前回の続き。
今回は、恐怖の分解法を投資に応用した場合、簡単に勝率が上がるという話。
- 投資の恐怖はどこにある?
- 恐怖の支配下を自分に置く
- 理論 < 心理
- 生活保護の本当の話
- インターネットを活用する方法
- 恐怖撲滅 = 自分との対話スキル
- うまくいかない原因
- 恐怖抹殺スキルを手に入れよう
- 知識の本質はこれだ!
投資の恐怖はどこにある?
投資の恐怖 = お金がなくなること
だろう。
初心者の場合、ポジションを取ると四六時中チャートが気になって、どきどきしてしまう、というケースは多いだろう。
これはまさに「恐怖」を明確化できていないから起こる現象であって、ポジションを持つ前にワンクッション入れることで解決できる。
それが、
「損失額」を最初に確定して、戦略的エントリー(リスクテイク)していく
ということだ。
つまり、FXのようなレバレッジのかかったものにおいては、最初から「損失額」を決めてしまうのだ。
そして、利幅が出れば、エントリーしたポイント(建値)に逆指値を置く(ゼロカット)。
これで負けても損失はゼロとなる。
恐怖の支配下を自分に置く
投資でコントロールできるのは、恐怖の根源である「損失額」を投資家が決められるのだ。
逆に言えば、投資家が決められるのは「損失額」だけだ。
利益額は自由市場である相場が決める。
だから、損失額「だけ」しか決められない一方、これで
「恐怖の根源である損失額」
という見えないモンスターは倒すことができるから、投資(FXは投資とは言えないが)をやっていても、恐怖がなくなっていくのだ。
そして、これを徹底することで、他のルールも守れるようになり、損小利大という型出来上がる。
理論 < 心理
株やFXのようなチャートのある世界では、
- プライスアクション
- エリオット波動
- ダウ理論
こういった知識としての武器だけでは、実は勝てない。
だから「心理学」という恐怖を明確化する、というアプローチが必要になるのだ。
恋愛や投資に限らず、あらゆる行動がスムーズに行えるようにはなっていくから恐怖の明確化は行動スキルだと言える。
例えば、会社で理不尽なことがあったとして、辞められないのは、
「給料ゼロ = 餓死」
といった恐怖があるからだろう。
しかし、
「給料ゼロ = 餓死 = しない程度に数年間は貯蓄で暮らせる」
のであれば、立ち向かえるはずだ。
生活保護の本当の話
そして、生活保護。
この制度も実は理不尽なところが多々あって、窓口であれこれ嫌がらせのように聞かれて、追い返されるパターンが多々あるのだ。
そして、生活保護をもらえるのは「条件に適用」している人、というよりも声が大きい人だ(戦える人であり、大阪人が多いのは理由がある)。
他にも例えば、女性が絡まれていて、助けようとなった場合、相手が複数では、自分が返り討ちとなるかもしれないけれど、空手をやっているから、簡単にはやられないだろう(その前に筋肉で最大限威圧する)。
最悪、大声で助けを求めればいいし、逃げるルートを確保しておけばなんとかなる。
すると、恐怖に見える行動もスムーズにできるのだ。
読んで終わりが大半かもしれないが、「恐怖を明確化」していくと自分が考えた通りの行動というのは、かなりの再現性で可能となるのだ。
インターネットを活用する方法
恐怖を明確化するために使えるツールがインターネットだろう。
表面的なものばかりかもしれないが、情報としてそこに存在しているから、恐怖を分解したあとの要素として「対策」を明確化するための知恵袋に近いものを拾っていけばいい。
落ちている場所は大手企業のサイトなどではなく、個人のブログやHPだ。
最近は 検索しても昔のように個人サイトが表示されずに恐怖を煽る大手企業のサイトや官公庁のサイトばかり出てくるから、検索方法もあれこれ工夫が必要だ。
英語の検索もできればやったほうが良い。
恐怖撲滅 = 自分との対話スキル
恐怖を明確化するというのは、ダイレクトに自分自身と向き合うことになる。
つまり、
「自分を理解する」
ことにもなるのだ。
よく言われるのは、
「人は自分のことを一番わかっていない」
というものだ。
自分がなぜ恐怖を抱いてるのか、それが人間は自分で分からない。本能的なものだからだ。
この本能的な部分を分解していくことで、
「オレの中にはこういう恐怖が作用していてだから行動できなかったのか!なるほど!」
と自分で気づくことができるようになるのだ。
ここに気づけるようになると行動は自然に子供レベルで可能となってくるから、人生はより高い次元でリバランスされる。
うまくいかない原因
大体のうまくいかない原因は
「恐怖に向き合っていないこと」
ここに大部分があるのではないかと思う。
例えば、最近であれば、「年金は崩壊」ということを国家(官僚)が認めたようなものだろう。
これは普通なら不安になって、恐怖感があるものなのだが、考えてみれば、年金の歴史は自営業者の老後のちょっとしたお小遣いからスタートしているのだ。
自営業は定年はないが、老後の少しプラスできるくらいの制度、という位置づけで年金が始まってる(積立時代)。
ただいつの日からか国家が民衆支配するために
「大衆が老後に国家の年金制度に依存するように」
作り変えてしまった。
こうして、恐怖を掘り下げていくと、
要するに
「国家(官僚)に依存しているから恐怖が生まれるのだ」
ということがわかるだろう。
であれば、昔の日本人たちがやっていたように、農業や自営業として、商いや投資を覚えて、老後は自分で国家に頼らずなんとかしていけば良いのだ(自立)。
そして、学ぶことを本気で開始すれば徐々に稼ぐ道筋も見えてきて、恐怖は消えていく。
国家なりに依存することが「人生の恐怖」を増大させることがわかるだろう。
年金問題の恐怖を明確化すれば
「自分で稼ぐための勉強をもっとちゃんと真剣にする」
ということにたどり着くはずだ。
決して、証券会社のセミナーなどには足を運ばないはず・・・
しかし、現実はこれだ。
年金問題の関係で、株とFXに大量の新規参入者が入ってきている。
— フィジークトモちゃん (@bobostrainee) 2019年6月27日
証券会社のセミナーは連日、超満席。こういった人たちが上値を買い、ニュースが煽り、それが大きな下落予兆となる、いつものパティーン。
不安先行で勉強せずに来るから、勉強しているだけで、圧倒的な優位性を持つことになる。#FX
不安にかられての行動は、あまりうまくいかないが、恐怖を明確化し、稼ぐための勉強をしっかり、真剣にする、という場合は、「正しい行動」が生まれる。
恐怖抹殺スキルを手に入れよう
自分の中の恐怖を目を「カッ」と見開いて、凝視して、それを分解していく姿勢を継続する。
これができれば、行動力は爆発するだろう。
大人になって社会化することによって失われたものが徐々に回復していくはずだ。この繰り返しのみが、自分の人生を生み出す根源となる。
知識の本質はこれだ!
知識の本質、役割とは「恐怖を明確化するため」に使う、ということだ。
自分の中に恐怖が複数の要素で構成されてる場合、その要素の対策を考える際に知識を使うのだ。
それによって「恐怖の克服速度」が上がる。
そして、こうした姿勢が最終的には人生を作っていく。
だからこそ今回の話は超重要なのだ。