グーグル(Google)と言えば、圧倒的な「秘密主義」で有名だ。
これがために、昔から話題に事欠くことがない。
例えば、グーグルスラップ(Google Slap)と言われるグーグルからの「ビンタ」アタックなどはまだ記憶に新しい。
グーグルスラップとは、Adwordsに規約を違反したと考えられる広告を掲載した際に広告主に課されるペナルティーのことを指す。
この結果、広告出稿時の品質スコアが下げられてしまい、広告(キーワード)の入札価格が高騰することとなる。
まさにグーグルからのお仕置き、ビンタなのだ。これで多くの戦士たちが消えて行った。
ただ今回は広告を買う側の話ではなく、ブログなどのWEB媒体に「広告を出す」側の話、つまり、グーグルアドセンスに通った話を書いておこうと思う。
グーグルアドセンスに通るのは楽勝だった(一発合格)という話だ。
- グーグルアドセンスに通った方法(これが結論だ)
- グーグル教官が最も嫌うことは何か?
- グーグルアドセンス審査でやったことはコレ
- グーグルアドセンス最大の難関はリダイレクト?
- グーグルアドセンスに通ったら削除すべき広告ポイント
- おまけ:グーグルアドセンスの配置場所
- アドセンスが学べる書籍(おススメ本)
グーグルアドセンスに通った方法(これが結論だ)
まずグーグルのスタンスは、常に「ユーザー・ファースト」なのだ。
これは長年グーグルと接していればよくわかることなのだが、影の努力をしっかり評価してくれる教師のようなお方だ。
だから情報提供側、価値提供型に徹すればいい。
グーグルが情報公開していないためあくまで憶測となるのだが、この部分が最重要だと考える。
逆にあの手この手でチート的に立ち向かっていく輩たちは、退場を余儀なくされていくのだ。
ここから考えれば、グーグルアドセンスに通る最大の肝は、申請するサイトがユーザー・ファーストなのか?
という視点で見ればいいとなる。
- 記事数ではなく、記事の内容が乏しい
のであれば、クリックしたユーザーを満足させることはできない(ユーザーの時間を食いつぶしただけで終わる)。
よって、グーグル先生から具体的な改善策を言われることなく(なんてったって秘密主義だから)、
「NOだ!」
と言い渡されるのだ。
これを翻訳すれば、
「君の媒体では、まだまだクリックしてくれたお客さんのお腹(不安、悩み、問題)を満たすことはできないのだ」
と教えてくれている、というわけだ。
グーグル教官が最も嫌うことは何か?
- 検索しても出てこない、引っかからないようなゴミ記事
これはそもそもユーザーにたどり着かない。つまり、グーグル側によっても何の利益も生まないのだ。
できれば、なるべく更新されて、独自性があり(パクリではない)、ユーザーにとって喜ばれるコンテンツ。
この対極にあればあるほど、グーグル先生は鬼教官となり、無言の「NO!」を無限連打してくることになる。
グーグルアドセンス審査でやったことはコレ
2019年2月25日にブログをスタートさせて、グーグルアドセンスの審査に初チャレンジしたのは、記事数が120を突破した2019年6月中旬のこと。
そろそろアクセスも増えて来たし、アドセンスでも入れておくか、くらいの感覚だ(ちなみに現在はアドセンス広告は停止中。理由は後述)。
よくアドセンス審査には必須と言われる
- アフィリエイトリンクがあると駄目
→ Amazonリンクを貼っていた
- お問い合わせフォームを設置
→ 無視。コメントやツイッター、Line@から連絡してやーのスタンス
- プライバシーポリシーを設置
→ なし。
の状態でアドセンス審査へと挑んだのだが、まったく問題はなかった。
やったことは、
- はてなブログを無料版から有料版に移行
- 独自ドメインの取得
- 毎日コツコツ更新
これだけだ。
グーグルアドセンス最大の難関はリダイレクト?
独自ドメインを「お名前.com」で取得したまではよかったのだが、実はこの独自ドメイン、
https://~
ではじまるのだが、なぜかアドセンスへのサイト登録(申請)ができないのだ。
http://~
のサイトのみが登録可能で何度もはじかれた。結果ここに一番てこずった。
結論からいうと、独自ドメインの「リダイレクト設定」という機能を使って解決した。その方法は以下にうまくまとめられているので、参照にされたし。
Googleアドセンスサイト追加する方法(リダイレクト設定)
ついでに「お問い合わせ」設定をしたい場合は、「Google Form」を利用すれば、今や誰でも簡単に「お問い合わせフォーム」の作成ができるから知っておくといいだろう。
Google Formを使ったお問い合わせフォーム作成方法
グーグルアドセンスに通ったら削除すべき広告ポイント
グーグルアドセンスの審査が通ってからわかるのだが、アドセンスを設定してないところになぜか勝手にアドセンスが出没する、という心霊現象のようなことが起こる。
この原因は、結論から言えば、アドセンスを申請する際に使用したコードが原因だ。
これは「はてなブログ」であれば、
ダッシュボード → 設定 → 詳細設定 → head
このhead内に入れていたアドセンスの審査用コードが原因でそうなるのだ。この部分を削除してしまえば、きれいさっぱり、となる(邪魔でなければ、そのままでも良いだろう)。
おまけ:グーグルアドセンスの配置場所
また広告を配置する場所は、検証した結果、サイドバーなどはほぼクリックされないので、基本「本文中のみ」で考えればいいだろう。
具体的には、
- 記事下
- 1つ目の見出し前
- 3つ目の見出し前
- 5つ目の見出し前
の4か所だ。
これは以下の記事を参考にした。
グーグルアドセンス広告配置場所の自動設定
ついでに言うと、「はてなブログ」の場合、アドセンス広告は、PC版とスマホ版があり、スマホ版用のアドセンスコードを挿入していないと、スマホ版には当たり前だが何も反映されない。
これは審査が通り、記事がバズって(小規模だが)からはじめて気が付いて猛反省した部分。
※ちなみにスマホサイトなどはほとんど触りもしていなかったのだが、よくよく考えると半分はスマホサイトからなので、今更だが、スマホサイトのサイト構築(レイアウト等のカスタマイズ)は重要だ。
この記事を読んでいるあなたは抜かりなしで設置してみて欲しい。
アドセンスをスマホに版に挿入した位置については、
- 記事上
- 記事中・最初の見出し前
- 記事下(SNSのシェアボタン前)
の三か所で、以下の記事を参考にした。
アドセンスをスマホに自動挿入する方法
以上、グーグルアドセンスに臨む際の参考にしてみて欲しい。
アドセンスが学べる書籍(おススメ本)
基本的にはこの一冊でいいだろう。
ザ・王道としての本。まさに教科書と言えるだろう(ここまでまとめるのは、相当大変だったと思う)。
まだ何もしていない者にとっては、意味不明かもしれないが、実際に
個人のメディア媒体を持っており(またはスタートした人)で、より強化したい人、サイトアクセスの安定を求める人にとっては、作業しながら、読んでいけば、ヒントとなる部分が多々ある(だから教科書なのだ)。
費用対効果はかなり高めの一冊となるはず。
Google AdSense マネタイズの教科書(完全版)
サブとして、以下。
元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍UPするプロの技6
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こちらはアドセンス申請がなかなか通らない人向け。正しいタイトルをつけるなら、
「アドセンスが通らない人ための超基本編+α」
といったところだろう。
基本的に学ぶべき部分はこれだけなので、楽と言えば楽である。
追伸
アドセンスを挿入したら、できる限りそのメディア媒体は、友人などには教えないことだ。中には善意から広告をクリックしてくれたりするのだが、それがスパム判定となり、30日程度の停止処分を受ける。
これは自身によるクリックでも同じだ。広告先が機能しているのかをチェックするために自分でクリックしていると、同じく停止処分を受けることがある。
最近は、アドセンス狩りと言ってサイトに出した広告などが他サイトに悪用されることは数年前と比べれば、かなり減ったと思うのだが、注意するに越したことはないだろう(当時は、停止というよりも一発退場がよくあった)。
記事がバズってしまった場合で広告が急激にクリックされてしまった場合は、どうしようもないのだが、是非、反面教師として欲しい。
詳しい原因など情報があれば、追記しておきます。