前回の続きだ。
アメリカのミレニアル世代が実現したいと願うライフスタイル、
「FIRE」
という生き方はワイが10年かけて構築したライフスタイル(正確にはもう少し進化させたもの)なのだが、今ならまだ珍しがられるか、羨ましがられる生き方なのだが、近い将来、多くの自立組たちがここに到達して、FIREが当たり前の生き方になっていくのだと思う。
高級車、豪邸など興味なしという世代の生き方をよーく読んでおくといい。
ワイから言わせれば、こういった物体は見得であり、金持ちアピールのための手品グッズでしかないのだ。
ミレニアル世代ってなんだ?
ミレニアル世代の定義はこうだ。
アメリカで2000年代に成人・社会人となる世代。
ミレニアルとは英語では「千年紀」という意味なのだが、口語で使う場合は、主に1980年代から2000年代初頭までに生まれた人を指す言葉だ。
別の表現として「デジタル・ネイティブ」という呼び方もあるのだが、ミレニアル世代とデジタル・ネイティブはほぼ同じだ。
この世代は生まれた時からスマホがあり、まだパソコンを使っているの?とか言う奴もいる。
ツイッターやインスタ、Youtubeを駆使して、更新頻度も高く、空気のように扱うからまさに生粋のデジタル族とも言える。
当然、デジタルネイティブ一世(1980年代から2000年代初頭に生まれた、または成人した者)は、「団塊の世代」とは異なり、情報リテラシーに優れている傾向がある。
さらに補足すると、ワイの肌感覚だとこの世代で、尚且つFIRE概念を持つ者たちは、人種は関係なし。
概念での共有で仲間となり、人生において仲間とのつながりを重視する。
仕事では、プライベートな時間を重視し、在宅勤務やフレックスタイム制など、柔軟性に富んだ働き方を好む感じがする。
そして所属する企業に対しての忠誠心は薄い傾向があり、ライフプラン実現のために転職を積極的に行い、自立を目指していく、という生き方をする。
これがこれまでの世代とは大きく異なる部分であり、新しい世代たちが目指す生き方のルートになりつつある、ということだ。
ミレニアル世代のお金を使い方
これもワイの肌感覚なのだが、ほぼ確信的なので話す。
ミレニアル世代、つまりFIREライフを目指す者たちは、99.9%、いや100%と言ってもいいかもしれない。
彼らは過度に散財しないのだ。
少ないお金で満足する。
そもそも趣味にお金がかからない。
ダウンサイジング化を好み、ライフスタイルが豪華な車だとか、家などによってインフレにならないようにするのだ。
つまり、人生において乱高下させないための努力を当たり前のように実践するのだ。
ワイのファイヤー具合はこんな感じ
基本的に食べ物は、質素だ。
贅沢をしても、一食につき1,000円を超えることができない場所にいるから、量を食べても、金額が反比例するのだ。
ホテルに泊まる場合でも、普段から5つ星ホテルのラウンジやカフェでのんびりしているから、わざわざ高いお金を払う意味がわからない状態。
それよりも、安いホテルに泊まって、原点回帰する。貧乏だった頃を懐かしむことを好む。
支出は大学時代とほぼ変わらないだろう。
せいぜい月10万円~15万円前後だ。
日本と比べれば、生活保護を受けている者よりも使う金額は少ないはずだ。
普通に生活して投資比率が激増?
だから生活拠点を移すべきタイミングで移し、投資比率が95%まで急上昇させることができるカラクリはここにあるのだ。
- 携帯ナシ
- 家賃ナシ
- 車ナシ
- 教育費(ほぼ無料)
- 食費(ミニマム)
- 税金(ミニマム)etc(他にも書けないけどいろいろある)
努力せずとも節約され、自動的にお金が投資に回る。
これが場所を移している限り、続くから日本にいないことで、急激にカネが殖えていくわけです。
ちなみに今住んでいるコンドミニアムは、リーマンショックの円高時に一括で購入して、30%割引+為替の恩恵を受けている。
つまり、10年前から淡々と準備をしていたということだ。
これをいいですね、羨ましいですね、と言うなら、はっきり言おう。
「お前は、自分の人生をどれだけ真剣に考えて生きてきたのだ!」
と。
こういう話をするのがワイであり、アメリカのミレニアル世代であって、
「ここはもっとこうした方がいいだろう」
などと議論したりするから、普通の考え方なのだ。
お金を使わない派、使いなさい派
お金を使いなさい派はホリエモンのようなタイプなのだろうが、ワイは、凡人だから再現性の高い道でしか基本歩まない、歩もうとしない。
お金を持っていても使わない場合、それは批判の対象になるのだろうが、「稼いで、質素倹約、質実剛健」という生き方は、ウォーレン・バフェットが世に示したライフスタイルであり、
一言で言えば、ライフスタイルに複利が発動するための発想なのだ。
つまり、
・田舎に住み(コスト減)
・株の配当が生活コストを上回り
・投資を加速させる
というステップで、消費に回すよりもなるべく先に投資に回して複利が効くところまで運用して、先に「負けない」状態で人生を固めていくのだ。
結果、ミレニアル世代であっても、早い段階でこのルートに気が付き、実践した者からミリオネア世代(資産1億円超)に到達していくのだ。
FIRE編、明日に続く