日本では年金問題が常に盛り上がっているのだが、老後2000万円や3000万円の話でデモが起こる、ということは年金を社会福祉として考えているからだろう。
あれは、そもそも保険であって、小さな補助輪でしかない。
もっと言えば、
- 年金は崩壊前提のシステム
- もらえないのが前提
なのだ。
結果、自分で稼いで年金など当てにしなくてもいいように、早い段階から資産形成すればいい、となる。
今回はこの具体例。
日本の年金の現実
以前、年金に不満を抱いたオレは、直接窓口まで行って、文句を言いに行ったのだが、
「年金が将来もらえなくても誰も責任とれませんし私も責任は取れません。でも義務なので払ってください」
と言われた。
これはツイッターでも書いた通り。
年金は本来は積立方式で現時点で800兆円あるはずが、当時の役人たちが無駄遣いして、ホ〇テスとかに年間5億円とか貢いて飛ばした結果、100兆円程度しかないから賦課方式に変更。
— フィジークトモちゃん (@bobostrainee) 2019年6月19日
無駄遣いされたので、払わないでいい?金持ちは老人たちでしょ?と言ったら、義務ですので、の一点張りだった件😩
さらに言えば、グリーンピア問題というのが年金福祉事業団の頃にあって、そこで公務員たちが使っていたのが本当の話だ。
年金が足りない本質的原因がコレ。
官が使い込み、政治家の問題にしたい、という責任の押し付け合いだ。
年金回避策
やるやらないかは別にして、年金もらえない海外逃亡若者世代がどういう風に対策をしているのかをシェアしておこうと思う。
オレも含めて、まず年金はゼロだ、と割り切っている場合、自分で年金を作るのだ!という意識が高くなる。
その具体的な対策としては、超円高を利用した「資産運用型の保険」を使うのだ。
日本の保険の制度に慣れていると
「保険が年金代わり?」
「保険で資産運用?」
と意味不明かもしれないが、香港の有名な保険会社などはこういった商品を豊富に持っているのだ。
※0歳で加入して、10年満期で結婚するまで運用して、プレゼントするのが華僑流のよくあるやり方だ。
日本の保険の現実
日本の保険は掛け捨てが一般的で、その内容も多様だ。
死亡保険からはじまり、入院、手術に備える医療保険、がん保険などなど多々ある。
しかし、調べて行くとわかるのだが、日本の保険は「マズイ保険」がほとんどで、例えば、事故保険やがん保険。
仮に死なない、がんにもならない場合、支払った全額分がゼロになる仕組みなのだ。それが掛け捨ての保険なのだ!と思うかもしれないが(世界の非常識の部分だ)、
「保険会社総取り」
の仕組みとなっていて、投資で言えば保険会社が完全に勝つようにできてるのが日本の保険だ。
確率論的に日本の人口が1億2000万人いるとして、年間約120万人が死亡する。割合で言えば、1%だ。
この1%の可能性のために死亡保険が使われるのが日本であって、保険会社からしたら相当「おいしい制度」となっている。
「絶対儲かるビジネスモデル」を持っているのが保険であって、彼らのやり方はとにかく「不安を煽る」のだ。結果、無駄な保険に入っているがために、家計が苦しくなっている日本人は多い。
老後不安のピーク世代は?
老後不安が増す年代は、40代後半~60代だろう。ここを狙って保険を仕掛ける。あとから文句を言っても、契約書は交わしている以上、合法となってしまう。
※大企業側は合法だが、役人の税収搾取は「契約書」を交わしていないので「収奪」と呼ぶ。
こうして収奪と搾取の両方がセットになっているのが日本だから、人々はじり貧となる。
簡単に言えば、日本の保険(年金も含めて)は総じて、ギャンブル性の高い「万が一に備える掛け捨て保険」だ。
一方 企業オーナーや投資家が使う保険は「運用型保険」だ。
これはファンドに近いもので、外貨預金や株式、投資信託などの金融商品、あとは不動産投資の現物投資などを保険会社が実際に預かった資金で運用していくものだ。
昔の日本の年金は「積立て式」だったが、これに近い。
※当時は保険会社じゃなくて一応、日本政府が運用してることになっていたので、盛大に公務員たちがパーティーすることはできなかった。
そして、「積立て方式」から「賦課方式」になったのだが、
賦課方式というのは
「少ない若者がじーさんばーさんを支えていく方式」
で若者のお金が役人にまずかすめ取られて、残ったカスの部分(お金)を老人の年金に回す、という仕組みだ。
だから海外に精通してくると、
「年金でも騙されていたし、保険でも騙されていたのか!!」
と怒りが沸々とわいてくるのだ。
保険大国を調べつくす!
香港はとにかく優れた保険商品が揃っている。あちらには、詐欺だとかすると、スナイパーを雇ってバキューンの世界だから、詐欺はゼロではないにしても、10年の経験上、優れていると言える。
例えば積立てをした場合、10年満期で経過した現在、約50%増となっている。
そして元本割れはなく、外貨運用となっている。
なので、実体験からわかるのだが、香港の保険運用というのは、攻撃的はかなり低いのだが、その分、負けない運用、守りの投資ができて、投資元本を保全する仕組みが出来上がっているのだ。
さらにこういった商品には、生命保険、死亡保険のような機能が付属しているのが普通で、自分が死んでしまった場合は家族に死亡保険金という形で死亡保険も投資元本の100%増しのような形となっている。
イメージ的には、生命保険と投資信託をあわせたような感じなのだ。
だから「生命保険」はあくまでおまけ機能であって、メインは「運用」。
さらに「名義変更」もできるから、保険を子供や孫に引き継ぐこともできる。
これは長期積立保険も同様なのだ。だから、1世代で築いた富は、2世代目、3世代目とバトンタッチしていくことが可能だ。
金のガチョウは不老不死の所以である。
続く