前回、前々回に続いてDMMの亀山会長が語る経済観について解説をしていこうと思う。
ワイも久しぶりに強烈に勉強になったことでもあるから、シェアしておくよ。
ヒミゴー
DMM亀山会長の富の源泉はコレだ
前回紹介した動画をもう一度、見て欲しいのだが、その前半部分で言っていることが、以下の内容だ。
「結局、金融で国がコントロールをして経済をよくしようって発想があるわけじゃない?でも、いきなり儲けるパワーが上がったとは到底思えないわけよ。
どっちかというか大してどこの会社も基本的にいきなり良いものを作り出したとか良いサービス出来たとは思えないのは株価や不動産だけ上がってるじゃない。
それは日銀の政策があるんだろうけど、それおかしくならないのかねー」
これを再現性が非常に難しく日本と言う「共産主義」の世界で勝負して、勝ち上がっているのがまさにDMMという会社なのだが、
これが日本トップの経済観であって、ライバル会社への視点、日本全体でどういうサービスが出てきてるか?の視点を俯瞰している人がDMMの亀山会長なのだなと改めて思ったわけです。
「株価は上がっているけどさー、どこも大して変わっていないし、良いサービスが出てるわけでもないし、良いものが生産されてるわけでもない」
というこの感覚、経済観こそが富の源泉なんだとワイは思ったわけです。
やはり、テレビや新聞などでプロパガンダされる経済観とは違っていて、商売人、それこそ大商売人の経済観の方がなんとくか圧倒的にリアルなのだ。
「奥の手」は使わないことに価値がある?
世界中でみんなが奥の手(大量に紙幣を刷りまくる)をやって大丈夫なの?
という話があるが、これこそがワイが書いてきたトランプおやじによるQEであり、日銀のQEなのだ。
これによって、というか「これによってでしか」もう先進国の金融は支えらないわけです。
それでDMM会長の亀山会長が
「これ大丈夫なのかねー」
という反応を何度もする。
これこそが日本の大商売人、その中のトップの経済観なのだということだ。
今の日本で経済的に(官僚たちと癒着せず)自力で勝ち上がっている経営者たちはこの感覚、
「良いサービスが出てきているわけでもないのに、株価は上がってるけど大丈夫か」
を持っているということだ。
この際だからはっきり言おう。
「今すぐ」はまだ重要ではない。
モルヒネ効果があるからだ(過去のモルヒネ砲から考えると3年~4年くらい)。
しかし、あと数年もしたら、心配していたことは順番に日本で起こっていくのだ。
だからそれまでの時間、日々準備しようね、というのがワイの主張であり、このBOBOSブログのはじまりでもあるわけね。