日本の常識は“ほぼ”世界の非常識⁉BOBOSミニマリストのつぶやきブログ

世の中の「言ってはいけないこと」はほぼ正しい。BOBOSオジサンから覚醒者たちへの遺言。

貧乏で低学歴=喫煙率が高い?を検証してみた。

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煙草 たばこの喫煙率と低学歴、年収の関係

 

 

今回はタバコについて。

 

タバコに限らず、酒でもいいのだが、これをうまく好転させることができれば、ある程度の資産構築は可能ではなかろうか。

 

 

 

タバコを吸うと不健康はウソ?

 

個人的にタバコは嫌いだ(まずにおいが駄目。そして筋肉にしみる)。しかし、その一方で「必要悪」だと思っている。

 

なぜなら国全体として「クリーンさ」を求めるほど、官の権限は際限なく増長していく、という傾向があるからだ(シンガポールはまだ透明性があるので許せる、というかほぼ理想)。

 

民衆が酒もたばこも女もやらなくなるのは素晴らしいという価値観が社会に浸透すればするほどこの傾向は強くなる。

 

※アメリカで鉄砲禁止とすれば、政府の権限が増長するのと同じだ。


タバコについては、WHOがよくそれらしいデータを発表するのだが、WHOの話は常に話半分でいいのではないかと思う。

 

日本は喫煙率95%だった?

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日本の喫煙率は95%以上だった?煙草の歴史

 

せっかくの機会なので、タバコの歴史を調べて見たのだが、文政3年(1820)に江戸の煙草屋三河屋弥平次が記した

 

『狂歌煙草百首(きょうかたばこひゃくしゅ)』

 

これが一番古く、信ぴょう性があるように感じた。

 

狂歌煙草百首

元禄時代1688~1704年末のたばこの耕作地と生産量の統計及び喫煙率推定で記録されている。

 


これによると、

 

「煙草を吸わない者は一〇〇人中二~三人である」

 

といった具合で書かれている。

 

100人中、タバコを吸うのは、97人~98人?

 

本当かどうかは定かではないが、本当なら喫煙率は95%前後であったと推測できる。その一方でこの時代に「肺がん」となる人間が喫煙率の低い今ほど多かったのか、というとそういった文献は残っていない。

 

よって癌の根本的な原因は、タバコ以上に

 

  • 化学調味料
  • 添加物
  • 排気ガス
  • 建材から出る化学物質
  • 食品添加物
  • 免疫機構を著しくて低下させる薬物系

 

の方がはるかに影響が大きいのではないかと思う。喫煙率が減っても癌が減らないワケはこの辺にある。


※厚生労働省やWHOは「健康面」において強烈なプロパガンダをかけるが、上記については殆ど論じられない。


よって、健康面で見た場合のタバコの影響はゼロではないが、それ以上に怖いモノの方が身近に多々あるのだ。

 

その一方で、タバコを吸い続けることは「貧乏の壁」を突破するのは、かなり困難ではないか、と見ている。


貧乏&低学歴=喫煙率は高い?

 

資料は2010年のものなので、現在との乖離はある程度あると思うのだが、この資料を見る限り、「学歴と喫煙率」を見ると確かに中卒の方が院卒よりも喫煙率は高い(約3倍)ことがわかる。

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学歴と喫煙率表 日本の喫煙率年代別

出典元:

https://www.pbhealth.med.tohoku.ac.jp/japan21/pdf/o-27-13.pdf

 

 


▼55際~64歳男性の喫煙率

中卒 44.8%
高卒 40.2%
大卒 31.4%
院卒 16.6%

 

▼35歳~44歳男性の喫煙率

中卒 66.4%
高卒 54.9%
大卒 35.8%
院卒 17.1%

 


ここでも中卒の喫煙率は院卒の約4倍となるが、全年代で最も喫煙率が高いのは、「25歳~34歳の中卒男子」で68.4%となっている。

 

興味本位ということもあるのだろうが、高いと言えば高い。

 

さらに中卒女子となると25歳~34歳で49.3%、35歳~44歳で47.5%とある。


ここまでで学歴が短い方が喫煙率が高い傾向にある、ということは言えそうだ。


学歴と年収の関係はどうか?

 

男性22歳~24歳では

 

  • 大学・院卒が22.64万円
  • 高卒が19.86万円

 

ここではそれほどの開きはない。

 

ただ50歳~54歳になると

 

  • 大学・院卒が53.52万円
  • 高卒は34.7万円

 

大卒・院卒の7割以下の賃金になる。


これだけでタバコと年収の関係は判断できないが、低所得者層、低学歴層の喫煙率は高い傾向にあるのではないか、と言ってもいいだろう。

 

※馬鹿にするわけではないが、土木関係、建築業の方々の喫煙率は高いように思う。

 

浪費習慣の転化でしかお金持ちにはなれない法則

 

お金が持つ能力のひとつである「投資」機能を使おうとした場合、スタート段階であればあるほど、「浪費」や「消費」を投資に転化する必要がある。

 

例えば、タバコだ。これを一生涯、買い続けるととんでもない数字になるのだ。

 

逆にこれをiDeCoや積み立てNISAにした場合、「65歳まで」にいくらの資産が出来ているのか?

 

20歳なら45年間
30歳なら35年間
40歳なら25年間

 

計算してみると、驚きの数字となるはずだ。

 

これはツイッターでも書いた通り。

 

 

タバコを例にしているが、これは携帯でも酒でも一緒だ(携帯関連費用は、生涯で約1000万円前後だ)。

 

だからハッキリ言えば、タバコを吸っている者が年金返せデモに参加するのは、物の見方を変えなければ一生そのままだろう。

 

日本に残された数少ない仕組みに長期間転化&運用すれば、年金分(2000万円)くらいは時間さえかければ、意外と楽にカバーできてしまうのだ。

 

喫煙貧乏族に喫煙を止めよう!と言っても中毒であるがために(自分の意志で吸っていると思っている)無駄な努力だろう。

 

そういったタバコ族(社会にとっては必要悪)を横目に、自らは若いうちにひと財産築き、吸いたければその後で存分に楽しめばいいのだ。


余談

 

余談になるが、昔の「成長期」の日本は多くの人がタバコを吸っていたように思う。

 

  • バスやタクシー、新幹線の中でのタバコは当たり前。
  • 煽り運転も日常的。
  • ゴミも道に溢れていた。

 

でも活気がり、鬱や自殺者、癌患者もうんと少なかったはずだ。

 

「頑張れば、上に這い上がれる」

 

という成長率が高いほど、人は本当の意味で健全化するのではないかと思う。

 

一方で成長率が抑制されて、しぼんでいくと人間の精神はスポイルされて、病気になっていくのではないかと思うのだ。

 

そう考えれば、本当の癌は

 

「成長を妨害しようとするあらゆるもの」

 

となる。

 

その代表的なものが「金持ち潰し」。

 

ここ数十年、日本がやって来たことのひとつがこれだろう。

※だから平成の時代において国内の長期積立型投資は報われていないはずだ。

 

田中角栄のリクルート事件から始まり、ホリエモンが吊るされ、カルロス・ゴーンも潰された。

 

この体制において国家が繁栄していれば文句はないのだが、この数十年金持ち潰しに明け暮れた日本の現状を考えると、残念で仕方がない。

 


具体例

 

這い上がるための具体例はコレだ。

 

 


さらに付け加えるなら、ある行為をすると、平均75万円の年収アップが期待できる習慣がある。

 

長くなったので、続きはまた次回。

 

※タバコと癌、年収の因果関係、資料はより信ぴょう性の高いものが入手できれば、 本記事を更新しておきます(ブックマークがおススメ)。