何回かに分けて、お金を増やす行動哲学について書いているのだが、今回は、お金の使い方について少し書いておく。
重要なことはコレだけ
大抵の人はお金が入ってきたら入ってきただけ使ってしまう。
特に臨時的な収入はその傾向が強い。
スポーツ界でもこれは顕著で、例えば米国のプロバスケットボールを引退した元NBA選手の60%は5年以内に破産している、というデータもある(ボクシングもこれに近いデータがあって、自己破産した元スポーツスターは実に多いのだ)。
他にも例えば、宝くじが当たり、固定費が無駄に上がって、上がった固定費を下げられず、資金ショートしてかえって貧乏になる、という話も統計的には出ていたりするのだ。
要するに「お金をどう使うか?」が貧富の差を分ける本質なのだ。
問題は、入ってきたものを使う場合、この欲求には制限がないから好景気時は爆買いみたいな行動ができても、不景気になると途端に貧しくなるのだ。
その中で超少数の者たちだけが、入ってきたお金に意識的に管理し、あまり手をつけずにほとんどを再投資に回していく。
そして、この人たちの資産が拡大するのが「資本主義」の本質ということになる。
お金の使い方
お金の使い方は
- 消費(または浪費)
- 投資
のみであって、どうにかして投資割合を増やしていき、徐々にゆっくりと豊かになってく、というゲームなのだ。
だから自然と行動も、
- 携帯電話は格安SIM
- 電力自由化で安いところを選んでいる
- つみたてNISAを継続
- iDeCo(個人型確定拠出年金)を継続
- 小規模企業共済を継続
- セーフティー共済を継続
- ふるさと納税をフル活用
- マイクロ法人をフル活用 etc
こういった具合で、余計な物は買わず、買う時間も節約できて、可処分時間も増え、考える時間に再投資され、普段の消費額がより節制され、毎月 潤沢な投資用のキャッシュが生まれ続けるのだ。
こうしてメインとしての軸が出来上がり、たまに仮想通貨のようなハイリスク案件に挑戦するが、成績が思わしくなければすぐにその分をメインに振り分けていく。
こうして、一時的には負けても、全体では「負けないで資金が増える確率」の高いものに投じていくので、結果、裕福になっていく。
チャンスはどこにあるか?
逆に言えば、入ってきたら入ってきた分使ってしまう、という傾向、本能にチャンスがあるのだ。
世の中の99%(かどうかは知らんが)、たいていの人はお金消費や浪費で使うから、投資には回せない。
だから毎月投資に回せる人は5年、10年と継続するだけで、ライバルが勝手に自滅しているため、当然だが、続けているだけで勝ってしまうのだ。
そして、こういった類の投資行動を繰り返していると、リーマンショックのようなリセッションが起こる可能性もあるが、それと同時に強烈な経済成長の恩恵を受けることもあるのだ。
最大のノウハウはコレ
大抵の人はどうにかして稼ぎたいと思って、色々な情報を探ると思うのだが、それよりも 毎月の資金管理の方が強力なのだ、ということだ。
これだけやっていれば、徐々に潤沢な投資金が生まれるわけで、結婚相手を選ぶならこのスピードを加速させられる相手を選ぶべきだろう。
あとは「負けないこと」に意識すれば資産は増えていく、というのが事実。
だから実はお金を増やすというのは入ってくる収入以上にはるかにかける時間と行動の方が強烈なのだ、
ということで王道を突き進んでいくと改めて、お金を増やすことは、実にシンプルな道であることに気が付く。
そして、投資行動実行中は最初は忙しくとも、徐々に暇になっていくから、その時間を自分の人生に投下し続けて、トレーニングなり、勉学なりを励んでいけば、「芝浜」ではないが、自己成長にますます磨きがかかり、異性が近寄ってくることになるから、同時にモテる道を突き進んでいることにもなるのだ。
30代(でなくてもいいけれど)独身。筋肉質、料理上手(筋肉食)、アルコール少な目(ほとんど飲まない)、健康志向強め、勉強熱心、語学、IT、会計に精通。友達少ない。資産家(毎年上昇)。
どうだろうか?