今回は、行動力がモンスター級に爆上がる方法、実体験に基づく具体例。
金持ち族(現金少な目)に触れて感じることは、行動力が異常に高い、という一点に尽きる。
特にアジアの若者層に広がりつつある新能力のような感じがしている。伸びていく国の特殊能力なのだろうか。
行動力がモンスター級に爆上がる方法(実践編)
日本人の優位性は多々あるのだが、まず客観的に日本人が圧倒的に他国に劣っている能力を認識することが重要だと考える。
それが
「遠慮」
だ。
別の言葉に言い換えれば、間合いだとか、ガツガツ感、若さ、ギラギラ感、などだろうが、例えば、投資やビジネスの話をアジア人の若者に教えようものなら、すごい勢いでガツガツ来るのだ(ガツ攻め)。
一方日本人は遠慮からまず入る。本心を押し殺し、間合いをはかりあたりさわりのない言葉を選び、駆け引きをして・・・
こういった能力はサラリーマンなら優れた能力だと言えるのかもしれないが、投資やビジネスにおいては圧倒的に不利となる。
つまり、ここで言う行動力とは、そういった日本的な常識をある意味、ぶっ壊して、掴み取りに来る前進力であり、コミュニケーション能力のことを差す。
こういった類の者たちは、見知らぬ他者と遠慮なく話をして、電車での会話で気が合えば、お茶でもして、といった具合に一瞬で関係を構築するのがうまい。
しかし、日本人はほぼ100%の確率で、見知らぬ他人に気軽に話しかけ、気が合えば、その日のうちに食事をする、といったことは、まずないだろう。
ここに圧倒的な差が生まれるのだ。
文化的にも、電車やバス、飛行機の座席で隣の人との会話は海外では日常的だ(多民族国家であれば、私は安全な人間ですよ、というコミュニケーションが必要となるのだろう)。
しかし、日本でこれをやると周りから冷たい視線が刺さるのだ。
失ったスキルの代償
アジアに出ていくとわかるのだが、同じアジア人のはずなのに、平気で他人とコミュニケーションを取りに来る。
かつて日本人も持っていたであろう「他人と気軽に交わるスキル」を失ってしまった、退化したなーと認識して、もう一度、磨かなくては!と思っている人間はどれくらいいるだろうか?
例えば、投資やビジネスにしても、優勢性の高い局面、全体像などといった戦略はコミュニケーションによって浮彫になってくることであって、「ネット検索」ではなかなか身に付lくものではないのだ。
逆を結論だけ言ってしまえば、
「行動力があれば 誰でもお金は稼ぐことができる」
という話なのだ。
例えば、継続的に稼いでいる人がまだまだ少数派である、というのは、「行動力」が「一定の水準」に達していない人が大多数である、という意味だ。
そしてこの背景には「コミュニケーション能力」が関係している。
「行動できない」を乗り越える方法は以前にも書いた通り。
人間は、どうしたって行動できない人は潜在的に大なり小なり、
「予期できないコミュニケーションが発生することへの恐怖」
がある。
外国人(ここではアジアの若者世代を指す)は日常でよく知らない人と会話を交えているために、この恐怖がない。
というよりも、日常的に朝の挨拶やカフェなどでのコミュニケーションに爽快感すら覚えている人も多いだろう。
結果的に、新しい分野にも積極的になる人が傾向として多い。そして、とにかく「行動スピード」が早くなる。
※日本人は10代後半~20代前半にかけてはこういった場所で過ごす方が圧倒的に将来の役に立つ。
観察して思うのは、行動力の高い人は他人とコミュニケーションをする量が多い傾向にある。
言い換えれば、この量が多いこと、つまり、自然と行動力が上がっていくのだ。
行動力を自然に上げる具体例
毎日でなくてもいい。
日々、すれ違う人たちに「おはよう」でも「今日は暑いですねー」でもいい、能動的に声をかけるのだ。
道を聞いてもいいだろう。
最初は、おばあちゃん、おじいちゃんをターゲットにスタートしてもいい。
できれば異性がいい。
同姓は緊張感が足りないから、異性で自分がタイプと思えるくらいの感じの人を選ぶのだ。
※東南アジアは最高の環境だ。
これを実践していくことで今まで閉ざされていた、退化していた心の扉が一気に開く。そして、オープンな心(性格)に変わっていく(個人的にこれを「英語(海外)モード」と呼んでいる)。
たったこれだけのことで、コミュニケーション能力は圧倒的に上がる。
そして、その先に待っているのは、赤の他人とでも、どんな人種であっても自然に会話ができるようになるのだ。
こういった状態になれば、気になる有名人、起業家と積極的に連絡をとったり、友達になることが日常的になってくる。
自分がオープンになっているから、相手も心を開いてくれるのだ。
もちろん相手によってはどんなに成功していようが内向きな人もいるので、そういった人間には迷惑極まりないのだが、外交的な人であれば、交流するのが楽しくなる。
文字でどこまで伝わるのかはわからないが、これはあらゆる人間(特に日本人)に軽い「革命」をもたらす技術だ。
一気に抜き出ることができる。
気軽に他者に道を聞いて、コミュニケーションの恐怖がない状態であると、営業マンであれば、営業成績は上がる。
インターネットビジネスをしているのであれば、人脈が増える。
重要な情報が増えて自然と食べれるようになっていく。
何よりもこの過程において、世の中にはいろいろな人がいる、ということを再確認するだろうし、人の笑顔、親切さに触れることで、人にやさしくなれます。
副次効果としてパートナーができる(かもしれない)。
自分の場合は、強制的に海外(主にアジア)に身をおくことで、これを実感するのだ。
今までどれだけ自分が心を閉ざしていたのか、閉ざされた世界で生きてきたのか実感する。
本当の情報源はどこにある?
今の時代、重要な投資にかかわる情報を手に入れる場合、それは人づてなのだ。
「いいね!」では心はつながれない。
物を買ったり経済行動するのはすべてそこに人がいるのだ。アフィリもビジネスも全部、そうだ。
知らない人とは話さないという日本の常識は捨ててしまった方がいいだろう。
そのつまらない鎖国的な常識を破壊して、新しい世界が見えた時、ケタ違いの情報量にきっと驚くはずだ。
ゴミ情報
はっきり言えば、インターネットの検索から出てくる情報、ユーチューブで出てくる情報、ツイッターに流れる情報、あんなものは、何の情報もないのだ。
結局 コミュニケーションを取り、仲良くなる起業家や投資家の間で話される中で痛感するのは、
「こんな話はまず グーグルやユーチューブやツイッターでは聞かないな」
ということだ。
「重要な情報」はインターネットの世界には、ほんのひとかけら、断片的にしか落ちていないのだ。
それらをつなぎ合わせる術がなければ、意識にも止まらない。それを活用して成功している「人」がそれを体系的に言葉で表現する。
または欠片をネット上に醸すのだ。
ネットやSNSの発達で「つながってる気分」にはなれるだろうが、そこではGoogleやFacebookが潤っているだけで、つながっている気分というのは、つながっている錯覚なのだ。
「他人とのコミュニケーション」と「爆発的な行動力」の関係性が見えてくると、肉体に魂が宿り、人生に小さな革命を起こす。
これは本当の話なのだが、信じない人が多いからこそ、実践者だけが得をするのだ。