インターネットを軸に稼ぎ、副業を安定化させる。完全なる自立を目指す。
今回はこれを実現するには、どうすればいいのか?という話。
ビジネスとは、シンプルだ!
ビジネスには様々な形態はあるが、総じて言えば、世の中に対してどんな価値を提供するのか?これに尽きる。
今回はざっくりとではあるが、基本戦略を紹介しよう。
場所と手段の確認
例えば、副業を考えた場合、ビジネス展開する際に考えるポイント、場所と手段については、
- インターネットで展開する
- リアルで展開する
- もしくは、この両方
この3パターンだ。
次に、どこで戦うのか?を決める。
- サービスワールド
- 情報ワールド
- 物販ワールド
この3×3=9の組み合わせの中でどう立ち回るかの問題となっていく。
※金融ワールドは初心者がビジネスの戦場として最初に目指す場所としてはふさわしくない、というよりも再現性が低いためここでは除外。FXで突き抜けるためには、最低でも3年~5年は時間を要するだろう。
それぞれのメリット、デメリットがあるから、ここからもっとも合理的なマーケットを狙えばいいだろう。
例えば、「副業」で考えた場合は、まず大きな壁としては、時間の拘束が長い。こうなってくると、特にスピード、柔軟性が要求されるサービス系は難しいだろう。
となると、現実的に取り組めるのは、
1. インターネット × 情報ワールド(ブログなどの情報戦略)
または、
2. インターネット × 物販ワールド
このどちらかとなる。
インターネット×物販ワールドについて説明しよう
インターネット×情報ワールド(ブログなどの情報戦略)については、
継続 × 信頼(アクセス)獲得
基本はここのみに特化していけばいい(アフィリエイトや独自商品の販売などの展開はいくらでもできるからだ)。
アクセス × クリック率 × 成約率
方程式はこれしかないからだ。
そして、クリック率と成約率はコントロール外にあるから、アクセスを集め続けることだけを考えればいいのだ。
問題は、
インターネット × 物販ワールド
となるのだが、ものすごく簡単に言えば、最初は不用品をメルカリやアマゾン、ヤフオクで売って練習していけばいいだろう。
次におもちゃ屋に行き、「売り切れ商品」を見つけて、それをブログなどでアフィリエイトする。
商品名で検索する層は、買う予定である、という可能性が高いため、アクセスが少なくても売れやすいのだ。
売れるとわかっているもの(商品)のレビューやまとめ情報と共に購入できる場所をインターネットワールドで提示する。昔ながらの方法ではあるが、逆に言えば、10年前から廃れない方法なのだ。
こうして土台を徐々に固めながら、自分なりの「型」を構築していけばいい。
例えば、物販と言っても「やり方」はそれぞれ違うのだ。
- 国内で仕入れ → 国内で販売
- 国内で仕入れ → 海外で販売
- 海外で仕入れ → 国内で販売
があり、どこから仕入れるのか、「仕入れ先」の確保で勝負が決まる。
よって、安定的に、長期間という意味からも誰でも簡単に仕入れができる場所は避けて、最終的には、銀行も味方(融資したいとなるもの)となるある程度の障壁がある「メーカー」から直接仕入れることが望ましい。
メーカーの希望小売価格の50%~60%前後で安定的に商品を仕入れ続けられる状態。
ここを目指せばいいのだ。
※ちなみにメーカーからの仕入れは、銀行員は大好きだ。彼らはそういった上司にどこそこのメーカーの商品といった知名度の高い物に対して融資したがるのだ。
もしくは、日本文化色の強いものを海外アマゾンに出して、国内で個別購入して配送。
これでもいいだろう。
※消費税の事を考えれば、全額還付される「海外販売」がミソなのだが、最初から目指すには、やや敷居が高いかもしれない。
海外仕入れの多くは、中国工場から仕入れる、またはオリジナル商品を作って、日本て販売というパターンなのだが、常にカントリーリスクにさらされるから安定的に稼ぐ、仕入れる、ということはやや難しくなる。
身の回りの物などを中心とした転売は誰でも簡単にできるものなので、利益率の高い商品はすぐに他者の「ツール」などによって丸裸にされる。
よって、あくまでお小遣い稼ぎとしての手法だろう。
そう考えていくと、物販の場合は、他者が参入しずらい「メーカー」からの仕入れを最優先にして、売るものを探すことになるが、
仕入れ先はどこか?
その場合は、
・見本市(展示会)
に実際に足を運び、バイヤーとして、商談することになる。
ターゲットとなった商品を仕入れて、アマゾン、ヤフオク、楽天などで販売するのだ。
※ただしバイヤーからの仕入れの場合は、法人を持って、社会的な信用度を持っていないと難しくなるので、ステップとしては、ある程度、経験を積んでから、となる。
ネットショップを開設する場合は、
- アマゾン
- 楽天
- ヤフーモール
集客や持ち出しのコストがかからないこれらの市場からスタートすればいいだろう。
アマゾンなら「FBA」というサービスを利用することで、注文時の自動配送や在庫管理は可能となる。
自身の販売サイトを持つことで、取引先から信頼してもらいやすくなるから、自前のネットショップであれば、
Yahoo!ショッピング
こういったところであれば、固定費はかからないから便利だ。
アマゾンの場合は、FBAの大口登録で月額4,980円
在庫を置く倉庫代、他モールで売れた商品の出荷も可能ということを考慮すれば、妥当な金額だと思う。
在庫管理については、「らくらく在庫」というシステムもあるので、活用することで、困ることはないだろう。
らくらく在庫
とにかく個人がビジネスをスタートさせる際に困る障壁は今や調べれば、ほとんど解決策、サービスがあり、突き進むことで、進化できるようになっているのだ。
突き進めないようなら、過去の記事を徹底的に読み込み実践すればいい。
見本市のスケジュールは?
簡単に調べることができる。
例えば、
だ。
こういった思考の展開をしていくと、好き嫌い、得意不得意問題に直面するのだが、何事もやってみないことには、好きか嫌いか、得意か不得意か、などはわかりっこないのだ。
例え、好きではじめたとしても、青春の部活動を思い出してみて欲しい。
炎天下をひたすら走る、走る、走る。
好きで始めたことなのに、ひたすら好きとも言えないトレーニングをしなければならない。
このように、好きの中にも嫌い、苦手、不得意があり、これはどんなビジネスでも一緒なのだ。
ただ、ビジネスの場合、稼げるようになれば、嫌いだと思っていたことが、とたんに好きになるから人間というのは、いい加減な生き物だなと感じる。
追伸:外貨両替機ビジネスを考える
余談となるが、「外貨両替機」ビジネスも面白いと思う。概念は、どこに自動ATMマシーンを置くのか、ということなのだが、外貨両替機は、文字通り、自動販売機をリアルワールドに設置して手数料ビジネスをする、というものだ。
ほぼ100%設置場所に影響されるから、オセロゲームのようなものだと思う。
初期費用は1000万円前後で外貨両替機のオーナーになることができる。
やるやらないに限らず、常にアンテナを張っておくといいだろう。インターネットワールドにおいては、まさにこれを複数、時間をかけて構築していく作業となるからだ。