オレの経済的自立に対して多大なる影響を与えてくれたスタンリー先生。どんな内容であろうが瞬時に買うのがオレ流だ。
スタンリー先生の最新刊:
たいていの人は、短期志向で物事を考える。
すぐに儲かりたい。すぐに痩せたい。すぐにマッチョになりたい。こんな感じ。
若者ほど一発逆転の億り人を目指すわけだが、はっきり言おう。
それは無謀な戦略であり、すぐに手に入れたものは、すぐに消えるのだ。
お金持ち思考を教えよう
今回も数百万、人によってはそれ以上の価値ある話をシェアしよう。
オレの月利最大目標値は10%。その半分の5%なら上出来。
これを最低5年間継続するのみ。
以上。
これはどんな分野でも同じ。
ことマネーの世界に関してはわかりやすく、複利という武器が大いに役立つ。
悲しいかな大抵の人間は複利について深く考えることをしない。だから月利10%と言ったところで、満足できないし、10万円の元手で月の利益が1万円だったよ、と言うと「少なっ」とかぬかす。
こういう場合は、要注意だ。
月利10%を5年間継続したらどうなるか?
資金は300倍を超えていく(正確には304倍)。
だから月利10%の成長が見込める分野を選び、焦ることなくイチロー思考のように淡々とこなせばいい、となる。
資本主義の絶対法則
簡単に言えば、資本主義というのは、複利を使うことで資金が大きくなるよってこと。
逆に言えば、これによってでしか、這い上がる道はない。
だからこそ、複利を深く思考し、理解し、アクションを起こす必要がある。
例えば、為替例だと元手10万円スタートで、5年継続した場合は、3000万円くらいになる。
※面倒なので税金は考慮せず。
100万円なら5年で3億円。
もちろん達成できない月もあるだろうし、マイナスとなる月もあるだろう。しかし、明確な月利目標値があり、着実に這い上がることを継続できるなら、シナリオがあり、常に優位性の高い方にベットし続けていけばそれなりの額にはなる。
シナリオがある、ということは、利確ターゲットとストップ(逆指値ポイント)が明確であるから、大負けすることはないからだ。
長期的思考である場合は、ギャンブル的な要素は排除するべきだと思う。
地道のチャンピオンたち
彼らは地道に月利5%~10%前後を淡々と繰り返してきた。
これだけのことだ。
たまに一撃で何億円当てて大金持ちみたいな奴が登場するが、はたして一撃野郎たちは、その後、生き残っているだろうか。
富裕層の王道は、月利5%~10%。
これを繰り返しているだけだ。
月利8%はどうか?
ちなみに月利8%を目指した場合、10万円スタートなら、初月は8,000円の利益獲得を目指すわけだが、これを10年間継続すると資産は約1万倍となる。
10万円が10年後には10億円に化ける。
だから長期こそ宝の山であり、長期志向こそが負けない戦略術の土台となる。
月利40%を目指すアホ
まず第一に人間の力では、月利40%の10年継続は不可能だということだ。短期間での達成はできるのかもしれないが、5年、10年の継続はできない。
将来的には、こういったことはAIができるようになると思うし、そうなれば、人間がお金を稼ぐ必要もなくなるのだろうが、現時点はまだ先の話。
ちなみに月利40%を10年間続ければ、兆かそれ以上、京の単位となるので、その時点で世界のGDPを超えてしまうから現実ではありえない。
だから現実的に「ありえる数値」を明確化して、そこを目指し、継続することのみが王道と言える。
月利5%で上出来と考えれば、一か月で10万円を使って、5000円を獲得できたら、クリア。7~8%なら非常によく、10%ならパーフェクト。もう無理はしなくていい、となる。
そして、額がでかくなればなるほど(数十億)、資金効率を落として、月利は2%前後で安定させるのだ。
資本主義の勝負
月利なら2%~8%
ここの範囲が勝負であり、ターゲットとすべきだろう。これを継続できる実力が付いてきた者は複利をかけることで、あとは長生きすればするほど、資産が増えていく状態となる。
大事なのは、明確なターゲットがあり、月利10%を甘く見ないこと。
そして、これを基準にして、余計な無理をしないこと。
※もし10年間続けられるのなら、資金は9万倍となる。
こういったことを理解すれば、マネーワールドにおいて身に着けるべき実力は
「月利7~8%前後を稼げるスキル」
ということになる。
わかりやすくお金で考えてみたが、これはどんな分野でも同じだと思う。筋肉を毎月10%パワーアップさせていくのは、さすがに厳しいが、セット数を毎月5~10%上げて行くことはできる。
10回の腕立て伏せを来月からは11回にしよう、という具合だ。
一撃の夢は捨てた方がいい。
それだと「必然的に金持ち」にはなれないからだ。
最強はこれ
大抵の人は、月利2%でも8%でもいいから継続して、じわじわと資金を大きくする、という考え方はしない。
どちらかと言えば、あわよくばの一撃狙いだろう。しかし、資本主義においては、こういったあわよくば群のほとんどは食われるようにできている。
逆に
「地道にコツコツ月利3%でも実力つけて継続だ!」
みたいな人はなかなか食われないし、最大損失額はあらかじめ明確になっている傾向がある。
だからこういった亀の子作戦を実行している者が最後には必然的に勝っていく。
一撃億り人の末路
一撃マンたちは、月利5%といったことは無視して、一発で何億円とかを当てようとするからこそ、貧乏になるとも言える。実際、リーマン後からの10年でお金持ちになった人たちは、一撃マンではなく、月利堅実マンなのだ。
一撃マンも確率論的には1万人いたら一人くらいは成功するのかもしれないが、これはたんなる確率の問題でしかない。
月利堅実マンは目立つことを嫌い、ひっそりとなりの億万長者を実行する。
金持ち父さん、貧乏父さんに影響されてマネーワールドへ足を踏み込んだ人は多いと思うが、オレは「となりの億万長者」に大きく影響されたクチだ。
だから著者であるトマス・J・スタンリー先生には猛烈に感謝している。
読んだことがない君は絶対に読んでおくべきだ。
オレが実際に読んだのはこれ。
2001年(大学時代)に出合って、その10年後に新品で買いなおしたのだ。億万長者の700人にインタビューした初代版だ。
次に出たのが、
「となりの億万長者」
でこれは1万人以上の億万長者にインタビュー&アンケートをしたもの。
これで確信となった、という決定版。
わかったことは、メディアで目立つお金持ちはフェイクであること。
そして、ほとんどが一代で億万長者となり、彼らは目立たず、ありふれた職業と家庭を持った普通の人々だった、ということだ(あなたのとなりに住んでいる普通の人は億万長者なのかもしれない)。
さらにさらに、スタンリー先生の最新作が出た!
読まなくてもいいからそばに置いておきたい!
こんなもの反射買いに決まっている。
- お金持ちは学生時代の成績が普通
- お金持ちはクーポン券使う
- お金持ちは中古物件に住む
- お金持ちはコストコで買い物をする
- お金持ちは靴を修理して履く
- お金持ちは「会社勤めをリスクが高い」と考える
- お金持ちは相続を受けておらず、1世代で成り上がっている
- お金持ちは子供が3人いる
- お金持ちは配偶者を顔で選んでいない
- お金持ちは海外でゴルフよりも、子供のスポーツ観戦
- お金持ちは海外旅行を2年に1度しかいかない etc
不思議とほとんど当てはまっている。
億万長者の共通点を徹底的にデータで証明したのは、スタンリー先生だけだろう。
こういった調査、研究には膨大な労力を必要とするから感謝しかない。だから黙って買っておけ、となるわけなのだが、試しに立ち読みでもいいから読んでみるといい。
続く