも効果が高くなり、勝ち負けがはっきりしているから、ハイリスクではあるものの、ハイリターンとなるのだ。
もちろん資金が潤沢にあれば分散してもいいのかもしれないが、分散すればするほど難易度が上がる。
これは経験して見ないとわからないかもしれないが、例えば中長期で成長を見込める(テンバガー候補株)を狙うという目的を持った場合、複数銘柄を持っていると、すべての銘柄を定点観測しなければならない負担が大きくなる
要するに、労多くして益少なし、状態に陥りやすいのだ。
例えば、ある銘柄が非常に強い時に、他の銘柄が大きく含み益を出している。
この場合、どれを利食って、どれを損切したほうがいいのか、もう少し待てばいいのか、利確後は、どの銘柄に移ればいいのか、など戦略が複雑になるのだ。
一方、厳選した中長期投資なら、定点観測のチェックの負担が減り、より深く分析することができるし、最悪全損した場合のリスクは予め把握できる。
さわるな、危険!株のNG!
株は誰も注目していない時期に買うのが王道だから、雑誌などに掲載される推奨銘柄はまず論外だ。
考えもしないで買うのはやめるだけでも損失減となる。
そもそも雑誌というのは、出版までに時間がかかるわけで、発売日に買ったとしても、必然的に後追いとなるのだ。
そこで推奨するには何らかの意図がある、と思っておいた方がいいだろう。
日経新聞はどうか?
約300万人のビジネスマンが読んでいるため、ここにも優位性はないのだが、過熱感(利確タイミング)を検討するのには使えるかもしれない。
テレビで紹介された上場企業(株)は買いか?
すでに遅い。CM、テレビで出てきた時点で諦めよう。
証券会社のおススメ銘柄は買い?
これは完全にNGだ。奴らは株を「売る」プロであり、買うプロではない(目的は販売数と手数料をいただくことだ)。
つまり、思考停止状態は駄目だということだ。
これを繰り返していると確実に資産が減るから、必ず「仮説」を立てて先回りすることが重要なのだ。
もちろん仮説を立てて、考えて行動したとしても、外れることもあるが、そこで反省すれば成長が得られるのだ。失敗しても、必ず次に生かす!ここを確実に意識することが大事。
逆に言えば、NG行為を知るだけでも実は資産減はある程度回避できるのだ。
そして、投資は銘柄そのものではなく、「タイミング」の違いが結果に大きな影響を及ぼす。
焦って高値を追わない。焦っている時は、「待て」のバロメーターだと認識して、まず落ち着く。その上で移動平均と乖離していること、ダイバー(逆行現象)の回数などを見て底値でのみ入る。
こういったことをルールとして持っておけばいい、となる。