日本は重税化が進む国であり、それがブラック企業問題にも影響し、著しく暮らしづらくなっている。
だからアルバイト先であっも、若者たちはこの理不尽な構造に何となく気づくから、ここで「当たり前だ」と思う者たちと、「おかしい」と思う者たちに分かれ、さらに自立心、向上心の強い少数の者たちは海外へ飛び出すのだ(ここ1、2年で徐々に増えて来ている)。
20年前のワイもまさにそうであったからよくわかる。
ワイの結論は、
若者は、ワーホリ制度を駆使して、海外で稼ぎなさい、だ。
今回はその方法。
- 出稼ぎ(ワーホリ)ターゲット地はどこがいいか?
- 海外に出るとカネが増える不都合な事実
- 若者から見た30代~40代
- オーストラリアのワーキングホリデー人口のリアル
- オーストラリアの驚きのバイト事情
- 若者よ、日本を出なさい
出稼ぎ(ワーホリ)ターゲット地はどこがいいか?
日本人でもアルバイトがしやすく、かつ受け入れ側も日本人に慣れており、日本人観光客が多く、時給が高い。
消去法で行くと、
「オーストラリア」
となる。
よって若者は、ワーホリ制度を使い、1年間、英語を学びながら、フルに稼ぎ、原資を作るべきだと思う(後から書くが同じように日本で過ごした場合との差が倍以上になる場合が多々あるからだ)。
そして、ワーホリがタイムリミットとなったら、その原資を使って、投資やらビジネスの立ち上げに使っても良いし、次なる出稼ぎ先(ワーホリ出稼ぎランキング上位国)を目指せば良い。
海外に出るとカネが増える不都合な事実
若者がどんどん海外流出していけば、何かと不都合な者たちは多いのだろう。
だから日本では常に「日本のここが素晴らしい!」的な番組をやる。しかし、海外に住んだことがある者ならわかると思うが、外に出るとたいていの場合、カネは増えていくのだ(これはカネ単体であってもそうだ)。
日本のリアルは、
- 労働環境が悪い
- 人間関係がダルい(年齢等、差別がひどい)
- 他国と比べての税金の高さが異常
- 時給が低い
こういったダブル、トリプルパンチが制度に組み込まれているから、
貧困化の原因はここにあるのだ、ということを日本で肉体労働をするとまず気が付く(ち並みにワイは学生時代、アルバイトは8個前後は常に掛け持ちしていた。次のバイト先までの移動時間が休憩タイムだから、バイクに乗りながらパンをかじっていた)。
だからアルバイトで1年間がんばっても、貯金が100万円、200万円、300万円とは殖えない。
しかし、外では仮に高級コンドミニアムに住んだとしても(月5万円前後でいくらでもある)、
重税のない、または低い場所であれば、どんどん貯金できるから働くことがより面白くなっていくのだ。
例えば、日本語で
「場所 賃貸」
で調べてみればわかる。
例えば、
「クアラルンプール 賃貸」
などで検索すれば、日本語でも見つかるだろう。
ただこの金額はやや割高なので、できれば現地に行って直接交渉するのが理想だ。
これは前に書いた通り。
若者から見た30代~40代
今の10代後半~20代は、上の世代が派遣労働者ばかりになってきている状況や、中には親がリストラされて、大学中退を余儀なくされたケース、
もしくは、どんどん給料も減ってきている現状を間近で見ているのだろう(若者の自殺率も高いから同級生の死を間近で見ている者も少なくないはずだ)。
サラリーマン勤めの場合、休み返上で会社にこき使われているのを冷静に見ている世代だと言える。
そんな現状を知っているから、
大学進学組は卒業したくない(就職活動が待っているから)。
だから休学して、時間を稼ぎ、その間に、海外に出稼ぎに向かう、将来の為に時間を使いたい、
という若者層が日本では徐々に増えてきているのだ。
ワイも20代の頃、成人式を終えたその足で「脱国」したのだが、その頃はまわりからとにかく反対されたものだが、ようやく脱国しなくては未來はない、という危機感が常識になってきた感じはする。
オーストラリアのワーキングホリデー人口のリアル
引用先
2016年から見ると若干だかオーストラリアへのワーホリ数は増加しているように見える。
ちなみに、ワーホリというのは、
Working Holiday Visa
を指すのだが、これはオーストラリアのビザの一種類で「Subclass 417」を取得した人のことを指す。
口語英語で説明する場合は、
Working Holiday Maker(s)
Working Holiday Visa holder(s)
と言えばOKだ。
昔は英語を何とか話せるように、という留学目的が大半だったと思うのだが、今は、日本を出て、稼ぐ。そのついでに英語も話せるようにする、という感じになりつつある。
そして、その判断は正解だろう。
ワイでもそうする。
かつてブラジル人やフィリピン人は先進国人に馬鹿にされつつも、出稼ぎに向かい、家族に仕送り、自国に家を建ててあげた、なんていう者は大勢いたのだ。
理屈はこれと同じ。
官僚たちの暴挙(マイナス金利だとかの経済成長させない政策)で物価上昇や、ブラック会社問題でもう日本では息苦しくて働けない、ということで、海外を選択し始めているのだ。
オーストラリアの驚きのバイト事情
日本のアルバイトは時給ではせいぜい800円~950円前後だろう。
一方、オーストラリアの時給はどうかと言えば、最低賃金が世界で最も高い国で、物価が高騰しても、給料も毎年どんどん上がっているから、現時点(2019年11月)では、21歳以上の大人がフルタイムで働く場合の時給は$17.70だ。
もちろん最低賃金は、業種や職種、年齢などによってある程度の規定はあるのだが、日本円にすると、1500円前後になる。
さらに西オーストラリア州や南オーストラリア州に行けば、州が違うため、最低賃金はさらに高くなる。
よって、こういった場所であれば、時給は1700円~2000円前後となる。
つまり、日本で1時間働いている間に、オーストラリアで同じように働いている若者は、2倍~3倍稼いでいるということになるのだ。
ちなみに、このレベルに近い欧州の国では、
ルクセンブルグ
アイルランド
あたりとなる。
若者よ、日本を出なさい
オーストラリアに飛ぶ。
アルバイト先を確保する。
※帰国した者から紹介してもらえばいい。
さらに、ウーバーイーツなどのシェアリングテクノロジーを駆使して、稼ぎ、1年間修業する。
どんどん貯金が外貨で貯まるから楽しくて仕方がないだろう。なぜなら最近の20代は奴隷のように会社で酷使されて、それでいて、月の手取りは15万円だからこれを知っていると当然そうなる。
だから20代の行動力のある者たちは、海外に飛び出してガンガン稼いで、現地でパートナーも見つけて、アルバイトで料理などのスキルを身につけて、英語力も磨き、人脈を構築して・・・ってこれは書いていて、ワイがやってきたことだなとフラッシュバック感が半端ない。
その表に出てこないようなリアルな現状をレポートにまとめて帰国後に大学でもインターネットでも売って同じような出稼ぎ同級生たちを大量に輩出したことがある(1000万円近くは売ったと思う)。
だから、当時と今を比較しても、半年くらいやれば、「最低時給換算」の肉体労働だけであっても100万円~150万円くらいの貯金はできるだろう。
さらにウーバーイーツやら、頭脳労働を駆使し、さらには、ファームステイ(農場で働く)なども駆使すれば、滞在費は浮くから一気に加速できるのだ。
※この間はトレードはデモトレードでスキルを磨けばいい。
続く