最近、ドル円シナリオが疎かになっていたので、その周辺情報(知識)シェアしておこうと思う。
なぜFXでドル円をメインとするのか?
ブログの性質上、リアルタイムに読めない人の方が多いと思うので、なぜドル円をメインとするかと、という部分から書いておく。
※一応、自慢にならない程度に、「ガチトレード成績」というカテゴリーにここでシェアしたFXのドル円シナリオの結果は載せてあるので参考にしてみるといいだろう。
チャートの形はリアルタイムで変化するわけで、後から手を加えることはできないから、フェイクではないことはわかるはずだ。
シンプルに、ドルと円は、日本人にとって「馴染みがある」。
ゆえに、
日本人の優位性
が他の通貨ペアと比べて高いからだ。
優位性が高いところのみに常にエントリーしていくのは、経済的合理性がある(リスクに対して、リターンが上回る)。
例えば、日銀政策だとか、トランプ政策、こういったことを考えていくと、他の通貨に比べれるとわかりやすい。
逆にわかりづらい通貨はチャートの形(移動平均線からの乖離がない)が整わない限り、極力、スルー。
この場合、負けてもそのあとの分析が甘くなる、という理由だ。
負けても、将来の大勝に繋がる負けにする必要があるわけで、これが努力の仕方だと思っている。
最初から完璧を目指すことなく、まずはできることからやる。努力の仕方さえ明確にすれば、あとは絶対成長する。
他人には結果しか見えないから、一種のチートだと思っている。
NYダウの動きが半端ない?
NYダウ強い。
NYダウの株高は、トランプ政策でもあるわけで、見事に下がったら回復の連続だ。
直近で見ると、利下げを織り込む形での上昇で、日経もつられる形で上昇中。
ただ「利下げ」をするなら、普通に考えれば、ドル預金していても、金利が下がるわけで、ドル円で見ると、円高要因なのだが、そうはなっていない。
株は未来を先に呑み込みにいくバクなので、日本市場が何を織り込みに上昇しているのかを考えると、この上昇(期待)は衆参同時解散と増税凍結あたり。
下がらないといけないタイミングで下がらないときは強いわけで、この強さを見る限り、まず中途半端なところでの売りは危険なタイミングだとわかる。
オレ的ドル円シナリオ
107.90付近で下落が止まっているところを見ると、この付近は強いサポートゾーンだとわかる。
為替は結局のところ上下運動だから、その中で、
- 抵抗される部分(レジスタンス)
- サポートされる部分
を見極めてポイントを獲得していく、一種のゲームだと言える。
週足、日足で見ても、下はそれなりに固いので、上下黄色のラインの間でのボックスとも見ることができる。
もしここから安値を割るようなら、よっぽど悪いファンダがない限りは割るのは逆に難しいという判断。
ここからのドル円(FX)戦略
日足で見ると、前日の高値を超えているため一旦は下がりやすい。
よって買いは待ちのタイミング(売りは引っ張る)で、一旦の押し目まで静観。
本命は108.00~107円後半がもう一度あれば、ここを本命として、買いスタートは、108.450あたりから分割でエントリー。
撤退ポイントは108.00を割ったところ。
ここを抜けない限りは、下げの流れは一旦止まったと判断する。
あとはドル円と逆相関の動きをする傾向が強い金(ゴールド)の動きをチェックすると、ダブルトップを形成して、上値で叩かれている痕跡が見て取れる。
よってゴールドはチャートの形としてもここからさらに強い上昇が来るというよりは、下に向かいやすい。
その場合、ドル円は相対的に値幅から見ても、111円~112あたりまでの回復は現実的になってくる(110円切ったままだと日本企業が困ってしまう、という裏事情もある)。
iDeCoのポジション報告
これはまた改めてシェアしていこうと思うのだが、現在は、金(ゴールド)を昨年買いまくって利確した後、従来のポートフォリオに戻した状態。
一見するとプラスでいいね、と思うかもしれないが、iDeCo(イデコ)の場合は、常に買い下がり戦略であるため、ここから下がっていくものと相対的に上昇していくものを組み合わせるのが理想だと考えている。
大事なのは、考え方と努力の仕方をインストールすること。
モデリングしかり、あらゆる分野において最重要なのはここ。