本丸は5G争いであって、表面的なことに騙されないようにしないとな。
5Gは、単なる通信施設ではなくて、工場の自動化、自動運転、遠隔医療などIoT時代の社会基盤を指す。
だから米中だろうが、米欧だろうが、「貿易戦争」は表面上のことで、本当の狙いは別ってことだ。
少なくともアメリカは次世代産業である5Gの主導権を中国には握らせないってことだ。
中国もそれが分かっているからこそ、安易に合意はしないし、するはずがない。
5Gの世界
5Gというのは、4Gの約1000倍のパワーを持っている。スピードも含めて。
だからこれまでのものとはまったくの別物。これをやることで監視社会は完成するのだろう。現在、個人であっても家を出てから遠隔操作でエアコンを入れることは誰にでもできるようになっている。
5Gになるとさらにできることの幅が広がる。
家を出て、車が目の前まで勝手に迎えに着たりとか、そんなのは平気でこなせるだろう。仮にもしこの主導権、アクセス権が中国に渡ったらどうなるか?
例えば、特定の場所のガスを誤作動させて、火事にして爆発させる。
これも技術的には容易だろう。
4Gのファーウェイなどが狙っているわけだが、5Gの覇権が獲られたら、軍事関係も大きく影響する。
だからペンス米副大統領は
「我々は引き下がらない」
と言っているではないか。
この演説はきっと数年後、教科書に載るだろう。
昔、鉄のカーテンをチャーチルがやって、冷戦がスタートしたがあれと同じことを2018年10月4日にやったのが彼。
米中新冷戦のゴングは鳴ったわけで、歴史は繰り返しのであれば、中国はソ連のように崩壊(分裂)するのかもしれない。
個人的には、3つくらいに分裂させた方が小回りが利いて、いいと思うけどな。そしてオレが仕込んでいる5Gの本命株がぶち抜けてくれたらと思う。