前回の続き。
エントリーするにも、撤退するにも自分の中で確固たる「根拠」があれば、ブレないのだ。
その根拠を作り上げる方法は前回話した通り(ほとんどの人はやらないからやり続けた者だけが必然的に負けないようになる)。
モノサシの獲得法
前回の記事は是非、何度も読んておくといい。
言語化するからやや複雑に思われるかもしれないが、急落や暴落時には特に「現金化しやすい知識」だからだ。
バフェットは田舎暮らしを楽しみながらこういう計算方法で「割安かどうか」をチェックしている、というのは知ってしまえば、なーるほど、なのだ。
長期で投資する際に「べらぼう」で役立つものだから、あとは不動産やゴールドなどにも応用させるだけ、となる。
予定は常に白紙状態。暇であることの重要性
消費者独占型企業を見つけて、妥当な価格を割り出してみると、ほとんどの先進国の消費者独占型企業の株は割高だ、ということに気が付くだろう。
よって今から買っても大きな収益率は期待できない状況なのだ。
だから、米中貿易戦争といったプロレス(八百長)のようなイベントが定期的に起こるから、こういった時に、日々ウォッチしている素晴らしい企業が売り崩されて「妥当株価」まで落るのを待つのだ。
だから平時の重要な作業とは「暇」であること。
そして、その時間を使って、ある程度リストアップしておくこと。それで暴落や悪材料待ち、一気に仕掛けていくのだ。
これがわかれば、例えばなぜワイがゴールドを買ったり、iDeCoの選定銘柄でも利益が出れば、コツコツ利確して、定期預金に入れているのかがわかるはずだ。
すべては次のリーマン・ショックが2020年代の中盤前後に来る。
その暴落ロードを作ってくれるのが、トランプおやじであって、多くの企業が BPS計算から見ても、超が付くほど割安水準になるから、勝負できるのだ。
絶望を感じている人が大半の中、高い投資収益率が期待できる銘柄をとことん仕込む。
そのための知識を話したわけで、この知識を知っていると、多くの人が恐怖を感じている中、それが「チャンスである」と強く認識できるようになる。
結局、金持ちになるために必要な知識やスキルは、
I.T、語学、会計
なのだが、会計の中で言えば、この妥当な株価を「中学レベルの数学力」で見出せるか、見いだせないか、だけの簡単な違いで生涯資産は暴落が発生する度に、数億円、数十億円、数百億円、数千億円とリアル変化するのが「資本主義」なのだ。
中学時代、
「方程式だとか平方根とか、一体何の役に立つのだ!」
とよく思ったものだが、本当の本当のことを言えば、語学にしても金持ちになるために使うものなのだ。
これを当時の先生がズバリと言えば、もっと早くに気が付いたはずなのだが、悔やんでも仕方ない。
考え方が全て
この考え方が身についていたらあとは電卓をたたきながら自然と節制ができる体質となる。
投資なら月利目標は3~6%を目指せばいいわけで、月利6%×10年で元本は1000倍、その半分でも500倍だから、今の1万円の無駄な消費が将来の500万円、1000万円を使っているのと同義だ、と数字ベースで分かってくる。
電卓をたたいて、ニヤついていたら気持ち悪いだろうが、学ぶに値する会計を学び、実践で使えるようになれば、常に思考はミライに向かうから、人はどうしたってニヤつくのだ。
そして、暇であることが何よりも重要であって、実際、ワイはしょっちゅう居場所を限定させず、誰からの誘いにも応じず(まず断る)、そうやって努力しながら、自分の人生に集中している。
自分が成長しない誰かとのお茶会などは無意味なのだ、とそれくらい割り切っている。