前回の続き。
結局、今までの時代を振り返ってみて思うのは、
〇〇だけ、
例えば、
- FXだけ
- 株だけ
- IPOだけ
- インターネットビジネスだけ
- 仮想通貨だけ
- 金(ゴールド)だけ
- 不動産だけ
- 年金だけ
- 貯金だけ(円資産だけ)
みたいな、どれか1つの投資方法(経済活動)がメインだったのだが、今のような不確実性の高い時代においては、嫌でも個人投資家もこの
「アセットアロケーション」
という考え方をとって複数で組み合わせて、ひとつがマイナスとなっても、総額利益を必然的に伸ばしていく、というスタンス(というかこれが本来の投資のあり方)になっていくのだろう。
持つ者、持たざる者の差
つまり、これから
「アセットアロケーション戦略」
を持つ者、持たざる者では、差が広がってしまう、ということだ。
なぜかと言うと単一の金融商品だけよりも複数の金融商品を組み合わせた方がトータルでのパフォーマンスは「戦略」があれば安定するからだ。
では、どうやって金融商品とかでポートフォリオ組んでいくのがベストなのか?
こういうことを我々は学校では教わらない(だからこそ大切)。
アセットアロケーションの考え方
アセットアロケーションの一般的な考え方としては投資に使える資金を
- 現金
- 国内株式
- 国内債券
- 海外株式
- 海外債券
- コモディティ
- 不動産
などにコツコツと振り分け、投資効率を上げていく、ということなのだが、負けないためには、
「どういう配分で割り当てていけばいいのか、ポートフォリオはどう組んでいけばいいのか」
を考えないといけない。
全体の投資資金のアセットアロケーションの中でそれぞれの金融商品の割合を決めた後、具体的にどの銘柄なりを購入するか決定することがポートフォリオとなる。
要するに
「どうやって分散して投資効率をあげていくか?」
を考える必要があるってことだ。
欲望ポートフォリオの末路
多くの人がポートフォリオを組む思想として無意識に採用してしまうのは、
「とにかく儲けたい!」
という思想だ。
欲望の思想なのだが、実はこの時点で「負けが確定」しているのだ。つまり、これから資産を長期で減らすのが「思想時点」で確定してしまうのだ(FXでも同じ)。
ウォーレン・バフェット思想(脳)を採用すべし
ウォーレン・バフェットのような優れた投資家たちはみな「負けないこと」を基準にポートフォリオを組む。
儲ける事よりも負けないことを重視する。
ということだ。
これは投資だけではなく、一度人生についても考えてみるといいだろう。
・地震が起きても負けないだろうか?
・コロナが来ても負けないだろうか?
・津波が来ても負けないだろうか?
・外に一か月間出られなくても大丈夫だろうか?
・予想外の出費が発生しても大丈夫だろうか?
という感じ。
ちなみに、コロナウイルスは「人からの感染」が怖いと言うが、ウイルスは物の表面、つまり壁だとか、机の上、水道を蛇口、こういうところに生息しているから、薄めた「次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸ソーダ
」などを使うことが必要となる(殺菌効果が高いからだ。よって注意して使う必要がある)。
そして、むやみに手で粘膜に触れないことだ。
環境面で言えば、ウイルスが弱る環境レベル、具体的には温度は22度以上、湿度も50%以上、こういった状態を作ることが大事である(さらに言うと、ウイルスに対しての「正解」は常に変化するから、これが正解だ!と思いこまないようにすることだ)。
マスクが必要なら使い捨てではなく(常に何かあると売り切れるから)、布製でカバーすればいい。繰り返し使うことに抵抗がある場合は、以下のスプレーなどを併用してはいかがだろうか?
こうやって、マスクにしても、
「売り切れ」
ゲームオーバー、ではなく、では次の選択肢として何があるのか、何ができるのか、を考えていき、弱い部分があれば、時間を使ってひとつずつ埋めていく努力が必要となる(コロナウイルスで世界の生産は止まりかけており、現在は「在庫」のみでかろうじて稼働しているような状態だから、次はどうなるのか、を考えるわけです)。
努力すべき部分をしっかりと把握し、そこに穴が開いていれば、少しずつ補強していく。
投資でもライフプランでもやることは一緒なのだ。
続く