好景気か、不景気か。
日銀の黒田ドン曰く、2019年10月から12月期の日本経済がマイナス成長となった主たる理由は、自然災害の影響ということのようだ。
消費税増税の影響の方が圧倒的に大きいのだが、案の定「例の」作られた感たっぷりの「自然」災害を言い訳にされたのが、1月末に開催されたダボス会議でのこと。
この際だから、ワイがハッキリ好景気と不景気の原因から「言ってはいけない」ことになっているところまでこっそり教えてあげようと思う。
一生役立つ好景気と不景気の考え方
ひとつ言えることは日銀が「マイナス金利」を日銀が考えている中で、好景気を主張する何とも不思議な人々なのだが、こやつらは投資家や投機家ではないだろうな、ということだ。
投資家や投機をするトレーダーでこの数年、負けないで、しっかり儲かっている者は国際情勢を常識としてこんな具合に把握しているだろう(ワイが全部事前に書いたことだ)。
中央銀行であるFRB(日銀含め)が大量に紙幣を刷りまくっている(もちろん不正で)この不正な金融緩和によって、株価の強引な吊り上げをしている。
これをわかった上で、利用し、短期で儲ける。
結局「不景気」であることを前提に儲けているのだ。
だから金(ゴールド)の優位性がより高くなるターンというわけ。
例えば、ワイは2019年9月の時点でトランプおやじがレポ金利高騰に乗じて、禁じ手(実質のQE4)を開始させたぞ、なぜなら彼は株価をあげたいのだ(アメリカという国は株高なら大統領継続となる国だ)。
と事前に書いた。
そこで銀行間の市場(OMO)でFRBからの資金をパウエルに渇を入れて流入させて、社債市場にドカンと資金が入る。
それで企業が資金調達して、自分たちで自分たちの株を買う(自社株買い)。
不景気なのだが、こういう流れが作られる、というシナリオで買いを発動させたわけだ。
だから不正を知った上で、あえてそれに乗り、そこでシナリオを構築して、テクニカルとファンダも混ぜてあえて短期でと割り切って儲けているのが世界の投機家たちの姿なのだ。
ワイも人のことは言えないが・・・・
こ・れ・を景気がいいと言えるだろうか?
ましてや日本は不景気に決まっているだろう。なぜなら「金利」がつかない国の経済が好景気なんてあり得ないのだ。
スーパー定期のどこがスーパーなのか意味不明であるし、金利をマイナスに向かわせる国の景気が好景気に向かうわけもなく・・・。
だから景気のかどうか、だとか長期投資をする、となった際には、真っ先に金利を見ればいい。
底ばい国家日本のリアル
日本の経済成長率は横ばいというよりも、底ばいだ。
そして、株価の不正操作があるのを知った上で儲けるというのが悲しいかなこの数年のリアルだ。
だから今の日本経済を好景気などと言っている姿勢は、投資家や短期投機家として大いに疑問だ。
もしそのように考えているなら定期的に起こる暴落に対してうまくヘッジができていないだろうから、資産は減っているはずだ。
結局、ワイが常々言っている、しっかりと自立して、稼ぐスキルを身につけるための努力をしていかないと、2020年代というのは、文字通り、どうにもならなくなっていくのだ。
わかる人だけわかればいい。
そういう人たちが先に覚醒して、その他大勢の他を助ければいいと思っている。
次回に続く