前回、前々回続きだ。
早速行ってみよう。
ヒミゴー
そうだ、VRを使って英語学習だ!
バークリー音楽大学などが過去29件のVR研究をまとめたレビューからVR英語学習の可能性について考えてみたい。
一応ソース元は以下なのだが、有料だ(19.50USD)
引用元:https://www.jstor.org/stable/jeductechsoci.18.4.486?seq=1#page_scan_tab_contents
内容は、
- VR技術を使った学習は対話性が強い
- そのため、より脳を刺激しやすい
- VRは安心感を与えるため「より積極的に」会話にのめり込める
みたいな傾向が出ている。
特に大事なのは安心感から「より積極的に」会話に「のめり込める」という部分だろう。
のめり込む、没頭する。
結局、多くの人が英会話につまづくのは「慣れない言葉で話すせいで起きる不安感」が最大の原因なのだ。
これは日本人だけではなく、人類みな兄弟。
誰もが持つ感覚だろう。
だからこそ、こいつを突破することで、英会話上達の道が一気に開くのだ。
ちなみに面白そうなVR英語、VR英会話は以下のもの。
VR英会話:mondly
VR英会話:Avakin Life
VR英会話:ImmerseMe
※VR対応は2019年内対応予定
VRというのは英語上達に限らず、これから次世代の学習ツールとしても一気に拡大していくだろう。
おまけ:アルコール英語学習法
マストリヒト大学の研究で面白い記事があったので紹介しておく。
https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/0269881117735687
内容は
- 50人の参加者を2グループに分ける
- 250mlの「水」を飲んでからオランダ語を勉強
- 250mlの「ウォッカ」を飲んでからオランダ語を勉強
その後、会話テストで全員の理解度、単語力、発音などをチェック
結果は
「ウォッカを飲んだグループの方が成績が良かった」
だ。
なぜそうなるのかと言えば、VR英語学習と同じだ。
「酒」のおかげで「不安」がやわらいだから。
それだけこの不安感というのは語学学習のジャマをしているのだ。
英語学習のために無理をして酒を飲む必要はないが、「不安」こそが英会話の上達、発達を妨げる最大の障害だ、ということは知っておくといいだろう。
これを理解した上で、じゃあ英会話上達のために何をしたらいいのか?と言えば、前々回紹介した通りだ。
追伸
筋トレは経験上、不安を和らげるため最強ツールだと思っている。海外に出るとリスペクトされる要素の一つだから。