消費で1回限りの超短期的な満足を買うよりも、投資に回して複利で拡大させていく方が断然お得だろう、という考え方。
これを世に示したのがウォーレン・バフェットだろう(人生100年になろうが、200年になろうが通用する)。
彼のすごいところは、ワイがあれこれ考えてようやくこうだ!と思ったことを10代前後ですでに気が付いており、それを50年、60年、70年と一貫して継続してきたことだろう。
だから突き詰めて考えれば考えるほど、ウォーレン・バフェットのお金の使い方に限りなく近づくのだと思う。
つまり、今使っている1万円の遊びを1万円投資に回していった場合、それは30年後、40年後に数億円以上に化けているかもしれない、ということだ。
だから1円も無駄にしないに、FXで1円というと、100pipsのことだから、無駄にできるわけがないのである。
今回はこの話を少し詳しく書いておく。人生が500年となろうが、関係なし、という生き方も世の中には存在するのだ。
ミレニアル世代の特徴
ワイは第一ミレニアル世代ということになるのだろうが、この世代は比較的「お金」よりも「生きがい」を重視すると言われている。
個人的に言語化すれば、20代、30代は捨てて、お金がもっとも殖える複利環境を作り、それができたら、お金とはバイナラ。あとは「生きがい」にシフトする、という感じだ。
例えばこのブログ。
正直、お金にはならない。
企業という視点で見れば、利益にならず、毎日少なくとも30分前後の時間は投下されているわけです。
しかし、利益貢献はなし。
カットだ!
となるのだが、お金とバイナラ状態であるから、そんなことは関係なく、好きで書いている、という側面が非常に強いのだ。
あとは自分の思考をブログという形でアウトプットすることで、自分自身の資産形成に役立っている、という面もある(頭の整理)。
そして、純粋な日本語ロスだな。
だからこの辺を客観的に見ても、生き方とかの考え方を重視しているのが自分でもわかるのだ。
大豪邸、高級車、プライベートジェット欲しい?
最近であれば、元ZOZOの社長の前澤さんが高級車を買ったり、プライベートジェットを買ったり、見る人にとってはあこがれる、嫉妬するのかもしれないが、
ミレニアル世代から下の世代はおそらく嫉妬という感情はほとんどないのではないかと思う。
ワイならむしろ維持費(固定費)が余計にかかって、資産は長期で目びりして・・・と羨ましさがまったくないのである(強がりではなくて)。
おそらく前澤さんを叩く人は、嫉妬する側なのだろうと思う(わざわざ感情を文字化するわけだから、すごいエネルギーだ)。
が、ミレニアル世代、ネイティブIT族は違っていて、「高級な物」だとか「高級サービス」にはそこまでのパッションだとか価値を感じないのだ。
もちろん生きていく上で、プライベートジェットがあれば移動は楽になるのだろうからあった方がいい。
大豪邸もないよりはあった方がいいのかもしれないが、実際それを手にしてその後に得られる「効用」には限界があることを知っているから、手にしても、そこまで変化はないとわかってしまう世代なのだと思う。
ワイの実例
例えばワイがいるフィリピンの家(コンドミニアム)は持ち家だから家賃はゼロなのだが、家賃で出す場合は、5万~6万円台になるのではないかと思う。
それでも5つ星となっているし、セキュリティも24時間体制だ。
いわゆる高層マンションでジム、サウナもあり、プールは約60メートルある。
景色も良い。
広さは50平米ちょっとなのだが、まったく問題ない。
カフェからコンビニ、レストラン、マッサージ、両替所、スーパー、美容院、学校、そしてコンドミニアムの前に巨大モールが建設中。
自慢するために書いているわけではなくて、
そこで得られる「効用=満足度」はどうなのか?
という話なのだ。
これ住んでみてわかるのだが、自然が豊かで、生活にはほぼほぼ満たされてしまうから、住んでいると外出が億劫になる問題。
おそらくこれが最大のデメリットになるのだろうが、最近はロビーのセキュリティーの人たちと仲良くなったので、現地の言葉を覚えて、練習するために地上に降りたりするから、どうにか対処はしている感じだ。
結果的に、フィリピンという国は、誘拐や殺人(人の命は10万円)がまだまだあるから、消去法で考えた時に、セキュリティの関係で結果的に今のコンドミニアムに住むことになったのだが、
おそらく台湾やタイ、マレーシアの格安モーテルの方が居心地は意外に良かったりするのかもしれない。
限界効用
収入で言えば、年収1000万円以上となるともはやカネが増えても嬉しくなくなるようだ。
ビールで言えば、本当に美味しいのはジョッキ1杯目まで、ということか。
いずれにしても、ミレニアル世代は高級な物とか高級なサービス自体にあまり「効用」を感じないから、高級なものやサービスを使っている人を見ても嫉妬心自体が起こらないわけですね。
むしろ自分なりに考えて、経済的に豊かである、とか貧しいとかではなくて、人生を精一杯生きており、人生を楽しんでいる人を羨ましいと感じる、のに最近気づいたわけです。
お金は結局、そのためのツールだなと。
もちろんこれは読む人、世代が違えば宇宙人のような言葉、内容になるのかもしれないが、少なくも先進国の同世代たち、日本なら、ゆとり世代組たちはこういった価値観を空気のように捉えることができるのではないかと思う。
だからビジネスで考えた際も
「キラキラの高級車に乗って、大豪邸を持っているぜ!君もこうなれるぞ!」
というオファーというか洗脳は徐々に意味をなさなくなると思う。
今はまだ
「良い服を着て、良い料理を食べて、良い部屋に住んでこそ男だ」
みたいな価値観は通用するのだろうが、時代はこうして変わっていくのだ、という話です。
だから真っ赤化のウーバーを見ていてもあまり心配はしていなくて、シェアリング市場が伸びていく、ということがわかるわけですな。