ここに訪れる者たちはおそらく世間とは逆行組なのだと思う。
例えば世間組とは完全なるスマホ文化の中におり、本を買ってじっくり読む、という思想、思考を鍛える、という昔からの当たり前の習慣、経験がほとんどない。
自分で本を買い、読む。
本の売れ行き、衰退具合から見ても、こういったことが習慣になっている者は、日本国民の1%程度なのだろう。
つまり、概算で日本国内では「100万人程度」しかいない、ということになる。
他がゲームやSNSに夢中になっている間に、月に1冊でも、寝る前に本とじっくり向き合う。
こういう者は本当に貴重種となってしまったようだ。
読む喜びを知る者は超少数派。
同じ本を何度も読み、音読しながら読む者はさらに少数。
さらに生涯にわたって写経する本を所持している者は、1%の中のさらに1%程度なのだろう。
どちらにせよ、だ。こういった記事にせよアクセスする、ということは何かしらの目的があってのことだとは思うが、読む楽しみ、知の爆発、喜びを知っている者は、相当に頭がいい。土台がある。
それはすなわち「能力」であって、今年も引き続きその貴重な能力に磨きをかけていってほしい。
あなたでないと守れない人はきっとたくさんいるはずなのだ。
タモさんが徹子の部屋で2023年はどんな年?への返答として
「新しい戦前」
と言ったようだが、さすがだ。
本当は「戦前」ではなく、「戦時、戦時中」と言いたかったのではないかと思う。
認知による戦争だ。
今年の日本経済はどうなるだろうか?
(まだ計画されているようなことが起こっていないため)わからないことを前提に客観的に見た場合、
日本においては2~3月に株価は一旦底を打ち、その後、反転。
しかしながら、その反転を合図に、バックドロップのように失速していくのだろう。
※時間軸では4月頃がピークだが、株価は織り込むため時差が生まれる。
こればかりはどうしようもできない(本番はあくまで2024年からだ。今年はその前の最後の準備年)。
経済とはそもそもそうなのだ。
日本の経済だとか政治をたったひとりの人間の影響によって崩壊させることも成長させることもできない。
たまたま小泉ライオンだとか竹中オヤジが目立ってしまっているだけであって、彼らとてアーミテージレポートという命令書に従って職務を全うしただけだ。
いつの時代も同じであって、少なくとも世界最強企業集団だった頃の日本システムから少しずつ「はしご」をはずしていった結果として、腹ばい経済が実現したと言える。
「はしごをはずすシナリオライター側」ではなく「はずす役」が表に出ていれば、大衆の怒りの矛先はそこに向かう。
しかし、大抵の場合、的外れだ。
怒りの矛先役、河野太郎
河野太郎が反ワクチン派があまりにもうるさいものだから法的手段を検討するようだ。
トランプの十八番、過激にやって失敗させる、という多極派思想を持って嫌われ役を担っているなら大したものだと思う。
こういったフロントはいつの時代も存在しており、そこに対してあーだ、こーだと言うのはあまり得策ではない。
そうではなくて、現実を個々がしっかりと認識をし、近寄らないことだ。
こっそりとテレビから離れ(チューナーレスへ移行するか、テレビは捨てる)、
既存のシステム(最終的には流通からも)から徐々に離れていけばいい。
すると、あら不思議。
論争することなく、天動説から地動説へシフトしたように、老兵は消え、パラダイムシフトが起こるのだ。
おまけ
これが大人のスマートな議論だと思う。
戦い方を間違えないように。
自分で自分の事を決められない国は例外なく滅びる。