「資産を増やす」にはどうしたらいいのか?
今回はその方法を教えよう。
資産を増やす方法
方法はいくらでもあるだろう。
しかし、大きくは2つに分かれる。
それが
- 短期欲求的な行動の連続なのか、
- 長期欲求的な行動の連続なのか、
ということだ。
そして、その圧倒的大多数が早く億万長者になりたい、早く大儲けしたい、美女に囲まれて暮らしたい、といった短期欲求型に流されるのだ。
一方、資産を増やすお金持ちへの「王道」でもある長期型はどういうことを考えるのかと言うと、じっくり月利5%でもいいから増やし、負けは最小。増えた分に複利をかけていこう。
こんな具合で、コツコツと継続するタイプだ。
例えば、5%であれば、毎月資産が1.05倍で考えていけば、長期型思考なので、5年先、10年先を考える。
仮にこの条件が継続された場合、10年後は資産は348倍になるのだ。
よって、焦る必要はない。
じっくり自分の資産に複利をかけていこう。
そして稼ぐよりも負けないことを重視しよう。
この考え方で資産形成(増加)に取り組んでる人は経験上、超少数だ。
例えば、長期積立で見ても10年以上継続できいる者は、少ない。
これから米ドルが徐々に力を落としていき、再び円高時代(最大の仕込み時)前夜であるのに、途中でやめていくのだ。
短期志向の行動の果てに…
短期的思考というのは、人間の本能的な考え方でもあるため、仕方がないのかもしれない。
しかし、「早く稼ぎたい人たちの市場」は通常、ライバルが多く、本当に稼ぐことができるのは少数だけだろう。
しかし、「月利3%でも5%でもいいから大きく負けないで、コツコツ増やし、複利をかけていく」というアプローチは圧倒的大多数は、「欲望の制御」ができないがためにそもそも参入者が全然いないのだ。
そして、これを愚直に継続してきた人こそ、ウォーレン・バフェットである。
地味に資産を増やして気づいたら10兆円近くになっていた、という人物だ。
まとめ
「最終的」に資産増やすのは圧倒的に後者のタイプなのだ。ほとんどの人は、これから先もまだ何十年かは生きることだろう。
であれば、1年間だけ、一瞬だけ儲かっても仕方がないのだ。
何十年も稼げるように、何十年間も資産拡大するように、と考えれば、「長期的な考え方」を持っているか否か。
ここで差が生まれる。
その過程における痛みはすべて快楽だ。