急に新しい資本主義の司令塔であった山際大志郎経済再生相が退場した、という話。
ワイからすれば、内部の人間はまともな人間ほど頭がおかしくなるのだと思う。
例えば、経団連を例に挙げれば、人員が過剰だ!ということで、45歳以上の解雇調整をやる。
しかし、経団連というのは、そもそも
「人員が不足しているのだ!移民を入れなさい!」
と言っていたから矛盾していることを堂々とやる。
さらに厚労省は民間人は働ける期間が延びた。定年も延長傾向にある。だから年金支給年齢は引き上げて、70歳まで納付を義務付けよう!
とやる。
同じところが
「人員が不足しているぞ!」
「いやいや、人員の流動化が必要だ!雇用調整!」
とやる。
論理矛盾があり過ぎて、まともな人間ほど現場ほど反日な場はないと理解し、現場を去るケースが多いのだ。
このように現場も国も利権が絡むことで論理は常に矛盾する。
「日本は安全で平和です。だから観光客は円安でさらに増えます!」
と言いながら、
「周辺諸国とは緊張状態です!」
と言ってみたり、
「廃炉作業はまだまだ終わっておらず、危険な状態です!」
と言いながら
「除染土は安全なので農地や公共事業へ再利用します!」
と言ってみたり、
「財政は悪化しています!皆で支えましょう!増税です!」
と言いながら
「増税したので、公務員の給与は引き上げます!これで6年連続ですね!7年目も上げましょう!」
という具合にファシズムによって頭から支配されているから、こういうことが起きる。
つまり、この矛盾を調整することこそが権力を保持する源だということだ。