金(ゴールド)というのは、買っても消費できるものではない。
だから消費税が8%の時に買って、10%になった後に売却したら、2%の差分がもらえる、という奇妙なシステムになっているのが日本だ。
ただ海外と比較すると、日本で金を買うのは割高だと思う。今回はこのあたりの話を少し。金(ゴールド)は下落すれば買われる背景などがわかるだろう。
金(ゴールド)を買うならどこがいい?
金はついに1gあたり5600円を突破した。
日本なら田中貴金属などが有名だが、個人的には海外の方が何かとお得だなーと思う。
日本からも近く、お得に買うことができた場所として香港があるのだが、しばらく行けないから、買うなら「韓国」がベストだろう。あ
ソウルからすぐのチョンノサムガ(鍾路3街)という駅から出れば、そこは焼肉店にも負けないゴールド商店街だから、ここがいい(つまり安い)。
例えば、結婚指輪を買うにしても、国内ではなく、こういった場所で、純金のものを買えばいいだろう(ワイはそうした。当時に価格は3000円台前半だったからこの結婚指輪は当時から約1.9倍値上がりしていることになる)。
今は政治的にもプロレスをやってくれているから、都合がいい。飛行機も安いから、20万円以下であれば、買ってもいいだろう。
金の持ち込みルール
今のところ(2019年9月現在)は、
- 金の地金(純度90%以上)の重量が1kgを超える場合は、事前に税関で申告すること
- 「ほかのお土産品」と合わせて「20万円」を超える金の地金を携帯して輸入する場合も、申告して税金を支払うこと
となっているから日本には、「総額20万円まで」の物品の持ち込みは、免税範囲なのだ、ということだ。
この範囲を超えた場合は、税関で申告した上で、税金を支払う必要がある。
※以下のポスターのように日本への金の持ち込みは厳しいのだ。個人的には、国力が増すからウェルカムにすればいいのになと思う。
例えば、金製品に対して消費税がかからない国で20万円以内の金製品を購入して、きちんと申告した上で、購入時のレシートなども合わせて、日本に持ち込んで、売却した場合には、合法的に差分が儲けになるのだ(数千円~数万円程度)。
持ち運ばない場合は、そのまま海外でセキュリティが高い場所に保管しておく、というのが一般的だろう。
インド人と中国人のギラギラ感
インドや中国の富裕層は、とにかく純金アクセサリーを身につけている、という特徴がある(あと何とも言えない香水のにおいがする)。
彼ら国というものをあまり信用していないので、何かその国に問題があった時に備えて、身に着けているものを現金化して、他国に逃げられるようにしているのだ。
純金アクセサリーを見せびらかしたい、というわけではない(風水的な意味合いもあるかもしれないけれど)。
日本の純金は超割高?
ちなみに純金アクセサリーの場合、日本の値段は高い。
例えば、金1グラムで5600円として、これが20グラム入ってる純金アクセサリーとなると、「原価」が12万円前後になる。
日本の場合はさらに加工費も含めて、原価の2倍前後の24万円くらいで店頭に並ぶ。
※金はまだかわいいもので、ダイヤモンドなどが原価からいくらになって店頭に並ぶのかを知ったら買うのが馬鹿らしくなる。だから結婚指輪をダイヤモンドで買う場合は、経済合理性はないのだ。売ってみて初めて気が付く。
海外の純金が安い理屈はここになって、韓国の場合は加工費が安く、大体10~20%前後なのだ。
だから原価に対して、倍になることはなく、15万円~16万円前後で落ち着く。
よって、インド人や中国人のように何かあった時のための純金アクセサリー、いわゆる金の加工品系は韓国が安いから、買ってもいいかもしれない。
運がよければ、加工費分は割引してもらえるかもしれないし、定期的に抜き打ち検査が入る場所でもあるから、偽物の金は出回らないのだ。
ただ金の日本への持ち込みは前述の通り厳しいから1kgを超えていくような場合だと、海外での保存に限定されるだろう。
ワイとしては、将来的に長期間滞在する場所には、それぞれ金ならドスンと持っていてもいいとは思うが、そうなると銃を持ったセキュリティーの兄ちゃんがいる場所であることと、こういった場合は、保管のコストもかかるから、よくよく考えた上で、といった感じ。
大体、知識がないと1キロ単位で買うのだが、手数料が多少かかってしまっても、持ち運び重視で、将来の売却を前提として100グラム単位で買うのがいいだろう。
そして、金価格はかなり上がってしまっているので、今は買いはスルーだ。
ウォーレン・バフェットが言っているように、
ただただウォッチ(リスト化)して、バットを振らず、もっとも打率が高くなるゾーンにボールが来るまでは、打席に立ち続けているだけでいいのだ。
余談になるが、インドには美人が多いような気がする。
古くから民族が混血している国は美形大国になりやすいのかもしれないが、ハーフはそれぞれの民族の強みがミックスされているから、スポーツにおいても優位性が高くなるのは、ある意味、当然ではないかと思っている。
語学面でも両親がそれぞれ異なる言語を話し、健康面でも免疫が高くなる傾向がある。
成人になるまでそれぞれの国のビザを取得(選択)できる権利があり、より高い居住の権利を有するから、これによって家族構造が一気に世界に拡大するのだ。
家族を持ち、世界へと分散させる。
孫は皆、国籍が違い、異なる言葉を話すカオス集会。ハーフファミリーには夢があるなーといつも感じる。