日本の常識は“ほぼ”世界の非常識⁉BOBOSミニマリストのつぶやきブログ

世の中の「言ってはいけないこと」はほぼ正しい。BOBOSオジサンから覚醒者たちへの遺言。

「18歳の高校生、年収1000万円で監禁」の次は中学生で年収1億円?

前回の続きと補足。

 

www.tradelife.work

 

これからの格差の本質は何によって、どういった行動の反復によって生まれるのか、という話だ。

 

特別大サービスで書いておく。

 

 

 

18歳の高校生、年収1000万円監禁事件の実態

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18歳の高校生、年収1000万円で監禁の次は中学生で年収1億円?



監禁された高校生は「LINEアット」を利用して、フォローワーに対して、ダンス動画や恋愛話のコンテンツを流す。

 

その中で、アフィリエイトなりをして年収1000万円近くを個人事業主として稼いでいた、というわけだ。

 

そこに嫉妬した少年3人も同じようにLINEアットなどで稼いでいて、ライバル関係だった、と報道されている。

 

彼らも3人で年間500万円は稼いでいたと。

 

そこで奴は商売敵だ!ということで、1000万円稼いでいる高校生を

 

「キミのアカウントを5000万円で買いたい人がいる」

 

と嘘で呼び出して監禁して、その間にアカウント4つを監禁中に消す。その後、監禁した少年たちは、警視庁に強要容疑で一度逮捕され、

  • 電子計算機 損壊等 
  • 業務妨害容疑


ということで再逮捕。

 

ただ監禁事件というよりも、この被害者である「自立型高校生」はすでに年間1000万円前後のアフィリエイト収入を得ていたこと。

 

税務申告もしていたということで、「ネイティブIT世代」が公になったことで、びっくらこいたのだ。


高校生で年収1000万円と大人の手取り15万円問題


日本では最近でこそ新卒に年収1000万円という話が出てきた。

www.itmedia.co.jp

 

それでもこのクラスを狙う場合、一部上場企業の中でし烈な競争を勝ち抜いたエリートでしか通常はたどり着けない。

 

役職の椅子は数少ないからだ。

 

その一方で、

 

大人の「手取り15万円問題」がある。

 

headlines.yahoo.co.jp

 


大人は手取り15万円(給料は月約20万円)で死にそうなっていて、若者は若者で年収1000万円の高校生を年間500万円稼いでいる高校生らが監禁したとニュースになる。

 

すごい時代だ。

 

調べてみたらやっぱりすごかった


監禁された被害者の高校生は、200万人のフォロワーがいて10代の若者の間では大人気アカウントだったようだ。

 

LINEアットで200万人のフォロワーだと相場では、5億円以上はするだろう。

 

ターゲットを中高生向けに絞って、ダンス映像や恋愛に関する情報をどんどん発信して、広告収入を得る、という方法なのだが、もし彼がマーケティングを覚えたら、

 

コピーとしては、

 

「18歳の時、年収1000万円稼いで、監禁された僕・・・」

 

とやっていけば掴みはばっちりだろう。

 

このフォロワー数なら、正しくやれば、年収1億とかいきそうな気もするから、それを考えてワイは絶句&失禁してしまった。

 
世代間のデジタル経済格差


今回の事件で残念なのは監禁した少年たちもそこそこは稼いでいたわけで、嫉妬して監禁などせず、素直に教えてもらえば、もっと稼げたのだろう。

 

おそらくこの3人は収入激減となって裁判を起こされたら、相当額を弁護士を通して請求される可能性がある。

 

このあたりはやはり高校生だなと考えさせられる。

 

例えば、「教えて欲しい!」という姿勢でアタックした場合、

 

  • そのビジネスに関わっている人、みんなが儲かる
  • しかし、きちんと納税もして、稼いでいる人を潰してしまったら業界が縮小して 自分の収益が減る

 

これが分からないように育ってしまう日本教育の問題もあるのだろう(まさにこれをやっているのが日本の頂点だからだ)。

 
18歳の高校生、年収1000万円の手法

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18歳の高校生、年収1000万円で監禁の次は中学生で年収1億円?



被害者高校生のアフィリエイトは、そこそこ高度なマーケティングで、例えば、ダンス動画や恋愛話などターゲット層(中高生)に一番響く「コンテンツ」を選ぶ。

 

その結果、視聴者たちのアドレナリン放出させて、ホームページなりに誘導して、アフィリエイトして稼いでいたのだろう。

 

これはまさに今の30代~40代のIT起業家たちがやっていることと同様かまたはそれ以上のことだ。

 

今回の一件でアカウントが復活するのかはわからないが、この被害者高校生は、20代前半で年収ベースで億は軽く突破していくのだろう。

 

下手したら年間10億円近く稼ぎ出し、本当に近い将来、青汁王子二世みたいな具合で、表舞台に出てくるかもしれない。


新時代の幕開け

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人類進化論 時代は常にらせん状に進化していくのだ。



結論だけ言えば、これからITを使いこなす「ネイティブIT世代」がどんどん金持ちになっていき、それについていけない(または無関心)な大人たちがどんどん取り残されて貧乏になる、という構造になっていくのだろう。

 

それくらいこの「世代間のデジタル経済格差」はこれから圧倒的に進む時代に突入する。

 

若い世代は次々と新しいSNS技術や投資技術を使いこなして金持ちになって、アタマの固い大人たちは SNSの投稿の仕方自体が分からなくて、置いてきぼりになる。

 

そんな時代。

 

そして、これは推測なのだが、こやつ(被害者)は氷山の一角に過ぎないだろう、ということだ。

 

たまたまニュースになっただけで、おそらくはもっと稼いでいる高校生はいる。それも結構な数いるはずだ。

 

もしくはここが頂点だったとしても、スポーツの世界で言う「同期現象」が起こるだろう。

 

同期現象というのは、長い間、破られていなかった記録だとか常識が更新されると、次々とそれに続く新記録が樹立される現象のことだ。


人類皆兄弟ということなのか、人類誰かが新記録を樹立すると、世界のどこかで、さらなる新記録が更新される興味深い現象なのである。

 

 

そしてこの「同期現象」はこれから一気に加速するだろう。

 

日本の高校生や大学生は、「インターネットを使って自分で稼ぐことは当たり前」なのだ。

 

※十数年前年のワイはこれで異端児扱いされていたのだが今はこれが普通なのだ。

 

お金がない高校生たちは副業が当たり前。

 

近所のディスカウントストアの安売り商品を買ってはメルカリで売って、月5万円~10万円を稼ぐ。このレベルはゴロゴロいるのだ。

 

大人からすれば、怪しいから止めなさい、かもしれないが、デジタル世代にとっては、これが遊びに近い感覚でやる当たり前なのだ。

 

だからアタマの固い「大人」に限ったことではなくて、「価値観の変化」についていけなければ、どんどん貧乏になっていき、これが今後加速するってこと。


例えば中国発で流行っているTikTok(ティックトック)だが、ワイもあれを見た時は、

 

「他人が踊っているあの短い動画の何が楽しいのだ!」

 

と思っていたのだが、こういうクッションをはさむのではなく、とりあえずダウンロードしてみて使ってみるか、という好奇心MAX組の方が圧倒的に有利になっていくのだ。

 

※だからワイはひどく反省した。大人になると人はこだわりが強くなり、意固地になるのを学んだ。

 

変化の時代の生き残り方

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「18歳の高校生、年収1000万円で監禁」の次は中学生で年収1億円?

時代はすさまじい勢いで変化しているから、それに対しては、もはや「変化を楽しむ」という姿勢が必須なのだろう。

 

逆に言えば、この姿勢を持っている「人間」がおそらくは生き残っていく条件なのだと思う。

 

一方で変化を嫌うタイプの人間は本当にこれから大変になるだろう。人の批判だけで終わっていく。

 

オッサン代表SNSマスター


大人はSNSで稼げないのか?と言えばNOだ。

 

例えば、N国党の立花氏。

 

オッサン(50代)にも関わらず、Youtubeやツイッターやら、SNSを駆使して月収1200万円をたたき出す。

 

ある意味、監禁された高校生よりもインパクトがあるかもしれない。

元パチスロ(年収で億以上)で鬱経験者であり、国会議員。

 

さらに彼女は26歳と若く、ある意味、オッサン代表として夢を与えてくれている。

 

50代でも人生巻き返して、こういった数字を叩き出している、というのは事実だ。だから諦める必要はなくて、やり方次第、その人次第なのだ。


どちらにしても、陸上などの世界と同じで、同じ人間が100メートルで10秒を切ったのであれば、化学反応として、次に出てくるのは、

 

「中学生で年収1億円」

 

といった現象だろう。

 

こういった年代が主流になってきた時、本格的に多くの会社は不要となり、時代はトランプおやじのシナリオ通り、次なるフェーズに入っていくのだと思う。

 

続く