たいていの人はそれこそ学校の教科書などで「世界恐慌」とそれが「起こった年」を義務教育で学ぶ。
例えば、1929年10月24日はウォール街発、株式市場の大暴落が発生し、紙幣が紙くずとなった。
株価は約87%下落。
GDP3割減少。
失業率は3%~25%に上昇。
大恐慌、こえぇ~~と感じたことを今でも覚えている。
しかし、それが「起こった原因」、もっと言えば、「誰」が仕掛けたのかは当然、学ぶことはないのだ。
誰だって?
ワイが教えよう。
ちなみに次のボタンを押すのは、トランプおやじだ。
世界大恐慌のボタンを押したのは誰?
世界恐慌前の状態はどういう状態だったか?
まず世界恐慌前は第一次世界大戦が終了した流れで、アメリカ国内の都市化が急速に進み、有効需要が作られた。
住宅需要、道路整備、自動車産業に追い風で、すさまじい好景気となっていた。
その中でさらにお金を増やそうと、株に手を出す人が急増。
投機熱が煽られて、適切な抑制措置が取られなかった。
さらにアメリカの株式市場は1924年中頃から「投機」を中心とした資金の流入によって
長期の上昇トレンド形成。
人から人へ、株式で儲けを得た話を聞いて、個人投資家の投機熱はさらに高まる。
結果、ダウ平均株価は5年間で5倍に高騰
1929年9月3日にはダウ平均株価381ドル17セントの最高価格を記録した。
トランプの金融政策はフーバー政策と瓜二つ?
現在の米国の金融政策を見る限り、世界大恐慌を起こしたフーバーちゃんと怖いくらいにそっくりな金融経済状況なのだ。
何もかもが世界大恐慌前の政策とそっくりで、逆にここまで政策が似ているのは不自然なくらいだ。
であれば、現代の金融危機は、アメリカが債券市場への資金流入の蛇口(裁量)次第で、いつでも引き起こすことができる、というのが現実なのだろう。
レポ市場もそうなのだが、そのままにしておけば、アメリカの銀行倒産が起こり、ドミノ倒しのように何らかのショックが起きたのはずだが、禁じ手のQE再びで、資金注入により防いだのが今の状況だ。
だからトランプおやじの「さじ加減」で、敵対しているようにも見えるけれど、本当は仲が良い、FRBパウエルの債券買取or 売却はコントロールできるのだ。
そうなると、結果的にこういった者たち(為政者)が世界恐慌に入るタイミングをある程度、コントロールできる、ということもわかってくる。
金融の世界も台風や地震と同じで人工的に起こすことができる、ということだ。
Xデーのタイミング
国際政治の動きを見ながら、
「よし、準備できたわい、米ドル崩壊ボタン、ポチッとな」
となった時がその時となる。
世界各国の対米従属がはがれて、米軍撤退の流れがある程度形成される前後だろう。
よって、怖いのは、4年~6年のスパンとなるのだが、それが早まる可能性もあるから、怖いのだ。
米中貿易戦争の本質はコレ
それでトランプ大統領の最近の動きを見ていると米中貿易戦争の本質というのは、
「今まで対米従属していた中国を独立させる」
ところにある。
言い換えれば、米ドル(アメリカの債券市場)が崩壊してもこれから成長していく新興国の経済成長に対するダメージは少なくする、という意図で動いている、ということだ。
今のままでは一緒に沈没してしまうから、その引き剥がし段階で、現時点では中東は完了したからこの地域は、今ショックは受けても、立ち直れるだろう。
そしてこれから準備に入るのが韓国、そして日本で米軍撤退議論を過熱させるための戦略にフェーズが移っていく。
よって、今に韓国から米軍撤退の議論が頻繁に出てくるから見ているといいだろう。
そして、その次は?で日本で同じような動きが起こってくる。
なぜならトランプおやじは選挙前の公約である
「世界中から米軍撤退させる」
という約束を有権者に果たすからだ。
トランプ大統領はなぜ本性を隠すのか?
現在のトランプおやじは大統領になってしまったから本性を隠している。
なぜそれがわかるのかと言えば、選挙前のトランプおやじの演説があまりにも強烈だったからだ。
まるでN国党の立花孝志のように、本当のことをズバズバ言っていたのだ。
例えば、
「アメリカは不況だ!株価だけあがっているが、統計も操作されている!すべて嘘なのだ!」
「金(ゴールド)が本当にあるなら、大統領になったら見てみたいものだ」
「債務は再交渉(デフォルト)すればいいじゃないか」
などなど今は消されていて、見れないものも多いのだが、選挙演説でこういうことを言っていた。
※ワイはほとんどの演説を英語の勉強がてら見ていたからよく覚えているし、それを書いているだけなのだ。
そして、大統領になったら「猫」をかぶって、資金の不正操作をトランプおやじ本人がやって、最終的には、NHKをぶっ壊す、と同じでアメリカの債券金融市場をぶっ壊す、のだ。
続く