もしも人生にしかるべき「勝ち方」があるなら、知りたくないだろうか?
実はこの問いは20代の頃にずっと繰り返してきた問いでもあるのだ。
「人生の勝ち方」を教えよう(17年分の英知)
なんだかんだで、独立してから17年が経過するのだが、見てきた経験、統計というのがある程度、蓄積されてくる。
その中で、知識、経験の中から知恵をえぐり出すと、結局のところ、
「勝つ」ことを意識してる個人や組織よりも(大きく)「負けないこと」を意識してる個人や組織が成功していく
ということなのだ。
例えば、金(ゴールド)だ。
金というのは、利率がつかず、つまらない投資の代表格みたいな時代がずっとあった。
大抵、ポートフォリオに金を入れることを嫌う者は、「勝つことだけ」に集中している人たちだった。
一方で、金もしっかり組み込む者は、まず「負けないように」ということを考えるタイプだと言える。
結果、金を持っている者は、(当時は叩かれたかれど)なんだかんだで着実に資産は増えているのだ。
ウォーレン・バフェットも負けないことを徹底するし、伝説の麻雀打ちの桜井彰一も「負けの99%は自滅だ」ということをよく言っている(麻雀で20年間無敗という人というか、神様)。
これは、読めば単なるテキスト、一文に過ぎないのだが、貴重すぎる一文なのだ。それくらい本質を突いている。
満足を遅らせる、という黄金習慣の結果
人間は、本能的に、勝つことばかりを意識するが、「負けないこと」から徹底して考える、ということはあまりしない。
iDeCoでもまずは定期で弾を大きくして、とか言うともったいないですね、みたいな事を言われるが、すべては、負けないことから考えてのことなのだ。
投資でもビジネスでも人生全般でも「負けないこと」をやっていれば、なんだかんだうまくいく、ということをこの歳になって学んだ。
10年以上、自分で稼ぐ、ということを生業にしていると嫌でもわかってくるのだが、昔はいたけれど、今はいなくなっている人だとか、破産する人も実は多いのだ。
もちろん、ずっと生き残っている者、コツコツ利益計上して、お金持ちになっている人もいる。
そして、生き残っている人は、100%と言ってもいいくらいに、
「負けないこと」
を意識しているのだ。
これを人生哲学に加えることを強くおススメする。
さあ、応用してみよう!
どんなスクールであれ、オンラインサロンであっても、
実は、
「勝ちにフォーカスしているコミュニティは大体、負けている」のだ。
一方で、「負けないこと」を徹底しているコミュニティは自立して、長期間しっかり稼ぐ人が輩出されている。
こういったリアルなガチ情報は、Google先生に来ても出てこないのだ。
だから、
「あなたは何もしないで月収ウン百万円!」
の類の案件はほとんどの人が稼げないで終わる。
一方、地味だが、
「負けないこと、大きく損失出さないこと」
を徹底する小さなコミュニティーは比較的、結果を出す者が出てくる傾向にある。
※自営業つながりで、上のインタビューをすると、元サラリーマン → 独立 のステップを踏んでいる場合、どこに所属していたのかを聞けば大体、同じようなスタンスの師から学んでいる。
だから「勝つよりも(大きく)負けないこと」を意識してる人の方が
なんかんだ、最終的には、結果としては、勝つようになっている、ということなのだ。
FXの自動売買はどうか?
完全に無視だ。
一時的には結果は出るのかもしれないが、FXのEA(自動売買)でよくあるうたい文句は、
「月利30%40%出ますよ!」
みたいな話だろうが、それが本当だとしても、そもそも論として意識が「勝ち」にフォーカスしている時点で、シャットアウトなのだ。
逆に言えば、「負けないこと」を意識して月利2~3%を着実に取っていきましょう、みたいなEA+裁量(なぜ裁量を入れるか?負けないため)をオファーしている場合は、生き残って資産を増やすことができると思う。
世の中には色々な勝負事があるが、そこで長く生き残ってる人たちの特徴は「負けないこと」を意識してきた人である。
これを覚えておくことだ。
仮想通貨はどうだろう?
例えば、仮想通貨。
資金のポートフォリオも考えずに有り金全部を仮想通貨に投じた場合、一時は仮想億り人になったかもしれないが、現在では、資産のほとんどが吹き飛んでるはずだ。
※ちなみに仮想通貨には、オレも投じている。3割程度利確後、あと5年はガチホでいいと思っている。塵となっても、ポートフォリオ上、再起可能だ。
もし「負けないこと」を意識していれば、ポートフォリオの一部に留まっていただろう。
それができない者が「負けないこと」の重要性を学ぶために、飛んだ、という話なのだ。
これは10年以上の確率論でもあり、経験則だから、覚えておくといいだろう。
出血大サービスで記しておく。
次回に続く