最近は賃金の高いオーストラリアだけではなく、例えば、オーストラリアを軸にして、その後、ステップアップとして次の国を模索する、といったケースも多くなってきている。
例えば、オランダ。
オランダはこれまでワーキングホリデーの制度はなかったのだが、近い未来、ワーホリでオランダ留学は可能になるかもしれない。
オランダへのワーホリ、または移住を考えている若者にとっては朗報だと言えるだろう。
こうなってくると、オランダを拠点にヨーロッパを視察することもできるから行動範囲はより広がるだろう。
もっと言えば、ワーホリの条件である30歳(国によって違う)を超えても、そこから次に容易に取得できるビザ(学生ビザ、配偶者ビザ、個人事業主ビザ、投資家ビザなどなど)は調べてみると取得できそうなビザは意外とたくさんあるのだ。
ワーホリビザは年齢の壁さえクリアできれば、取得は超簡単だ。
ただし、オーストラリア編でも書いた通り、「戦略なきワーホリ組」は安く使われる、というのがリアルだから(それすらもいい経験になる)、準備した上でチャレンジしていけばいいだろう。
将来移住を考えている場合であっても、ワーキングホリデーは海外移住への第一歩となるケースが多いから、チャンスは多いと言える。
オランダのワーキングホリデーが今後どうなるのかはまだ不明だが、こういったチャンスがあるうちは是非チャレンジしてみるといい。
ワーホリ1年生はオセアニア。
2年生は欧州(オランダ)。
3年生は・・・
と30歳手前で海外でもまれていけば、そこそこ面白い人材になれると思う(貯金も貯まる)。
言ってはいけないおカネのリアル
海外にいる日本人なら知っているだろうが、彼らがひそひそ声で言っているのは、
「海外に出て行くとお金って貯まるよな?」
だ(大抵はこれに後から気が付く)。
日本はあらゆるところに税金が隠れており、お金がなくなっていく構図だということがよくわかる。
ひょっとしたら怒りさえこみ上げて来るかもしれない。
将来、果物は高級品になる?
なぜ日本の食料品が高くなっていくのか、と言えば、食料品市場には「統制価格」があり、ここはもちろん官僚の利権になっていているからだ。
これが食料品高騰(つまり増税)につながっているのだ。
ただこのじわじわ上がっていく食費、たとえば、りんごやニンジン、ブロッコリーなど果物や野菜には、店頭に並ぶまでに間接的にかかっている税金については表記されていない。
スイカやメロン、うなぎなどがは特に東南アジアが安すぎて、これ食べて大丈夫なの?と心配になるほどだ。
他にも「高速道路」はわかりやすい。
あれは全部税金だ(「税」と付く項目だけでもざっと50種類あるのだ)。
他にも「○○税」と表記されてる税でもくさる程あって、さらに「〇〇料」という税金も生きているだけで、年間数十万円かかる。
だから日本という国は暮らしていれば暮らすほど「自動的」に「お金」が官僚に「吸い取られる」国なのだ。
最高税率者のリアルを教えよう
例えば、最高税率を払っている場合、45%が所得税で10%が住民税となるから、55%はまず没収だ。
残り45%で、これを消費した場合は、消費税でさらに没収。
※事業者である場合、個人とは別に「消費税」が売上税として没収される
だから稼げば稼ぐほど、〇〇料も含めると、70%前後は没収されているのだ。
この実態は稼いでいる個人事業主しか知らないことだからはっきり書いておくが、本当に日本に住んでいると
「稼いでるほとんどのお金は官僚や公務員の上級国民の既得権益」
に流れるようになっているのだ。
これに気が付くのは、そう海外に行くだ。
「あれ?なんでこんな食料品安いの?」
「あれ?消費税ってないの?」
「あれ?水道代、電気代ってこんなに安いの?」
とか逆に仰天するのだ。
今でこそ格安スマホを持つことは普通になっているのだろうが、昔は、皆、ドコモやau、ソフトバンクで月々1万円前後払うのが当たり前と思っていただろう?
そして、格安スマホに切り替えた瞬間、今まで自分は何をやったいたのだ?と思わなかったか?
海外では、1000円台、2000円台がずっと普通だったのだ。
まあ、こんな感じ。
結果、海外に行けば気が付く。
日本から出たらお金が貯まり出すのだ。
※自分の身が日本にある場合でも、お金が海外にある場合は同じような感覚だと思う