世界経済の見方、捉え方には正解はない。
ネガティブなことを発言すれば、それがカネとなることが多いから、「プレイヤー」ではない評論家たちはあれこれ商売(スポンサー)のために語る。
よって、彼らとは逆に行くことが金融においては正解となる場合が多いのだ。
では、世界恐慌が仮に起こるとしたら、どのあたりのタイミングとなるのだろうか?
難しい局面の時こそ、お天道様(おてんとさま)に聞くのがいいのだ。
Youtube(オーディオ編)世界恐慌について考える:
困ったときは天体頼み?世界恐慌(暴落)のタイミングはココだ
大局を見る際、個人的に信憑性が高いと思っているのは、日足、月足、年足などから形成される時間軸、
つまり、
周期(サイクル)だ。
例えば、ソ連の例でもそうなのだが、共産党の周期(寿命)は約70年で動く。
そして、世界の周期は約80年で動くのだ。
ファンダメンタルとサイクル理論
仮にトランプおやじが、実体の伴わない株価つり上げ作戦が続き、予定位通り、2020年11月の大統領選挙で再選された場合、プラス4年間の大統領職を得ることになる。
その最後の年は2024年だ。
そして、この最後の年である2024年前後に本命のクラッシュが起こる、というのが
ワイの見解ではなく、サイクル理論による周期から見た場合の見解となるのだ。
問題は、このカウントの始点をどこからにするか?
なのだ。
※このあたりはオーディオ編で話しているから参考にしてみて欲しい。
日本の歴史とサイクル理論
日本のカウントはわかりやすい。
80年を半分にした40年で上に行ったり、下に行ったりを繰り返すのだ。
日本の歴史で見ると、大転換が起こったところからのカウントすると、
幕末明治が1865年。
ここから40年後に日露戦争へ突入(1904年~1905年)。
それから、40年後である1945年は日本の敗戦年。
ここから折り返しの40年で日本のバブル経済はピークとなって、これが1985年。
この頂点から40年後は、2025年だ。
つまり、ピークからどん底へ向けて、40年というタイムボム(時間爆弾)はずっと動いており、2024年~2025年は、世界の周期も日本の周期も大きなクラッシュが起こるのことの方がむしろ自然だ、という見方ができる。
この場合、悪性のインフレが起こることが想定されるから今のうちから対策しておきなさい。