毎年、飲み代程度で使う額がざっと2000万円。
「殿、政治にはお金が掛かるわけですね。」
「うむ、年金、税金はワシたちのものであるから、好きに使うぞい。」
大事なのはここで、なるほど、上級国民のドンだから仕方ないですね・・・と終わるのか、怒りの力を爆発させて、己の基盤をさらに強化するのか、だと思っている。
「老後へ2000万円貯めろ」の2000万円は麻生卿にとっては飲み代?
この散財ぶりについて小説家の盛田隆二氏のツイートが以下。
「2000万円貯めとけ」麻生大臣の“飲み代”は年2019万円
— 盛田隆二 (@product1954) 2019年6月10日
ふーん。議員歳費2200万円、ほぼ飲み代に使ってるのか。
ほかに「文書通信交通費100万円」×12カ月=1200万円もあるし。
さらに政党交付金から1000万円程度、各議員に支給されるらしいから、1年で2000万円は楽々貯まるなhttps://t.co/GmIx9UpOuF
ひと昔前(千野アナウンサーの交通事故)は、こういった不都合な事実は表に出ることはなかったのだが、今はわかる人にはわかる時代になったわけで、先を見据えて行動しやすい時代とも言える。
こういった不満が蓄積されれば、香港のデモみたく爆発するのだろうな(香港の人口はざっと700万人で100万人以上のデモ参加者)。
年金2000万円問題も然り、不満爆発材料はごまんとあるわけで、例えばこれ。
1兆円ステルス爆買い交渉!?
欠陥戦闘機だと指摘されるのがまさにこの「B35ステルス」であって、それをわざわざ105機購入して、総額1兆円なり。
これを別のところに使えるなら、日本が抱える様々な問題(被災地完全復興、消費税の減税などなど)は大幅に好転すると思うのだが、税金をふんだんに使ってステルス爆買い交渉をした真意はまだよくわからない(こういった形で平成の間ずっと日本の富は国外流出しつづけている)。
ニュースというのは、常に人によって作られ、タイミングを見計らって発表される。
例えば今回の金融庁の「老後2000万円報告」は増税しないとこうなるぞ!の脅しであって、
麻生大臣が代表となっている資金管理団体、素淮(そわい)会の会合費2000万円問題は老後の備えとして最低でも2000万円貯金しておけ問題と増税発言への反撃だろう。
消費税増税の延期ない発言が出た?
安部総理は増税するとはまだ言ってないからな。
増税か凍結かは19日の党首討論で解散発言が出るかどうかだろう。
メディア報道では99%、衆議院の解散はなし。増税路線となっているが、安倍総理自身は今のところまだ抵抗できている状態。
結局、財務省の根回し(とニュース発表)が早くて、増税凍結・解散が言いにくい状況なのだろうが、二階グループの一部議員は選挙準備をしていて、議員自体も解散があるのかないのか、判断できない状態なので、増税は確定しているわけではないってことだ。
若者版年金解決策がコレだ!
まず日本の国民金融資産は1860兆円で、その80%を60代以上が持っている。
であれば、資金的に余裕のない若い世代が上の世代を支えるためだと思って払っているのが馬鹿らしくならないだろうか。
だから若い人は絶対年金なんて払わない方がいい。
払わなくても、自分年金くらいは自分で作れる力を持てばいいのだ。具体的には、
- 自立する
- 移住する
- 資産に金利の付く国で定期預金、または外債を購入(年4%以上はザラ)
これでいい。4%なら72の法則で18年資産は倍になる。5%なら14年、6%なら12年だ。年金としては十分機能するだろう。
日本にもある程度の金融資産を残しておきたいなら、税制上有利なものを多少なりとも仕込んでおけばいい(iDeCoなどはどちらにしても60歳以降でないと引き出せないのだから、それまでは日本を離れる、という選択肢も十分考えられる)。
だから若いうちにブログなりなんなり、飲み会などに明け暮れることはしないで、独自メディアを持ち、日本から脱出するのだ。
海外移住というのは、本当のことを言えば、亡命に近い。若い起業家、投資家たちはそのつもりで出て行っているのだ。
怪物である日本の行政に食い殺される前に亡命してる、というのが本当の現場のリアルな話。
日本社会の衰退原因は徹底した金持ち潰し、成金潰しにその本質があるわけで、国家は伝統的なお上品な金持ちはコントロール下であるから潰さないが、成金の新興の下品な金持ちは即排除するのだ。
これをわかった上で、振舞っていくといいだろう。その点、HIKAKIN(ヒカキン)などはうまくやっているように思う。
ただこの経済状況の中で這い上がるというのはある程度の困難を伴うから、新富裕層というのはどうしても下品になる(上級国民族(貴族)の「オホホホ」みたいな上品さでは這い上がれないのだ。
若者ほど大学に行く暇があるくらいなら、自立を優先させるべきだと思う。