生涯賃金というものは、雇われている場合、おおよその上限がわかる。
であれば、あとはそれに沿ってライフプランを構築していけばいいとなる。
例えば、あなたが大卒のサラリーマン(男性)であれば、生涯獲得金は3憶円前後ではないだろうか。
23歳前後で就職したとして65歳までの約40年間を会社に滅私奉公して、その対価として「3億円」を手に入れる。
女性は会社に滅私奉公できないから、高卒男性に役職を抜かれてしまう(会社とは、会社に尽くす者が階級を上げられるのだ)。
今の年齢が仮に40歳ならば、残りの人生は「約1憶5000万円」を分割でもらう為に、例えばコロナウイルスが拡大していても、満員電車にゆられて通勤する、という人もいるだろう。
もし40歳前後ならば、残りの人生はサラリーマンだけをやっていれば、総獲得賃金は、
「1憶5000万円」
前後となる(この数字は良くて、の額だ)。
ここから5年、10年後、あの手この手で「税金」が上がるから引かれる額(最終的にもらう額)は徐々に減っていくから満額は難しいかもしれない。
天下り組であれば、退職後が本当の「華」であるから、あっちへ飛び、こっちへ飛びを繰り返して、税金という名の退職金を獲得する者たちはうなるほどいる(だから税金は上がる)。
また「退職」がゴールだとしても、そこまでたどり着けないかもしれない。
なぜなら会社そのものが生き残れないからだ。
ビック・クエスチョン
それで・・・運よく残りの1億5000万円を獲得したとした場合、こんな質問を問いかけて見て欲しい。
「残りの人生、ワイはこれで足りるだろうか?」
と。
例えば、サラリーマンで40歳だとしたら、今までの総額である約1憶5000万円の「使い方」を冷静に考えてみて、足りるだろうか?
これは決して読み手を怒らせるために聞いているわけでもなく、不安を煽るために書いているわけではなく、ワイが20代の頃に真剣に考え続けていた問いなのだ。
あなた自身で「計算」してみてください。
残りの生涯賃金を「見なかったこと」にせずに計算してみて欲しい。
すべてはここがスタートだ。
なぜなら冷静に現状を「理解」する能力(努力)がないと、常に後手にまわることになる。
ワイは人生は平時の時の方が稀だと思っているから、平時の時は、とにかく準備に励む。
備蓄だとか、「場所」に拘束される生活からの解放などがいい例だろう。
備蓄に関して言えば、
おそらく電気、水道、ガス、一般的なライフラインがストップしても一か月間程度なら生きていくことができる。
こうしてあれこれ準備し、現実を直視して考えていくと、自分にとって「必要なことが理解」できるようになる。
投資が怖い
例えば、今回書いた質問をそのままある女性にしたことがある。
結果、彼女はインデックス投資と金(ゴールド)投資(現物の買付)をスタートさせた。
当時、金がまだ4000円台だった頃の話だ。
結果、いつのタイミングで完全に
「誰からも縛られない自分年金」
となるのかを本人はわかっているから、仕事をいつ辞めてもいいモードとなっている。
※上司にとっては、こういうタイプが一番やっかいであり、いじめることができないのだ。
よって、常に立場が上の者であっても強気でいる。
学ぶべきものがわかる、とはすべては
「まずは今の自分を認める」
ことからはじまる。
認めるから、上達の為に素直に実行することができる。
結果を得る為にしっかりと現状を把握して、
「間違っている自分」
を捨てて、毎日ちょっと難しいことに少しだけ挑戦する。
「できることだけ」をやる日々を少しずつ塗り替えて、自分を過去最強レベルにアップデートするわけです。
大抵の場合、この行為は苦痛だから、できること、を繰り返す。
そうなると、「しがみつくが第一優先」の人生とは徐々にベクトルがずれていくのだ。
しがみついた場合、天災などには非常にもろいから、若いうち(今日が一番若いはず)に流さなかった汗は、あとから(老人になってから)涙となって体から出ることになる。
コロナ(という名の風邪)を教訓として、明日を変えていくべし。
言いたいのはこれね。
あなたの年収は世界で第何位?
日本人が得ている収入は世界中では上位1%だから視野を広く持てば、解決策は必ずあるのだ。
自分の「手取り収入」を入力するだけのものだけで、自分が世界全体の上位何%で第何位ぐらいかを計算し、わかりやすく比較して示してくれるサイトだ。
使い方はカンタンだ。
まず自分の手取り収入を入力するなら「INCOME」。
自分の持っている「資産すべて」を合計して入力して計算するなら「WEALTH」。
いずれかを選択する。
「WEALTH」を選択した方が正確なランキングが出るのだが、面倒な場合は「INCOME」でいいだろう。
次に自分の住んでいる場所を選択
日本なら
「Japan(Yen)」
を選んで、税引きなどをして手元に残る手取り年収を入力する。
最後に
「Show my results」
をクリックする。
ちなみに月25万円(年収300万円)で計算すると、全世界の上位1.8%に属していることがわかる。
そして「全人類」のうち1億2154万1003番目に「裕福な人」であることがわかるのだ。
さらに時給換算すると1時間でいくら儲けていて、他の国で同額を稼ぐためには、どれだけ大変なのか?
ということもわかるから、是非使ってみるといい。
まず自分の立ち位置に気付くことだ。