先に言っておくと、今回話す「香港デモのリーク情報」がもし本当だったとしたら、この予想は外れるだろうな、ということだ。
リークとは、それを事前回避、けん制するために使われる手法だから、というのが主な理由。
リークしたのは、政治戦略家など複数の肩書を持つスティーブン・バノン。
スティーブン・バノンにリークさせた、と言った方が正確なのだろうが、この視点は知っておくといいだろう。
香港デモの不自然さはこれで納得がいく。
平和ボケしていると常に人類は戦争に直面しているのだ、ということを忘れてしまうからゆめゆめ忘れるなかれ。
香港デモの裏側(コードネーム:双菱計画-Double Prism)
バノン氏のリーク情報を簡単にまとめると、台湾デモによる中国の本当の目的は「24時間以内」にまず台湾を攻撃する。
アメリカが応戦する前に台湾を完全に占領してしまうこと。
さらには、福建省には香港に送り出す、という名目で数十万の解放軍が臨戦態勢で待機。
香港デモが拡大すればするほど、「台湾」の目と鼻の先にある深セン(香港のすぐ隣)に
- 大量の解放軍
- 重装備
を(公の目に触れながらでも)配置できる。
軍事コードネームは双菱計画(Double Prism)。
香港はあくまで本当の目的のための駒であり、コーティング。
目標は台湾の制圧と事実上の占領。
台湾の2300万国民を人質にアメリカと対峙。
台湾占領後、南シナ海の軍事基地と連帯して、巨大な軍事網を獲得。
その後は一気に日本へ攻め込み、陥落させる(推定3000万人の死者)。
これによってアジアをスピード制覇して、アメリカと完全対抗態勢に入る。
この計画のスタートの合図は、アメリカが香港の問題に対して、中国に何かしらの制裁を仕掛けた時。
ざっとこんな感じだ。
不自然な香港デモ
香港デモについては不自然な点が多い、という指摘をするジャーナリストは多い。
大体が、
- デモの鎮圧だけにあれだけの武装解放軍(数万~数十万人)、重装備、戦闘車両、武器(ロケットランチャー)、軍用ヘリコプター
- 過剰な報道。世界の注目を香港に意図的に向けている。
- 香港デモはCIAが紛れ込んでいると煽り、反米感情を植え付ける。
- 台湾の不可解な軍事力増強の動き。
このあたり。
米国政府がこれを公の場で言うと、不都合なので、バノンにリークさせて、けん制(または)阻止に動いた、ということなのだろう。
中国は中国で中国共産党(戦争をしたい側)は存亡の危機にあることはわかっているだろうから、あれこれ手を打つのだ。
よって、この(おそらくは)米国政府というかトランプおやじがスティーブンバノンにリークさせたこの情報はあまり報道されていないだろうけれども、軍産側の姿を明らかにする意味でも、重要なポイントだろうと思う。
逆に言うと、トランプおやじはそれくらい手ごわく、したたかだ、ということだろう。こういった大規模な戦争に発展するような芽を潰しながら、表面的には喧嘩を繰り返し(いつでも仲直りできる)、システムのアップデートを進めていくだ。
明日に続く(香港デモが終わらないワケ)