前回の続き。
負けない、損切を極力ガードして、利幅を伸ばすには、どうしたらいいのか?
この話です。
- 負けないための答えは時間軸?
- 待っている間に何をするのかが全て
- ウォーレン・バフェットに学ぶ投資術
- 短期足(4時間足以下)の使い方
- 日足ではエントリー回数が少なくなるのか?
- 利益が伸びる理屈
- 最大の壁
- 単純だが、効果バツグン?超使える精神強化法
負けないための答えは時間軸?
例えば 1時間足のトレンドラインまたは水平ラインと日足では、どちらが強いか?
答えは、日足だ。
1時間足のサポート(支えられるゾーン)、またはレジスタンスゾーン(反発されるゾーン)はあまり役に立たない。
しかし、日足では強く機能する傾向があるのだ。だから仮に1時間足で見て、ストップライン(ロスカットポイント)を設定できたとしても設定した価格までの途中に
「日足レベルで見た時の強いゾーン」
がある場合が多いのだ。
よって、買いや売りで入っても、ターゲットに到達する前に跳ね返される回数が増える。
文字にすると少しややこしくなるかもしれないが、リスク・リワード1:4で例えば、100万円運用の人でリスク2万円(2%)、リワード8万円としたら日足レベルのゾーンの下にストップを置いて、そこに到達したら2万円の損になるように
「ポジション(ロット調整)」
をあらかじめする。
そうすると実はこの2万円の損きりというのは、不思議なのだが、あまり起こらなくなってくるのだ。
本来はリスク・リワード1:4ならば勝率は20%となるのだが、
30%、40%、50%以上と出たりする。
だから、結論を言えば、損きりするポイントを日足レベルで見て、「ちゃんと」考えたから利益が増えていくのだ。
ワイの筋肉的理想像。
— フィジークトモちゃん (@bobostrainee) August 7, 2019
巨大かつマッチョでお人形好きのモテ男。オーストラリアに生息するロジャー君だ😻
そろそろロジャー君が暴れてカンガルーショックが起きそうな予感。AUD/USD ショート(0.689257)をかましながら、現在200pips。今日も淡々と一日を過ごす。
押忍 #ロジャー#FX#オージー pic.twitter.com/ydMXRTX4iA
だから大事なのは「日足」または週足の重要なライン(or ゾーン)付近でしかトレードしない」
という姿勢なのだ。
これをやるとわかるが、「リスク・リワードを適切なバランスで取りながら、ジワジワと勝率を上げられる」のだ。
ここまで読める人は少ないだろうから、はっきり言うが、勝ち続けているトレーダーたちは、このような視点で、似たようなことをやっているのだ。
結果、どうなるかというと、トレードできる回数は必然的に減ってしまう。
日足、または週足の ライン・ゾーン周辺でのみエントリーする、とうことは、そのポイントまで引き付けないといけない。
つまり、「待たないといけない」のだ。
となれば、当然的にエントリーチャンスは減る。だから「待つのが正義、待つのが仕事」という言葉は真理だと思う。
待っている間に何をするのかが全て
待ってる間は、アラートを設定して、ゆっくりビジネスをしたり、未来の準備のために時間を使うことが重要なのだ。
そして、日足とか週足レベルのライン・ゾーンに来たらようやく「勝負」となる。
こうすることで(これができるだけで)、エントリーしても損切ポイントに引っかかる、ということが一気に解消されるのだ。
株で言えば、例えば、ウォーレン・バフェットは株の仕込みのために、日足、週足は当然として、そのために、何ヶ月もひたすら待つ、ということができる人間だ。
よってウォーレン・バフェットは「待つことが仕事」の人だと言える。
勝てない人は、ポジション持ちたくて仕方がないのだが、これが癖になると、もう病気の一種だから(刺激がとにかく欲しくなる)、日足では見られなくなるのだ。
よって、負ける回数が増えて、精神的にやられる。
ウォーレン・バフェットに学ぶ投資術
ウォーレン・バフェットの投資のやり方、書籍を読む限り、彼は日足をおそらく1時間足くらいの感覚で見ているのではないかと思う。
短くても週足。メインとしているのは、月足ではなかろうか。
とにかく損切りに引っかかります、と言う人は最低でも日足ベースの大事なライン、ゾーンでエントリーしていないから、それを意識して、練習するといいだろう。
チャンスは、「日足の際(ぎわ)」にあるのだ。
だから「日足」を見る習慣だとか、時間を増やすことが利益へとつながるわけで、日足ベースであれば、世界中どこにいようがのんびりトレードができるのだ。
短期足(4時間足以下)の使い方
日足レベルで引き付けておいて、実際にエントリーする瞬間、仕掛けるタイミングのみ、4時間足や1時間足を使うのだ。
分析では「日足」を見る時間が最も長く、エントリーする時だけ4時間足や1時間足に落とし込んで、入る、というステップだ。
日足ではエントリー回数が少なくなるのか?
全く問題ない。
まず大抵の海外証券は通貨ペアなどの銘柄が腐るほどあるからだ。
数にすると、40個前後はあるのではないか。さすがに40通貨ペア全てにラインを引いて待つ、というのは大変なのだが、主要の(相性のいい)通貨ペアだとか、株(先物も含めて)、トータルで10銘柄前後であれば、ライン引いたり、ウォッチしたりできる。
これでエントリー回数の減少はある程度、回避できるのだ。
利益が伸びる理屈
この考え方で取り組むと、利益確定のタイミングは、例えば、30pips逆行したらロスカットするのだが、逆に利益が200~300Ppipsと伸びた場合、
100pips前後で一部を利確して、その後は伸ばすので、必然的に利益が出ているポジションの保有時間が長くなり、精神的にも安定するのだ(金利がもらえたら最高)。
このやり方を練習していくと、エントリーしても刈られる問題は割と簡単に解決するし、これを知っているか知らないかの世界だ。
大袈裟ではなく、数十万、数百万の価値がある話だと思っている。
全ては「確率に自分が都合の良いように 歪みを持たせる」ための考え方であり、確率思考なのだ。
最大の壁
こういった話をしても、大抵の人はできないだろう。なぜなら一度、短い足を見て慣れてしまっつた人間は、中途半端なところで、ポジションを取りたくなるからだ。
カネがダイレクトに直結してる世界であるため、欲が前面に出るのが投資の世界。
そして大半はそれ(リバイアサン)に精神が喰われてしまうのだ。
単純だが、効果バツグン?超使える精神強化法
例えば、いつものように日足のラインとかゾーンの周辺でもなんでもないのにエントリーしたとする。それをした場合、自分に何かしらの罰を与えるといいだろう。
- 食事を抜く
- パートナーに1000円渡す
- 一週間禁酒
- トレーニングを死ぬほどする etc
人間の意識だけではコントロールできないわけでその行為をしているのであれば、痛みを効果的に使えばいいのだ。
ルール破ったら己を罰するのだ。
精神的にも、物理的に痛いから、その行為は遠ざかっていくのだ(自己との対話)。
何度も言うが、日足のライン近辺だけで勝負できるようになると、人生がそこから力強く変わっていくのだ。
特別大サービスで書いておく。