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「新札の発行」=合法的な預金没収システムだと?

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新札発行と預金封鎖について考える 

出典元:サラリーマン金太郎 -マネーウォーズ編より

 


経済的に成功するには、何をしたらいいのか?

 

今回はこれをテーマに数回に分けて書いていく。

 

 

経済的に成功するには、何をしたらいいのか?

 

結論から言えば、これをすればいい、というものはない。

 

つまり、かなり「多くの要因」に左右されて、経済的な成功者が出現するってことだ。その要因によって経済的な成功者は生まれる(と同時に敗者も生まれる)。

 

例えばECBのドラギ総裁は、

 

「そろそろユーロの景気は後退するだろう(その可能性が上昇している)」

 

と言っているがこれも要因のひとつだろう。

 

政策金利って何?

 

マスコミらが隠しているだけで、欧州、EU圏は不況である、ということは彼らの金利を見ていればある程度はわかる話で、各国の中央銀行はこの「政策金利」を操作することで景気を調節している。

 

例えば「景気」が少しでも良い時は、中央銀行はできるだけ「金利」を引き上げておかないといけない。

 

簡単に言えば、景気が良い時には恐慌がやってきたときに備えてせっせと貯金しておく、みたいな感じ。

 

これが「政策金利」だ。

 

ところが、だ。

 

この政策金利を「ゼロ」にして貯金箱に入れてあったお金を使い果たしてしまったら何かあった時には、これはもう「逃げ道」がなくなるのだ。

 

つまり、次の金融ショック(金利恐慌)が発生した場合、火事が起こっているのに、全救急車、消防車が故障している、ということだ。

 

不安を煽るつもりは全くないのだが、可能性として「それ」が起こりやすい時間帯というのは、やってくるのだ。

 

そうなると今まで隠していたもの、例えば、財務省などが隠している巨額に膨れ上がったままの財政赤字などが一気にバレてしまうから、先進諸国の財政は崩壊に向かう、というシナリオだ。

 


財政崩壊した後はどうなるのか?

 

歴史的に起こった事実で述べるなら、財政が暴落などで吹き飛ばされて破綻すると、金持ちの資産は国に没収される。

 

そこで預金封鎖をして、銀行の引き出しには制限をかけてコントールする。

 

ここで新札の切り替えを行ってタンス預金から何から何まで没収するのだ。

 

「そんなバカな・・・」

 

ということを、1946年にやったのが日本だ。

 

戦後の経済の混乱時に、新札の発行が突然行われて、財産に対しての課税が実施された。

 

具体的には、突然の預金封鎖新円切り替えが実行される。

 

新円に切り替えれば、もはや旧札を隠し持っていても使い物にならないから、仕方なく紙幣は新札に換える。

 

そうするとスムーズに財産税をかけられるから没収する側にとってはとりっぱくれがないのだ。

 

難しい言葉で言えば、

 

「金融緊急措置令」

 

というものが「預金封鎖」の宣言であって、さらに「臨時財産調査令」が同時に交付されて強引かつ合法的に国は没収に動く。

 

戦後はこうして建て前としては「インフレを抑制するために」という嘘の大義名分を掲げて、預金の没収をやったのだ。

 

要するに「新札の発行」とは合法的に預金を没収することができる荒業なのだ。

 

続く

 

追伸

マインバー制度は復習しておくといいだろう。

 

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