前回の続きを補足、リコピンの実践編として書いておく。
ポイントとしては、1日の摂取量とリコピンの最大化&習慣化(継続性)このあたりの理解が出来れば、OK。
リコピンで期待できる効果としては、
- 血流(血管系)改善
- 生活習慣病の予防・改善
- 肥満を予防
- むくみ、にきびの予防&美肌効果
- 目の健康の維持
こんなところだろう。
リコピンの目安
リコピンの目安としては、1日20~30mgを摂取すれば、十分な量な感じだ。
この量を摂取して見て、例えば、はてぶのコメントにもあったのだが、
例えば、高血圧だった場合、高血圧は数値の見える化ができるから、リコピン人体実験で、数日~数週間、リコピンを1日20~30mgを摂取した場合とそうでない場合を客観的に計測すればいいだろう。
食品からリコピンをとる場合は、
- トマト1個=リコピン4.5 mg
- ピンクグレープフルーツ1個= リコピン2.3 mg
- スイカ16分の1個= リコピン13.6 mg
- ケチャップ小さじ1杯= リコピン2.9 mg
- トマトジュース1杯= リコピン23 mg
という具合なので、リコピンを継続的に、無理なく摂取する、ということを考えると、さすがにケチャップでは難しいだろうし、塩分も気になるところだから、
基本的にはオールシーズン問題のない「トマトジュース」一択だろう。ちなみにワイがよく飲んでいるやつがコレ。砂糖や食塩がないやつ。
トマトジュースが嫌いな場合はどうする?
リコピンをサプリから摂ればいい。
ポイントとしては、当たり前なのだが、理想的なリコピンの量が入っているか?
さらに、体内で適切に使われるタイミングで分解されるのか?Lyc-o-matoを使ってるか?(Lyc-o-matoは特許成分のひとつで、多くのリコピン研究で使われている)
と今回は特別大サービスでここまで深堀りしてみる。
適切に分解されるかどうかはサプリメントでは超重要で、せっかくの成分が体内でほとんど使われず、便として排出されてしまったら、意味がないからだ。
リコピンのおススメサプリはコレ
リコピン10mgあたりのコストで考えても、20円程度だ。
他社はビタミンAだとかビタミンEなど、余分な栄養素を入れているから、論外。
他にはJarrowもいいだろう。
サプリメントの量から考えると、価格はNOW商品よりも若干高いけれど重金属の検査等は当然パスしているので、そこそこ信頼できる。
逆にNGなのは、
このあたり。
ラベルどおりのリコピンが入っているか微妙。
他の成分が入っているため、リコピンのスペースを邪魔しているのだ。
他の栄養素がたくさん入っていればお得か?というとそうとも言い切れないのだ。
トマトの食べ合わせ
余談になるが、食材からの摂取がベストであって、サプリは補助だ。
その上で、食べ合わせを考えてみると、
トマトは、熱してオリーブオイル(良質な油)との組み合わせが吸収率の向上につながるし、
- 牛乳
- じゃがいも
- ブロッコリー
- ゴマ
と組み合わせると、老化防止(活性酸素の除去)に効果的と言われている。
他にも、
- 卵
- イチゴ
- オレンジ
- リンゴ
で疲労回復に貢献してくれるし、
- キャベツ
- チンゲンサイ
- 唐辛子
でガン予防、血行促進に大きく貢献。
- レモン
- パセリ
- カリフラワー
で高血圧力の向上と予防に繋がるのだ。
これらをうまく組み合わせると例えば、
トマト×ブロッコリー×卵×キャベツ
というワイの定番の組み合わせが出来上がるってことだ。
朝は、レモン水なので、血中レベルでは、レモンも追加されているってことで、完璧なる組み合わせだ(と思っている)。
トマト&キュウリはNG?
トマトはリコピンの他にも、ビタミンCを豊富に含んでいるのだが、
きゅうりに含まれる「アスコルビナーゼ」という酵素は、ビタミンCとは相性が悪いから、一緒に食べることは極力、避けた方がいいだろう。
ビタミンCの抗酸化力を無効にするどころか逆に酸化させる、と言われているからおススメしない。
アスコルビナーゼの力を弱めたい場合は、酢に弱いことが分かっているので、酢入りのドレッシング(マヨネーズとか)をかけて食べればいいだろうが、
マヨネーズはマヨネーズでまた問題があったりするから、ワイ的には、一緒に食べない食材としておる。