株についての続編。
前回の記事はこれとこれです。
ここまでのおさらいは、「株主」である場合の責任は常に限定的(有限)であって、それは「投資金」以上のリスクが追及されない、という点だ。
そして、これを理解した上で、いくつかの要素を組み合わせて資金投下していくと、とんでもないリスクリワード比率となってしまうから、我ながらやっていてビックリぴょんなのだ。
そもそも海外の独占企業株の配当金によって、日々の生活コストを上回っていくように、組んでいくわけで、短期売買はあまり考えていない(手数料が高くつくから)。
となると、余計に勝率が高くなるのだ。
※ただ今の不正株高は、近いうちに頂点に到達するだろうから、一旦はすべてリセットする予定。柔軟に対応しよう。
富裕層が作った元祖システム
「東インド会社」
というのは、世界史で習ったりして知っている人も多いだろう。
東インド会社とは、株式会社制度の元祖だ。
日本では新札の顔にもなる渋沢栄一によって設立された「第一国立銀行」だとか、海援隊が日本最初の株式会社という説もあるのだが、世界では、東インド会社が元祖となる。
それで当時の富裕層たちが作ったわけであって、つまり、とんでもなく自分たちに有利な仕組みを考えたのだ。
そしてこの仕組み(構造)は現代にしっかり残っているのだが、わかるだろうか?
とんでもなく有利な仕組み(要素)
結論から言うと、
1.投資する国の人口ピラミッドがきれいか
2.資本主義(株主有限責任原則)が導入されているか
3.「消費者独占企業」の分析
こういったフィルターを加えていき、分析した後は、割安となったところで買う。
そして、長期保有する。
こうして負けることのほうが難しい状態が出来上がるのだ。
あかん・・・ため息が出てきた。
そりゃあ、負けないですわ。
時間をかけまくれば、そりゃあリスクリワード1:10とかいくわい。
だから共産主義者はこの仕組みに不公平だと怒り、反対する。
気持ちはよくわかる。
時間が経てば経つほどいち早くスタートした者にはもう絶対に追いつけないのだもの・・・
株の信用取引はどうか?
結論。
ワイはやらん。
なぜなら株の信用取引などしたら、このとんでもなく有利なゲームは成り立たなくなるからだ。
例えば500円で買いつけしたなら、それが300円くらいに下がることは可能性としてはあるだろう。
損切りというルールなら、勝率は一気に70%台まで落ちてしまう。
これでは99%以上にはならない。
保有期間にも限度がある。
だから超短期なら別としても、長期保有なら前回話した
『長期投資×株主有限責任のルール×資金管理』
の概念を加えていけばいいのだ。
すると、勝率はすさまじく高くなると同時に、消費者独占企業の倒産率は異常に低いから、あとは割安になるのを待って、ターゲットまで来たらGOなのだ。
これでリスクリワードが極めて高い仕掛けが成り立つ。
だからウォーレン・バフェットは、または彼のゴーストライターはこの核心部分は本には書かないのだが、
この本質の上にバフェット投資が成り立っているのは、彼は十分理解しているだろうし、隠している(または編集されている)部分なのだと思う。
続く