前回の続き。
数年後に「無人」ベロコプターを利用するのが普通になってくるのだろうが、注目すべきは、ドイツもそうだが、世界の優秀なエンジニア、起業家たちは自国ではなく、アジア(長期的な特需発生ポイント)を目指す時代という点だ。
欧州も先進国であって、世界の先進国はどこも本当は元気がなく、ホームレスは拡大傾向にあるのだが、その中でも本当に有能な者たち、起業家たちが中東や東南アジアに勝負に来ているのだ。
そして、勝負をさせてくれる場所は、シンガポール。
日本のようにまず規制、その次は天下り先として確保!
みたいなことは言わない、やらないで、しっかり起業家に勝負をさせているのはさすがだと思う。
常識が一気に変わる時代到来?
空中タクシー(ベロコプター)が当たり前となれば、
「車は地上を走るもの」
という概念も徐々に変わっていくだろう。
地上を走るが、自動運転当たり前。タイヤはなくなって、(ドローン技術で)浮いている。排気ガスゼロ、みたいな。
さらに面白いのは、Uber(ウーバー)やGrab(グラブ)のライドシェアは世界中で当たり前になっているのだが、これからは「バス」もシェアする時代になっていくのだ。
ベロコプターだけでなく、自動運転バスのシェア?
自動運転バス。
これは日本もそうなのだが、既に実用化に向けて試験運行されている。
バスのデメリットは、停留所から停留所へと決まったルートしか走れないのだが、今後、バスのシェアリングが可能になれば、
「A」という停留所と「B」という停留所までの距離を利用したい乗客がどれくらいいるのか?というのは、アプリでわかるようになる。
よって、「バスで乗り換え」をすることなく、自宅に近い停留所に行って、好きな場所に一本のバスで行けるとかそういう時代になるのだ。
こうなってくると、
「車をわざわざ所有する意味ってあるの?」
という疑問が出てくる。
※ちなみに「持ち家」もこれに近い感覚だ。
こうして空港の無人化も進み、世界はますます激変していくのだが、この変化を使える者と使えない者の間では大きな格差(テック格差)が出てくるだろうが、これはまた次回。
「言ってはいけない」日本の生活が不便でないと困る人たち
こんな具合で東南アジアと日本を比較すると、日本はライドシェア自体がほぼ普及していないために、
「生活は不便」
だと感じるようになってきている(あくまでワイの主観)。
東南アジアの場合、例えば、マレーシアであっても5つ星のホテル(兼コンドミニアム)は月5万円~6万円も出せばロングステイは可能だ。
ロビーを出れば、すばらしい笑顔で接客する現地の人が車まで案内してくれる。
そして、何も言わずに、あらかじめ設定した目的地に連れて行ってくれる。
だから感覚としては専属ドライバーがついてるような感覚なのだ。
だから日本の不便さ、というのは、日本の規制が異常に厳しく、「官僚の利権」がタクシー業界だったりするわけで、だから不便である必要があり、ライドシェアも普及していないのだ。
例えば、UBERが展開「ライドシェア」でない方の「ウーバーイーツ」は日本では一部だけあるが、機能している。
※世界でウーバーはライドシェアの タクシーサービスで有名でそのオプションとしてウーバーイーツがある、みたいな感じ。
だから日本では「規制」がまだないウーバーイーツだけがサービス化されているのだが、ライドシェアはこれまた官僚の天下り先が「1種、いや2種免許が必要だ」とうるさいのだが、
本当のことを言うと、外国人(中国人同士が日本人にバレないように中国語で)こっそり日本でも走らせている。
幸福度を上げる方法
1.ライドシェアを一気に拡大させる
2.車を所有している優良ドライバーは副業開始
3.そうでないものは、(地球のためにも)車破棄
4.必要な時にアプリをポチ子
5.車の維持費はゼロになり、快適性が急上昇する
これだけのことだ。
タクシードライバーは自分の車でタクシーをすればよろしい。移動というのは、皆気付いていないだけで、ものすごいストレスなのだ。
このストレスが生活の中からなくなる。
さらに、将来的には、無人空中タクシーを使って、移動する。
どう考えても、規制緩和すれば日本人の幸福度は上がるのだ。
※アベノミクスの3本の矢の一本だが、結局はやるやる、でやらなかった(助走しただけで終わり)。
だからワイはほとんどの時間を東南アジアで過ごすことを選択しているのは、生活コストが異常に安く、なおかつストレスがないからだ。
仕事があるから・・・という言い訳をするくらいなら、
公務員以外なら、即
「転職 ○○(国名)」
で検索をして、こういった世界の頭脳が集結している場所(シンガポールは生活コストが高いからタイ、マレーシア、フィリピンでいい)に身を置き、テクノロジーの恩恵を受ければいいのだ。
続く