2018年に関空を破壊した例の人工台風から2年。
台風9号を毎日チェックしているのだが、今回のパターンは2018年度(台風21号)よりもおそろしい。やはりデータを取るための予行練習だったのか、と思ってしまう。
台風10号は、901~907ヘクトパスカル
パイロットの経験からしても、ワイ、見たことない・・・。
風速は大体54メートル前後だと言うから、時速にすると200キロの風(新幹線)が前から突っ込んでくる感じだ。
だから停電は当たり前。
九州で今の時期であれば、一夜にして熱帯夜となり、クーラーなしに、生きられる術を知っていない場合は、死を意味する(沖縄での熱帯夜は、建物ごと溶けるような状態)。
台風10号までは時間にしてまだ6日ほどあるから全力で準備しておくことだ。
常に準備。無事通過したのなら、次が本番だと思って、さらに危機管理能力を高めて、準備する。これが人間の本来の姿だと思う。
台風9号と台風10号はあの19号よりも怖い?
理由は2つ。
1つ目は、9号の進路が中国へ突入していくからだ。
普通であれば、上空に吹いている偏西風によって日本へ上陸していくのだが、9号に関しては、日本列島に流れるどころか、ほぼ北上していく(台風9号を流す要素が高気圧くらいしかない)。
これによって九州はぎりぎり助かると思うが、問題は中国だ。
つまり、三峡ダム。
ワイは毎週のように、台湾人と中国人の同世代らと話している。
なぜならネットやましては地上波では一切報道されないからだ。
よって彼らからの情報のみを信じておる。
重要なポイントだけ挙げると、上の者たちは既に世界最大級の三峡ダムは既に決壊する、という想定で動いている、という点だ。
※三峡ダムについては前回の記事参照
連続して40日も雨が降り、100回以上も周辺で地震が起こればそうなるのが当然だろう。
三峡ダムの様子
どうやらこの脅威が多くの国民には知らされていないようだ。
おかしなことなのだが、中国のアキレス腱は中国国内にあるからだ。
共産党員は約1億人。
対して中国国民は13億人。
13億人による1億人への暴動が怖い。
だから情報は常に規制する。
しかし、それがために、三峡ダムが台風9号がもたらす雨でさらにダメージを受ける。
※現在はちょうど三峡ダムの真横(西側)に位置している。上海から東に直線で向かったポイントが三峡ダムだ。
あらゆる手をほどこしても、最終的に決壊した場合、下流に住む6億人が被害を受けてしまう。
こうなっていくと、食力問題はより深刻化してしまうから日本にとっても大きなダメージとなる(人類が食糧やカネの問題を解決するためにずっとやり続けてきたことが戦争なのだ)。
こういうことを後押しするかもしれない、のが台風9号だ。
この経路は、Windyがわかりやすいからチェックしておくといいだろう。
2つ目は、
実は現時点ですでに繋がっているようにも見えてしまうのだが、これは雨量が最大化するパターンだ。
こうなった場合、上陸時の威力は、925~950ヘクトパスカルの予報が出ている(欧州と米国)。
つまり、9号では水が吸収できないくらいの雨が降り注ぎ、コラボして10号が上陸となり、土砂となる。
このパターンだ。
台風10号(ハイシェン)のコース
このまま行くと9号の跡を追うから笑えない。
仮に925ヘクトパスカルで上陸した場合は、統計開始以来最強となる。
※台風の特別警報の基準は930ヘクトパスカルだ。ヘクトパスカルというのは、数値が小さい方が天候は悪化し威力がデカいのだ。
ちなみに2018年に関空を破壊した台風19号は上陸時の威力は950ヘクトパスカルだ。
よって、これが925ヘクトパスカルで突っ込んできたら、未曾有の災害になる可能性が高い(人間にはその被害がわからない。わかるのは、スパコンくらい)。
よってできることは、電気、水道、ガスなどは数日~数週間ストップすることをあらかじめ想定して、
「命を大事に」
を最優先に行動し、今のうちから台風10号のヤバさを周囲に知らせることだろう。
世界は常に狂っている。
これを想定して動くのが経営者の日常なのだ。
平和ボケすることなく、常に想定し、備えなさい。
運よく命が助かったのなら、困っている人に手を差し伸べなさい。