コロナウイルスの感染拡大によって、今後、予防措置がより進んでいくのであれば、世界各国の生産力は落ちることになる。
現在は世界中が「在庫処理」で賄っているレベルになりつつある。
これを経済学の側面から考えると、米国の10年債が「1%以下」となれば、当然、安いところから資金(ドル)を調達する。
そして、そのマネーは金利が高いところ、または安全資産とされるところへ向かっていく。
さらに物品にまで影響を及ぼしていくから、仮にこのまま生産機能が落ちた状態で「在庫」だけで世界がかろうじて稼働しているのが現在なら・・・
と考えると、インドネシアだとか、フィリピン、フィジーなど自殺率が極端に低い国はいいとしても(こういった南国には食べ物が勝手に自生しているから飢えることはないのだ)、先進国は強烈な買い占め騒動に巻き込まれるかもしれない。
というわけで、マスクの次は「食料」も配給のために並ぶ日が来るのかもしれないな、と感じる今日この頃です。
現代人、特に先進国とは実はそれくらい不安定な場所だった、ということです。
もっと言えば、人々が信じている紙幣も同様、ただの紙切れだった、ということだ。
ダークチョコレートについて考えてみた
ダークチョコレートは結論から言うと、
長期間備蓄(非常食に適しており)でき、カロリーも高く、アンチエイジング(若返る、というよりかは体を老化から守る)にも効くから備蓄させておくのは、賢い判断だと考える。
というわけで、ダークチョコレート君なのだが、どれでもいいわけではないのだ。
これが難しいところ。
さらに同じ品名でも、メーカーが勝手に(?)カカオの原産地を変えたりするせいで、成分量は変わり、当然、フラボノイドの量も変わるのだ。
これはダークチョコレートに限ったことではなくて、オリーブオイルなんかでもよくあることだ。
危険なダークチョコレート
簡単に言うと、カカオ系だけに限らず、食品全般に言えることなのだが、
「カドミウム」
という重金属に汚染されやすい、という難点がある。
商品によっては、基準値を超えるカドミウムが含まれているケースも少なくない。
特にカカオは土壌に含まれる重金属を吸い上げてしまう傾向がある。
カドミウムというのは、簡単に言うと、細胞を老化させるバイキンマンなのだが、血液中のカドミウムが多い人は、実年齢よりも細胞が10歳前後も老けることになるのだが、タバコを吸っている人が老け顔に見えるのは、このためなのだ。
よって、食品ベースで求めらるのは、
「適切なブランド」
を選ぶのが大事ということになる。
例えば、カドミウムが多いダークチョコレートなのだが、カドミウムの量はmcgという単位で表記されるからまったくわからないと思う。
よって、グラムあたりの混入量、として参考までに明記しておく。大抵の国では1日3.0mcgまで、という設定になっているから、1日の摂取量は各自で計算すればわかると思う。
非推奨ダークチョコレート
1.Alter Eco, Organic Chocolate Bar, Deep Dark Blackout
カドミウム0.35 mcg /g
2.Dove Dark Chocolate
カドミウム0.24 mcg /g
3.Equal Exchange, オーガニック、ダークチョコレート
カドミウム0.21 mcg /g
ここまではカドミウム多めなので注意。
4.Lindt エクセレンス・90%カカオ
カドミウム0.15 mcg /g
これに関しては許容量とも言えるが、OKでもNGでもないライン際、という感じです。
今回は長くなったので以上です。
追伸
言うまでもないかと思うが、カカオの比率が低いものは、たっぷりの砂糖君が混入されているので、普段から食べる物としては推奨できない。ミルクチョコレートも同様だ(おいしいのだけどね)。
次回へ続く(ダークチョコレート推奨組)。