日本の常識は“ほぼ”世界の非常識⁉BOBOSミニマリストのつぶやきブログ

世の中の「言ってはいけないこと」はほぼ正しい。BOBOSオジサンから覚醒者たちへの遺言。

リタイアする方法(2ステップ)

 

リタイヤする方法はいくつかあり、これは過去にも話した通り。

 

www.tradelife.work

 

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今回は、非常にオーソドックスな方法でもあり、王道だ。

 

順を追って説明しよう。

 

 


20代前半の熱意は最強説

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リタイアする方法

20代前半は、大抵の場合、お金はないが強烈な熱意を持っている。

 

朝早く出勤するのは、楽勝。長時間働くのも楽勝だ。

 

それくらい毎日身を粉にして働くことができる非常に貴重な年代だと言える(ビル・ゲイツは若かりし頃は、仕事机の下に寝袋を持ち込み、そこで生活していたと言う)。

 

そして、コツコツ王道のみを突き進むと決めて、貯蓄に励んでいくといつしか、銀行の貯金残高が1000万円になっていることに気が付く(300万円でも500万円でもいくらでもいい)。

 

つまり、スタート地点から考えれば、大金を確保している状態だ。

 

ワーカホリックループ=中毒性大

 

しかし、働くことは止めない。なぜなら、スタート時点ではなく、この時点での自分のライフスタイルを楽しもうと思ったら、1000万円ではわずか数年程度しか持たないからだ。

 

よって、またひたすら貯金をして、時には失敗しながら、それでもコツコツ、資産を増やしていく。

 

こういったことを繰り返しながら、例えば、金融資産が3000万円まで貯まったとする。

 

しかし、それでもなお働き続ける。

 

なぜなら、金融資産が増えれば増えるほど、年間のコストが増えているため、その額では足りないのだ。

 

利回りを計算する

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リタイアする方法 利回りが肝となるワケ

3000万円が5000万円となり、利回りが3%あるとする。再投資を繰り返し、仮に1億円まで到達したとする。

 

利回りが5%とするなら、この時点で配当のみで生活しようとすれば可能なのだが、生活コストの上昇から、まだまだ、と考えさらに働き続ける。

 

ある日、自分のポートフォリオを見ると、純資産は5億円以上になっていたとする(いくらでもいい)。

 

「これだけあればリタイア生活ができる」

 

と思っても、年間のコストも増加しており、税金で多くが持っていかれる。

 

そうなると、現在の生活、またはさらにワンランクの生活を続けるためには、まだまだ足りない、という心理が働く。

 

そして、また働き続けて、あと少しがんばろう、そうしたら残りはのんびりできる、と自分に言い聞かせる。

 

リタイアを先延ばしにして、また働き続ける。

 

ワーカホリックを回避する方法

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リタイアする方法 ワーカホリックの罠

これが良いか悪いかは別にして、こういったケースは意外と多いのだ。

 

特に男性には多い。

 

ワーカホリックに近い状態なのだが、自分の人生を楽しむことを先延ばしにすることを回避する方法は実は簡単なのだ。


ステップ1:将来、どのくらい資産を築きたいか、具体的に決める。

 

例えば、目標の純資産額は2億円だとする。

 

1億5000万円を投資に回して、そこからの配当を生活基盤の一部とする、と考えるとする。

 

平均4%の税引き後利益(社債や定期預金だけでも4%前後は現実的だ)で、1億5000万円は年間600万円のキャッシュフローを生む。

 

もちろん場所によっては税金がかからなかったり、国内であれば、iDeCo(イデコ 個人型確定拠出年金)などは税制上、優遇されるので、多少の誤差はあるが、大事なのは、年間のキャッシュフローを明確にして600万円なら、

 

「生活費は600万円以内に抑える」

 

というルールを作る、ということだ。

 

※ワイが日本とアジアを拠点にしている主な理由はコレ。生活コストが激減するからだ。

 

年間600万円なら月換算すれば、50万円となる。

 

であれば、生活コストが上昇しないようにするには、「必要な支出レベル」をなるべく早い段階で把握して、決めておけばいい、というのが回答となる。

 

月額50万円を超えないこと。

 

収入がどんなに多くなっても、ライフスタイルが贅沢とならないように、支出は600万円までに留めて、残りは投資に回す。

 

豪邸に引っ越したり、高級車を買ったり、豪華な旅行を企画しないことだ。幸い、豪邸はいつでもエアビーで借りられるし、高級車もレンタル可能だ(そしてすぐに飽きる)。

 

ステップ2は、目標を決めたら、想定したキャッシュフローの中で生活を楽しめるようにすること。

 

実はワーカホリックを回避しして、徐々に仕事の量を減らし、可処分時間の最大化を図っていく手順は、これだけのことだ。

 

大抵は、ルールなし。

 

消費は短期欲求からエスカレートして、一度、このループに入ると、幸福度は低下して、いつまでも働くこと(仕事量のコントロールができなくなる)が止められなくなる。


キャッシュフローがわかったら、価値のある人生を送るために何をしたいのかを探していけばいい。

 

あとは、必要以上にコストがかかる生活を回避するだけだ。

 

若いうちに流さなかった汗は、老人になって涙となって体から出る、というのは本当の話なのだが、

 

日本人の場合、場所を移すことで、日本円の価値はまだ2倍~3倍になる場所がゴロゴロあるから、日本人の真の優位性はやはり外に出た時に発動するのだと思う。