これは以前、仲間内にワイのメルマガ内(現在募集は終了)でシェアしたことなのだが、今回は書くことがないからブログでシェアしておきます。
100ドル札を刷っても刷っても、どんどん消える現象について。
消える100ドル札現象?
---記事シェア---
ワイがこういった場所(リゾート周辺)を拠点とする理由の1つは「世界中から新富裕層」が集まるからだ。
Grabを手配して移動する(100円くらい)。
5つ星ホテルのカフェだとかビーチで勉強。
すると、BOBOS族によく遭遇する(お金を持っていても質素に生活するタイプの人たち)。
例えば、サンミゲル(現地のビールで60円くらい)を飲みながら、2020年の新年を一緒に過ごしたアメリカ人。
彼から聞いた話は非常に面白くてどんな話だったかと言うと、最近アメリカのお金持ちたちは、
- 百ドル札
- 金地金
の備蓄をしているのだ、と。
調べてみると確かに1兆5千億ドル分の「100ドル札」が消えてますね。
100ドル札が消えるカラクリ
- トランプが利下げ圧力をかける
- 低金利(またはゼロ金利)は今後もしばらく続く
- 金融市場の先行きは不透明
よって、金融資産は債券や株ではなく、
「現金と金地金(ゴールド)」
を「銀行」ではなくて、なるべく他国の金庫などに保管する、
という話です。
時代の流れは
「キャッシュレス」
なのだけれども、お金持ちたちはこの逆で、ますます現金(現物)主義化している、ということです。
ちなみになぜ他国に持っていくのか、と言えば、
「資産課税の回避」
です。
アメリカも日本同様、官僚(上級国民)を信じておらず、むしろ腐敗具合に怒り心頭に達している。
だから髪の毛の色は金色で
「スーパーサイヤ人化」
しているわけです(これは冗談)。
※この話は英語で同年代にするとウケるのです。
いずれにせよ、
「現金主義=守り」
の象徴であり、金持ちたちは2019年で上がった株でさらにリターンを追及するよりも、その一歩、二歩手前で現金だとか、金地金で備蓄に回っている、ということです。
だから中央銀行が100ドル札を刷っても刷ってもなくなるのだと。
----ここまで-----
大金持ちたちは全力で危険(課税など)を回避する行動を取るのだ。
課税などが発令された場合、歴史的に見ても、真っ先に捕捉されてきたのは、
『国内』の
- 株
- 債券
- 銀行預金
- 不動産
などだ。
だから現金や金地金(バーだと重いからコインや純金アクセサリーにする)で備蓄してどこかに埋める、などをするわけです。
だから100ドル札はいくら刷ってもなくなるのだ。
もちろん100ドル札も完全に信用できるわけではないから、金に振り分ける。
リスクで言えば、米ドルよりも金の方が圧倒的にリスクが低いからだ。
ちなみに2019年12月、NY金取引所に金の現物化の申し込みが41トンあったのだが、取引所には37トンしかなく、アメリカでは金の現物が徐々に足りなくなってきているのだ。
この先に待っているのは、金が買えなくなる時代の到来だろう。
ワイが思うに、QE4のモルヒネ効果は今までの感じだと2~3年。
だからこの間に、何かしらの金融システムが大きくクラッシュする、と想定している者が増えており、その者たちが100ドル札だとかを市場に流すことなく、埋蔵し、さらに金を買っている、ということになる。
金(ゴールド)のシナリオ
2020年代になると金価格が上昇するシナリオはずっと話してきた。
7000円を超え、いずれ1g1万円の時代になるという話だ(これは根拠があってそう話している。近々話す予定)。
あとは時間がこのシナリオに収束されていく、ということです。
こうなった場合、ドル円は以前の1ドル75円を割る局面も2020年代に出てくる可能性はあるから、金を持たない日本人ができることとしたら、この円高を利用して、一気に東南アジアを目指すこと、だと思う。
ドルの崩壊とは、実物王者である金が輝き、円高になる、ということだ。
あなたはどう思う?